2012年06月08日
カーボンボディなスピニングリール!増えましたねぇ
少し前、スピニングリールの素材といえば汎用樹脂、アルミ、マグネシムといったところがメインでした。
でもダイワから07ルビアスがリリースされてからというもの、カーボンボディを採用したスピニングリールが続々と登場してますね。
カーボンボディの魅力といえば、金属と同等の強度(ねじれ合成)を持ちながら、軽量に仕上がること。また金属と違い、耐塩性に強く腐食しにくいことなどが挙げられます。また、金属ほど冷たくならないから、真冬に使用すると手が冷たくなりにくい、なんていうメリットもありますね。
ネガティブな面も全くないわけじゃありません。金属のように延性・展性がないので、ねじれ合成は高くてもある一線を越えた瞬間、「バキッ」と折れてしまう可能性はあります。ただ、その限界点は高く設定されているので、リールの設計強度を超えなければそんな破損も少ないですね。
カーボン樹脂、ダイワではZAION(ザイオン)、シマノではCI4、CI4+と名付けられてますが、やはりメーカーによって組成が違うため、感触も少し違いますよ。
ザイオンは、「硬い」という印象です。金属に近いカッチリしたフィーリングですね。負荷の掛かった状態でも変形しそうな感じはありません。
シマノのCI4はより樹脂に近い感じです。ザイオンほど硬いという感じではなく、樹脂っぽさを感じます。多少たわむ感じ、と言えばいいでしょうか。汎用樹脂を採用したモデルよりはしっかりしてますけどね。ヴァンキッシュのローターや12レアニウムのボディで採用されたCI4+はCI4よりは硬い感じですね。感触としてはザイオンに近いかな。負荷をかけたことがないのでわかりませんが、強度はアップしているようです。
いずれにしても、アルミボディのリールに比べると軽量に仕上がります。ダイワではトップグレードのイグジストでもザイオンを採用とその信頼性も高くなってますので、今後主流になるであろう素材ですね。
シマノではそこまでカーボン樹脂にこだわらないようで、ステラやヴァンキッシュといったトップグレードでは金属(アルミやマグネシウム)をまだまだ使い続けるでしょう。これはメーカーのスタンスの違いですから、悪いことじゃありません。選択肢はたくさんあったほうがいいわけですし。
ということで、現在リリースされているカーボンボディリールをご紹介しておきますね。

ダイワ(Daiwa)ルビアス 2500

ダイワが初めてザイオンを使用した小型スピニングが07ルビアス。カーボンボディとリアルフォーを組み合わせた上位モデルでした。それまでとまったく違う素材だったためかリリース初期は精度に当たり外れがあったようですが、さすがに熟成されて現在は初期不良がほとんどありませんね。
イグジストがモデルチェンジしたことで、今年か来年あたり、ルビアスもモデルチェンジでしょうか。
この他のルビアスは下の検索リンクから。
DAIWA ルビアス


ダイワ(Daiwa)11フリームス 3520PE-SH

第2弾がこの11フリームスでした。カルディアが先か、とも思いましたがまずは下のグレードに当たるフリームス。ボディなどはカルディアとほぼ共通ですが、マグシールドではなくオイルシールを採用した防水ボディですね。コストパフォーマンスが高いモデルです。スプールが若干重い感じですが、気になる場合はRCSスプールやカルディア、セルテートのスプールと交換することで軽くなりますね。
この他のフリームスは下からどうぞ。
DAIWA 11フリームス


ダイワ(Daiwa)11カルディア 2506

セルテートで採用されたマグシールド・リアルフォーをカーボンボディに搭載したのがこの11カルディア。フリームスよりも軽量化されたスプールで、クラス最軽量のひとつになりました。こちらもコストパフォーマンスが高く、人気のモデルですね。スムースな回転フィールは価格以上のものがありますよ。
この他の11カルディアはこちらから
DAIWA 11カルディア


ダイワ(Daiwa)12 イグジスト 2510R-PE

ダイワのフラッグシップシリーズ、イグジストもザイオンボディとなりましたね。金属と同等の強度を持つザイオンを高精度で削り出したイグジスト。カーボン樹脂が金属に劣らないというダイワのメッセージのようです。エアローター&マグシールドに加え、ラインローラーにもマグシールドを搭載し、ラインローラーをメンテナンスフリーにしてますよ。
この他のイグジストはこちらで
DAIWA 12イグジスト

