2011年03月23日
ニューフリームス!カーボンボディ&エアローターも搭載
ダイワのニュースピニング、フリームスがナチュラムさんに入荷してきました。
旧モデルとなるフリームスKIXは、どうしても重さが気になるリールで、特にルアーフィッシングではイマイチな感じだったんですが。
今度のフリームスは軽量なボディを手に入れてます。
ボディには軽量なカーボン樹脂ZAION(ザイオン)を採用、ローターも同じザイオンを使用したエアローターへと大幅なバージョンアップを施されたまったく別物のリールになってますね。
ルビアス譲りのザイオンとセルテート譲りのエアローターで武装したことで、旧モデルになるフリームスKIXから大幅に軽量化。2500番同士の比較では50gも軽くなってます。上位モデルにあたるカルディアとの比較でも2500番同士では20g、フリームスのほうが軽量です。
今後、カルディアもモデルチェンジすると思いますが、その際にはこのフリームスの金型で作られるんでしょうね。
何しろ、フリームスのボディは全くの新型です。金型から一新されてますから、カルディアにも使用されるでしょう。
エアローターはセルテートと同一形状です。こちらももちろん従来のフリームスKIXから大幅に軽量化。
気になるのはセルテートで採用されているマグシールドが採用されているか、でしたが、残念ながら未採用です。軽量化のための大きな穴の開いたローターでは防水構造は必須ですから、マグシールド以外の方法で対処されてます。
マグネットと磁性オイルで防水・防塵するのがマグシールドですが、やはりコストがかかるんでしょう。フリームスの価格帯では採用できなかったようです。
その代わりに採用されたのが、リーズナブルながら十分な効果を発揮するオイルシールです。磁性オイルを使用したセルテートでは、ローターの接触抵抗も極力少なくすることができましたが、フリームスではシリコンオイルを含んだフェルトが接触します。とはいえ、従来のローター構造に比べると抵抗は少ないし、リーズナブルに最大限の効果を発揮させられる構造でしょう。防塵性に関してはセルテートよりも安心感がありますし。
マグシールドのようにメンテナンスフリーとはいきませんが、オイルを補充することで性能を復活させられるのは、自分でメンテナンスする人には便利かも(あくまで自己責任ですけど)。
ローターが軽量化されたことで、ストップ&ゴーでも慣性によってローターが回転し続けようとする力が少なくなり、より意のままにルアーを操作できますね。これはセルテートでも感じたことですが、レスポンスの良さが光ります。
思った場所でリーリングが止められるフィーリングは、使い慣れると他のリールに違和感を感じるほどです。
その代わり、回り続けようとする力が少なくなることでネガティブな面も感じなくもありません。
リールの巻き始めはとっても軽く感じますが、従来のモデルのように徐々に軽くなる感触が少ないです。慣性が少ないからでしょう。
そのため、長距離をハイスピードで巻き上げるというような使い方だと負担が大きくなる感じがしますね。ロングキャスト&ハイスピードリトリーブといった使い方では従来の構造の方が適しているかも。もっともこれはケースバイケースかな。
また、ローターが軽くなることでリールの重心がリールフット側に寄るので、ロッドにセットすると軽く感じられます。これはシマノスピニングのバランスボディと同じ理屈でしょう。リールフットに重心を寄せることでリールがコンパクトに感じます。長時間使用しても疲れにくいでしょう。
旧モデルとなるフリームスKIXとは全く別物に仕上げられたニューフリームス、ミドルグレードのスピニングとしてはかなり凝ったリールですよ。
現在のところリリース直後ということで割引率が低いですが、今後デリバリーが安定して1万円台前半の価格になったらかなりオススメできるリールです。
ちなみにスプールは、RCSのリアルフォー対応スプールが搭載可能です。でもフリームスのスプールは取り付けできません。RCSスプールにワッシャーをかませることで取り付けできるということだそうです。
ダイワ(Daiwa)11フリームス 2000
定価¥15645のところ、¥10950 30%割引
ダイワ(Daiwa)11フリームス 2004
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ダイワ(Daiwa)11フリームス 2500
定価¥16590のところ、¥11610 30%割引
ダイワ(Daiwa)11フリームス 2506
定価¥17115のところ、¥11980 30%割引
ダイワ(Daiwa)11フリームス 2508
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ダイワ(Daiwa)11フリームス 3000
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Posted by あごひげあざらし at 12:34
│リールの基礎知識
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