2014年08月11日
敢えて今?!ダイワのニューモデルにスピンキャスト!
ニューモデルが続々登場する秋。ダイワのサイトでも9月・10月に登場するモデルが掲載され始めました。
来月9月には、スピニングリールの14月下美人が登場しますね。14カルディアをベースにしたメバリング・アジングをターゲットにしているモデルです。従来にはなかった2504というサイズもラインナップされますし、なんとラインローラーにはマグシールドが採用されているようです。そしてエアローターの素材がザイオン製に。これってイグジストと同じ!?かなり気合を入れてモディファイしてますね。

その月下美人は追々ご紹介するとして、個人的におぉ!と思ったニューモデル、それがスピンキャスト/アンダースピンという2つのクローズドフェイスリールです。

敢えて今か!と驚きと懐かしさが入り混じってます。実はスピンキャストリール、昔から好きだったんですよ。もちろん、淘汰されたような感じになってしまているには理由があって万能なリールじゃりません。でも使っていて面白く、それほど大きくない魚とのやり取りも楽しい、ファンなリールなんですよ。
まずはスピンキャストのネガティブな面を書いておきましょうか。まず、巻き上げパワーの少ないものがほとんどでした。構造上、小さなピンにラインを引っ掛けて巻くことになるので、ベイト程の巻き上げパワーは期待できないし、スピニングよりもラインにかかる負担は大きめになりますね。
フロントカバーの穴からラインが放出されるため、放出抵抗も大きめになります。そのため、ロングキャストが要求される釣りにはあまり向いてませんね。
その反面、メリットもありますよ。キャストの際は、クラッチボタン(レバー)を押しながら(引きながら)振りかぶり、リリースの瞬間にクラッチボタン(レバー)を離すだけ、とキャストしやすいんです。ルアーフィッシングが初めての人でもキャストで悩むことはほとんどありません。またバックラッシュなどのライントラブルも少ないです。まれにトラブルとフロントカバーが面倒ですけどね。
この特性がスピンキャストリール=初心者向けのイメージを定着させちゃったのかもしれませんが、進化する可能性は秘めてると思うんです。
クラッチレバーを押すとシャフトの回転がロックされます。これはレバーブレーキのような使い方が可能になるんですよね。レバーブレーキではブレーキパワーの調整が可能ですが、スピンキャスト系はオン・オフのみでハンドルを回してロックを解除するんですけど。ラインの送りをロックできるので、ちょっと強引に魚の向きを変えることができます。ドラグタイプでは難しい芸当ですよね。瞬時にラインをロックさせるのは難しいですから。
そして、ドラグも搭載されてます。ただし、大きなワッシャーや高性能なドラグは採用されていないので、上位モデルのスピニングのような滑らかな出方は期待できないんですけどね。これは構造的な問題じゃないので、進化させる余地はあるんですけど。あまり売れないから進化も止まってしまったんでしょうか。
でもアンチリバースのオンオフを使用すればハンドルを逆転させてラインを送り出すことも可能で、慣れるとラインのヨレを発生させることなくやり取りすることも可能です。魚がヒットしたらアンチリバースをオフにして、ハンドルの正転・逆転を駆使したやり取りができるんですね。
と前置きが長くなりましたが、新しいスピンキャスト80、アンダースピン80。金型から一新されてますね(一説には古い金型が劣化して使えなくなったから、という話もありますが)。リールフットの形状が新しいです。で、相変わらずベアリングは使用されてないようで、内部のギア構造などは変わってないのかな。カムなどは使用せず、マスターギアとピニオンギアの組み合わせでオシュレートします。

こちらはST10のギアですが、思いっきりシンプルでしょ。
ハンドル形状は一新されてますが、よく見るとハンドルの付け根にアルミカバーを付けただけ、のようにも見えますね。フロントカバーの形状も変わりました。ちょっと軽量化されたようです。
そしてスプールも変わったようです。詳しくはわかりませんが、糸巻量は少なくなっているところを見ると、シャロースプール化されたんでしょうか。ダイワサイトでは「従来品より豊富な糸巻量」と書いてますが、旧モデルとなる小さい方のSTー20が1.5号(6lb相当)が110mで、スピンキャスト80が6lbが95mとなってます。カバー形状からすると、もしかしたらスプール径は大きくなっているかもしれませんね。

そして、ブラックとアルマイトレッドのカラーリング、往年のアブ クローズドフェイススピニングシリーズを彷彿とさせます。クローズドフェイススピニングはクローズドフェイスリールとはよく似てますが、別物ですけどね。
個人的にアンダースピン80は欲しいな、と思います。価格もおそらくリーズナブルでしょうし。残念ながらスピンキャスト80はしっくりきそうなロッドを持ってないので、スピニングロッドが使用できるアンダースピンが無難でしょう。
で、購入するまでは手持ちのアンダースピンをもう一度復活させて遊んでみようかな。何度も言いますが、可能性は秘めてるんです、メーカーさんが本腰を入れて改良してくれたらもっと面白くなるのになぁ。

で、現在ナチュラムさんに掲載されてるスピンキャストリール、これしかありませんでした。このあたりが入門用と思われちゃう一因?