シマノからは、09レアニウムが初出のCI4ボディ。現在は12レアニウムにモデルチェンジしています。12レアニウムはCI4+ヘ素材変更されました。

シマノ(SHIMANO)レアニウムCI4 1000S

こちらは初代レアニウム。発表時はその軽さに驚きましたが、ボディの金型はナスキーと同じもののようでした。軽さは評価できますが、ちょっと強度が劣るかな、という印象。メンテナンスのために分解したらよく意味のわからないところにワッシャーが。多分、精度がいまいちだったんじゃないでしょうか。最初期のレアニウムですけどね。

シマノ(SHIMANO)10 セフィアCI4 C3000HGSDH

初代レアニウムをベースにしたエギングモデルがセフィアCI4シリーズですね。ベースとの違いはハンドルまわりとカラーリング程度で、追加モデルとしてハイギア仕様が登場しました。

シマノ(SHIMANO)ソアレCI4 C2000PGS

初代レアニウムからボディカバーやローターを変更して登場したシリーズですね。基本構造はあまり変わってませんが、ターゲットに合わせた小変更が施されてます。ソアレシリーズはメバリング・アジングに適してますね。ハイギアモデルとローギアモデルが用意されてます。

シマノ(SHIMANO)コンプレックスCI4 2500HGS F4

バスフィッシングにアジャストさせたシリーズがコンプレックスCI4。3機種ラインナップで全て6.0:1のハイギアとなります。使用するラインに合わせた構成で、フロロカーボンライン3lb・4lb・6lbにアジャストさせてます。

シマノ(SHIMANO)エクスセンスCI4 C3000M

シーバスシリーズがこのエクスセンスCI4。シーバスフィッシングに特化した2機種が用意されます。ベイエリアでのランガンに適したC3000Mのほか、サーフやキャスティングゲームも可能な4000Sが用意されます。

シマノ(SHIMANO)12 レアニウムCI4+ 2500S

今年モデルチェンジしたニューモデル、12レアニウムです。ボディ・ローターの素材はCI4+へとグレードアップされ、さらに軽量に仕上がりましたね。ローターには上位モデルのヴァンキッシュと同じマグナムライトローターを採用してます。カーボンボディ版のヴァンキッシュ?
この他の12レアニウムはこちらにも
SHIMANO 12レアニウム

ダイワではベイトリールにもザイオンを使用し始めてますし、今後さらにカーボンリールが増えるんでしょうね。






でもダイワから07ルビアスがリリースされてからというもの、カーボンボディを採用したスピニングリールが続々と登場してますね。
カーボンボディの魅力といえば、金属と同等の強度(ねじれ合成)を持ちながら、軽量に仕上がること。また金属と違い、耐塩性に強く腐食しにくいことなどが挙げられます。また、金属ほど冷たくならないから、真冬に使用すると手が冷たくなりにくい、なんていうメリットもありますね。
ネガティブな面も全くないわけじゃありません。金属のように延性・展性がないので、ねじれ合成は高くてもある一線を越えた瞬間、「バキッ」と折れてしまう可能性はあります。ただ、その限界点は高く設定されているので、リールの設計強度を超えなければそんな破損も少ないですね。
カーボン樹脂、ダイワではZAION(ザイオン)、シマノではCI4、CI4+と名付けられてますが、やはりメーカーによって組成が違うため、感触も少し違いますよ。
ザイオンは、「硬い」という印象です。金属に近いカッチリしたフィーリングですね。負荷の掛かった状態でも変形しそうな感じはありません。
シマノのCI4はより樹脂に近い感じです。ザイオンほど硬いという感じではなく、樹脂っぽさを感じます。多少たわむ感じ、と言えばいいでしょうか。汎用樹脂を採用したモデルよりはしっかりしてますけどね。ヴァンキッシュのローターや12レアニウムのボディで採用されたCI4+はCI4よりは硬い感じですね。感触としてはザイオンに近いかな。負荷をかけたことがないのでわかりませんが、強度はアップしているようです。
いずれにしても、アルミボディのリールに比べると軽量に仕上がります。ダイワではトップグレードのイグジストでもザイオンを採用とその信頼性も高くなってますので、今後主流になるであろう素材ですね。
シマノではそこまでカーボン樹脂にこだわらないようで、ステラやヴァンキッシュといったトップグレードでは金属(アルミやマグネシウム)をまだまだ使い続けるでしょう。これはメーカーのスタンスの違いですから、悪いことじゃありません。選択肢はたくさんあったほうがいいわけですし。
ということで、現在リリースされているカーボンボディリールをご紹介しておきますね。

