2018年11月06日
冬には冬用のシュラフがオススメ!

西のほうでは夏日だったようですが、関東は強い雨が降っています。気温はそれほど低くないですが日差しがないと寒く感じますね。そして自転車通勤ではこの雨で心が折れそうになります。特に顔が冷たいなぁ。
徐々に季節は冬へと向かっていますね。これからの季節、車中泊やキャンプではしっかりした保温性のある寝具が必要になりますよ。宿泊を伴う冬山登山となるとかなり特殊な環境になりますが、車中泊・冬キャンプもある意味特殊といえば特殊。それなりの用意が必要ですよ。
キャンプの寝具といえばシュラフ、寝袋が一般的ですが、冬はより保温性の高いマミーシュラフがオススメです。封筒型(レクタングラー)よりもタイトな作りで温まった空気が無駄になりにくいですよ。

ウィンターマミーシュラフとして車中泊などで人気のイスカ スーパースノートレック1500です。当初のモデルはスノートレック1000でしたが、中綿を増量してより保温性を高めたモデルとして登場した化繊中綿シュラフのフラッグシップですね。氷点下に下がるような夜でも暖かいですよ。
センターファスナーシュラフなので、寝袋に不慣れな人でも使いやすいですし、イスに座った状態でも使用できるのが特徴ですね。ダブルスライダーのファスナーによって足先だけを出すことも可能、靴を履いたままでも使えます。
保温性の高さは中綿の量だけで成り立つわけじゃありません。ヒートロスの少ないダブル構造、ファスナー周辺からのヒートロスを防ぐドラフトチューブ、首周りからの放熱を防止するショルダーウォーマーなどを搭載してますよ。
使用する中綿は化繊のポリエステル中空綿。繊維の中に空洞があるためたくさんの空気を含むことができます。そのため保温性に優れるんですね。また水濡れや湿気にも強く、メンテナンスもしやすいですよ。
ただし収納サイズは大きめ、直径23×48cmなので収納スペースは圧迫しますね。人数分となるとかなり、です。コンプレッションベルトなどを使用して多少小さくすることは可能ですけどね。重さも2800gあり決して軽くはありません。冬の車中泊やキャンプでは荷物が多くなりがちですから工夫しながら収納してください。
¥16200(税込)

イスカのスノートレック1000はスノートレック1300へとバージョンアップしてます。中綿を1000gから1300gへ増量です。
こちらもドラフトチューブやダブル構造、ショルダーウォーマーなどを採用した本格ウィンターシュラフですね。スーパースノートレックよりはやや軽く収納サイズも少しコンパクトです。雪中キャンプなどでは保温性が物足りないこともあると思いますが、ウェアを工夫したりブランケットなどを併用することである程度対処可能ですね。
ちなみに収納サイズは38×23×44cm、重量は2500gほどとなってます。
スーパースノートレックほどの保温性は必要ない、という場合はこちらもオススメですね。
¥15120(税込)
スノートレックシリーズよりもタイトな形状で保温性を確保しているアルファライトシリーズもあります。こちらも化繊中綿を使用してますよ。
アルファライト1300EXは中綿1300gながら、最大マイナス20度程度まで使用可能とされてます。
こちらはよりヒートロスの少ない瓦葺構造を採用。ドラフトチューブ、ショルダーウォーマーに加え頭部の放熱を防ぐフードチューブも採用してますよ。
重量は約2000g、収納サイズはφ28×46cmとなってます。
¥21600(税込)
中綿1000gのアルファライト1000EXは最大-12度対応。とはいえ、寒さの感じ方は個人差も大きいのでそこまでは無理、という人も。氷点下5℃程度くらいまでなら寒くはないと思いますよ。
収納サイズφ25.5×40cm、重量は1720g程度となります。
¥19980(税込)

ロゴスのマミーシュラフで最も保温性に優れるのがこちらのウルトラコンパクトアリーバ・-15です。やはり中綿はダイナファインファイバーと呼ばれる化繊ですね。
ファスナー部のヒートロスを防ぐドラフトチューブを採用、またシュラフ内の湿気を排出するモイスチャーマネジメントによって汗冷えも防ぎますよ。保温性は表示の-15も可能ですね。とはいえ、感じ方やウェアによって左右されますが。
コンパクトアリーバのネーミングは収納サイズが化繊中綿シュラフとしてはコンパクトに収まるから。収納袋にコンプレッション機能があるため、小さくなりますよ。自宅で保管する際はロフトを落とさないようにコンプレッション機能は使用せず、出かける前に縮めるといいですよ。
重量は約2kgとなります。
¥22680(税込)

マイナス6度対応のモデルもあります。ウルトラコンパクトアリーバ・-6です。
¥16908(税込) 11%割引
収納スペースや重量を抑えたい、という場合はダウンシュラフがオススメ。ただ、経験則として背中のダウンが潰れやすいのでマットは断熱性・保温性の高いものを組み合わせた方が寒さを感じにくくなりますね。

エアの名の通り軽量なウィンターマミー、イスカ エア700SLです。ゴールデンウィークの北アルプスや厳冬期の中級山岳も使用する本格派ダウンシュラフです。使用するダウンも720FPと高品質ですね。
-15度対応ながら、ダウンの軽さと軽量なナイロンシェルによって1100gの軽さとなってます。収納サイズも直径20×34cmとコンパクトですよ。
ただしダウンは水濡れに弱いので、結露などで濡らさないよう、シュラフカバーの併用をオススメします。シェルに撥水処理は施されていますが念のため。
¥38880(税込)

ナンガのダウンバッグ1100STDも軽量で暖かいシュラフです。ナンガのシュラフの中でコストパフォーマンスも重視したシリーズで650FPダウンに40Dナイロンシェルとなってます。
ダウンシュラフとしてはやや重い印象ではありますが、ダウンを1100g封入し総重量1770gとなってます。収納サイズは直径23×35cmとコンパクトですね。
¥52164(税込)
寒くて眠れないというのは辛いです。できるだけ寝具は暖かいものをご用意ください。