Shakespeare(シェイクスピア) DISNEY MICKEY MICKEYLTKIT (ミッキーライトキット ミッキーマウス)

お子様向けロッド・リールのコンボキット。クラッチを押すと光るらしいです。
¥2891(税込) 15%割引








来月9月には、スピニングリールの14月下美人が登場しますね。14カルディアをベースにしたメバリング・アジングをターゲットにしているモデルです。従来にはなかった2504というサイズもラインナップされますし、なんとラインローラーにはマグシールドが採用されているようです。そしてエアローターの素材がザイオン製に。これってイグジストと同じ!?かなり気合を入れてモディファイしてますね。

その月下美人は追々ご紹介するとして、個人的におぉ!と思ったニューモデル、それがスピンキャスト/アンダースピンという2つのクローズドフェイスリールです。

敢えて今か!と驚きと懐かしさが入り混じってます。実はスピンキャストリール、昔から好きだったんですよ。もちろん、淘汰されたような感じになってしまているには理由があって万能なリールじゃりません。でも使っていて面白く、それほど大きくない魚とのやり取りも楽しい、ファンなリールなんですよ。
まずはスピンキャストのネガティブな面を書いておきましょうか。まず、巻き上げパワーの少ないものがほとんどでした。構造上、小さなピンにラインを引っ掛けて巻くことになるので、ベイト程の巻き上げパワーは期待できないし、スピニングよりもラインにかかる負担は大きめになりますね。
フロントカバーの穴からラインが放出されるため、放出抵抗も大きめになります。そのため、ロングキャストが要求される釣りにはあまり向いてませんね。
その反面、メリットもありますよ。キャストの際は、クラッチボタン(レバー)を押しながら(引きながら)振りかぶり、リリースの瞬間にクラッチボタン(レバー)を離すだけ、とキャストしやすいんです。ルアーフィッシングが初めての人でもキャストで悩むことはほとんどありません。またバックラッシュなどのライントラブルも少ないです。まれにトラブルとフロントカバーが面倒ですけどね。
この特性がスピンキャストリール=初心者向けのイメージを定着させちゃったのかもしれませんが、進化する可能性は秘めてると思うんです。
クラッチレバーを押すとシャフトの回転がロックされます。これはレバーブレーキのような使い方が可能になるんですよね。レバーブレーキではブレーキパワーの調整が可能ですが、スピンキャスト系はオン・オフのみでハンドルを回してロックを解除するんですけど。ラインの送りをロックできるので、ちょっと強引に魚の向きを変えることができます。ドラグタイプでは難しい芸当ですよね。瞬時にラインをロックさせるのは難しいですから。
そして、ドラグも搭載されてます。ただし、大きなワッシャーや高性能なドラグは採用されていないので、上位モデルのスピニングのような滑らかな出方は期待できないんですけどね。これは構造的な問題じゃないので、進化させる余地はあるんですけど。あまり売れないから進化も止まってしまったんでしょうか。
でもアンチリバースのオンオフを使用すればハンドルを逆転させてラインを送り出すことも可能で、慣れるとラインのヨレを発生させることなくやり取りすることも可能です。魚がヒットしたらアンチリバースをオフにして、ハンドルの正転・逆転を駆使したやり取りができるんですね。
と前置きが長くなりましたが、新しいスピンキャスト80、アンダースピン80。金型から一新されてますね(一説には古い金型が劣化して使えなくなったから、という話もありますが)。リールフットの形状が新しいです。で、相変わらずベアリングは使用されてないようで、内部のギア構造などは変わってないのかな。カムなどは使用せず、マスターギアとピニオンギアの組み合わせでオシュレートします。
こちらはST10のギアですが、思いっきりシンプルでしょ。
ハンドル形状は一新されてますが、よく見るとハンドルの付け根にアルミカバーを付けただけ、のようにも見えますね。フロントカバーの形状も変わりました。ちょっと軽量化されたようです。
そしてスプールも変わったようです。詳しくはわかりませんが、糸巻量は少なくなっているところを見ると、シャロースプール化されたんでしょうか。ダイワサイトでは「従来品より豊富な糸巻量」と書いてますが、旧モデルとなる小さい方のSTー20が1.5号(6lb相当)が110mで、スピンキャスト80が6lbが95mとなってます。カバー形状からすると、もしかしたらスプール径は大きくなっているかもしれませんね。
そして、ブラックとアルマイトレッドのカラーリング、往年のアブ クローズドフェイススピニングシリーズを彷彿とさせます。クローズドフェイススピニングはクローズドフェイスリールとはよく似てますが、別物ですけどね。
個人的にアンダースピン80は欲しいな、と思います。価格もおそらくリーズナブルでしょうし。残念ながらスピンキャスト80はしっくりきそうなロッドを持ってないので、スピニングロッドが使用できるアンダースピンが無難でしょう。
で、購入するまでは手持ちのアンダースピンをもう一度復活させて遊んでみようかな。何度も言いますが、可能性は秘めてるんです、メーカーさんが本腰を入れて改良してくれたらもっと面白くなるのになぁ。
で、現在ナチュラムさんに掲載されてるスピンキャストリール、これしかありませんでした。このあたりが入門用と思われちゃう一因?

お子様向けロッド・リールのコンボキット。クラッチを押すと光るらしいです。
¥2891(税込) 15%割引