ダイワが初めてザイオンを使用した小型スピニングが07ルビアス。カーボンボディとリアルフォーを組み合わせた上位モデルでした。それまでとまったく違う素材だったためかリリース初期は精度に当たり外れがあったようですが、さすがに熟成されて現在は初期不良がほとんどありませんね。
イグジストがモデルチェンジしたことで、今年か来年あたり、ルビアスもモデルチェンジでしょうか。
この他のルビアスは下の検索リンクから。
DAIWA ルビアス

第2弾がこの11フリームスでした。カルディアが先か、とも思いましたがまずは下のグレードに当たるフリームス。ボディなどはカルディアとほぼ共通ですが、マグシールドではなくオイルシールを採用した防水ボディですね。コストパフォーマンスが高いモデルです。スプールが若干重い感じですが、気になる場合はRCSスプールやカルディア、セルテートのスプールと交換することで軽くなりますね。
この他のフリームスは下からどうぞ。
DAIWA 11フリームス

セルテートで採用されたマグシールド・リアルフォーをカーボンボディに搭載したのがこの11カルディア。フリームスよりも軽量化されたスプールで、クラス最軽量のひとつになりました。こちらもコストパフォーマンスが高く、人気のモデルですね。スムースな回転フィールは価格以上のものがありますよ。
この他の11カルディアはこちらから
DAIWA 11カルディア

ダイワのフラッグシップシリーズ、イグジストもザイオンボディとなりましたね。金属と同等の強度を持つザイオンを高精度で削り出したイグジスト。カーボン樹脂が金属に劣らないというダイワのメッセージのようです。エアローター&マグシールドに加え、ラインローラーにもマグシールドを搭載し、ラインローラーをメンテナンスフリーにしてますよ。
この他のイグジストはこちらで
DAIWA 12イグジスト
シマノからは、09レアニウムが初出のCI4ボディ。現在は12レアニウムにモデルチェンジしています。12レアニウムはCI4+ヘ素材変更されました。

こちらは初代レアニウム。発表時はその軽さに驚きましたが、ボディの金型はナスキーと同じもののようでした。軽さは評価できますが、ちょっと強度が劣るかな、という印象。メンテナンスのために分解したらよく意味のわからないところにワッシャーが。多分、精度がいまいちだったんじゃないでしょうか。最初期のレアニウムですけどね。

初代レアニウムをベースにしたエギングモデルがセフィアCI4シリーズですね。ベースとの違いはハンドルまわりとカラーリング程度で、追加モデルとしてハイギア仕様が登場しました。

初代レアニウムからボディカバーやローターを変更して登場したシリーズですね。基本構造はあまり変わってませんが、ターゲットに合わせた小変更が施されてます。ソアレシリーズはメバリング・アジングに適してますね。ハイギアモデルとローギアモデルが用意されてます。

バスフィッシングにアジャストさせたシリーズがコンプレックスCI4。3機種ラインナップで全て6.0:1のハイギアとなります。使用するラインに合わせた構成で、フロロカーボンライン3lb・4lb・6lbにアジャストさせてます。

シーバスシリーズがこのエクスセンスCI4。シーバスフィッシングに特化した2機種が用意されます。ベイエリアでのランガンに適したC3000Mのほか、サーフやキャスティングゲームも可能な4000Sが用意されます。

今年モデルチェンジしたニューモデル、12レアニウムです。ボディ・ローターの素材はCI4+へとグレードアップされ、さらに軽量に仕上がりましたね。ローターには上位モデルのヴァンキッシュと同じマグナムライトローターを採用してます。カーボンボディ版のヴァンキッシュ?
この他の12レアニウムはこちらにも
SHIMANO 12レアニウム
ダイワではベイトリールにもザイオンを使用し始めてますし、今後さらにカーボンリールが増えるんでしょうね。


