2008年02月01日
マルチツールやナイフの話
高校生の時、登山部に入ってた管理人。バリバリの山家!というわけにはいかず、春から秋の山行には何とか出るものの、晩秋以降、冬山はキャンセルなヘタレでした。
ウチの高校の登山部は部員わずか5名(泣)の弱小団体。だけど歴史は古く、OBの中にはエベレストだ、ヒマラヤだと世界をまたにかけるアルピニストも輩出しちゃってる。。。。。
このギャップが当時の部員の悩みのタネでした。だって、高校の部活の山行にOBがついて来るんだもん。当時よく来てくれていたOBは、明治大学・早稲田大学など、大学のバリバリ体育会系山岳部員。体の作りが俺たちと別物じゃん!!という感じでしたから。
楽しいこともあったけど、登るペースが段違いなのが辛い。「自分のペースでいいよ」と言ってもらっても、あんまり差がつくと、待たれてるのが苦痛になりますから!
冬山キャンプに参加した同級生は雪濠の作り方やビバーグの仕方、滑落時の対処などをレクチャーされたそうですが、途中何度か意識が飛んだそうです。管理人、当時はつくづく、「行かんでよかった!」と思いましたね。
そんな中で、今でもいい思い出なのが、OBの方からの頂き物です。
当時、金がないのでビクトリノックスのコピー物のマルチツールを使ってました。これが貧弱な品物で、ナイフは切れない(ペーパーナイフ並み)、缶切りの強度がなくて、缶が開く前に缶切りが曲がる、開閉時のロックが固すぎて使いにくい、などなど。
見かねたOBがくれたのが

VICTORINOX(ビクトリノックス)ソルジャーAL

このビクトリノックス。結構使い込まれたものでしたが、初めてまともなナイフと出会った瞬間でした。ナイフは丁寧に研いであって切れ味がよく、ブレードの開閉も適度な固さ、さすがにブランド物と思いました。
そこから、管理人の座右の銘?「切れない刃物は超キケン!切れすぎる刃物は使いよう」が生まれたとか、生まれないとか。
このソルジャーというモデルは、ビクトリノックスの原点になるマルチツール、装備されてる機能は少なめですが、本体の厚みが薄く使いやすいものです。実用という点では、ビクトリノックスのラインナップの中でもスグレモノだと個人的に思ってます。厚みがありすぎると、しっかりグリップすることが難しいですからね。重量的にも軽くて、ポケットやバッグの中に収納も簡単。
さすがに、栓抜きや缶きりは現代ではあまり役に立たなくなってますけどね。実際に使いそうなのはナイフブレードとマイナスドライバーくらいでしょう。ドライバーは決して使いやすくはないけど、使えなくはないです。ちょっとしたネジ締め程度ならこなすことができますね。
あの頃は高価だったと思うんですが、いつの間にか安くなってました。原点といえるシンプルなビクトリノックスもなかなか味があります。

VICTORINOX(ビクトリノックス)【限定生産モデル】クラシック

キーフォルダーに付けておく場合などに良いのが、クラシックですね。管理人はキーフォルダーじゃなく、ピンオンリールに付けて釣りやキャンプに持って行きますが。
とても小さい全長58mm、コンパクトな中に小さいブレードとハサミ、爪やすりなどがついてます。ハサミは小さいので、大きなものを切るのには向きませんが、切れ味はなかなかです。スプリングがついてるから、親指で押すだけで使えます。10数年経った今でも十分切れますよ。
どちらかというと、ナイフよりハサミを使う頻度が高いです。ナイフは小さいので、管理人の用途ではあまり出番がありません。
管理人のは赤いプラスチックハンドルの初期のものだけど、今はバリエーションが増えました。
上のモデルは限定のチェック模様のハンドルになってます。この他に、アルミのハンドルなどがありますね。カラーも豊富になったので、選択肢がひろがりました。

管理人の持ってるビクトリノックスのそっくりさん、BUCKのマルチツールです。今では製造してないみたいです。ビクトリノックスでいうと、

VICTORINOX(ビクトリノックス)キャンパー

このキャンパーと同じ機能です。ナイフ大小、のこぎり、コルク抜き、栓抜き、缶キリ等。実際に使うのはでかいブレードがメインで、その他はあまり使わないですね。のこぎりは一度試してみたんですが、細い小枝なら切れます。が、力を入れて切ろうとすると!枝、折れちゃいました。。。。。。そんな感じです。
コルク抜きは使えなくはないですが、スクリューの直径が細く短いので、使いやすくはないです。下手するとコルクが折れます。
こういったツールは、緊急時には何とか使える、というコンセプトのような感じで、専用のものに比べるのはナンセンスなのかもしれません。
そうやって割り切って使うなら、現在のバックのマルチツール、

BUCK(バック)エックス トラクト

これは面白そうです。プライヤー付きのマルチツールです。ナイフの刃元に波刃が付いてるから、ロープなどの切断が簡単ですね。プライヤーはスライドさせて収納します。使いやすくはないでしょうが、プライヤーがあるという安心感があります。
個人的に興味がありますね。
ウチの高校の登山部は部員わずか5名(泣)の弱小団体。だけど歴史は古く、OBの中にはエベレストだ、ヒマラヤだと世界をまたにかけるアルピニストも輩出しちゃってる。。。。。
このギャップが当時の部員の悩みのタネでした。だって、高校の部活の山行にOBがついて来るんだもん。当時よく来てくれていたOBは、明治大学・早稲田大学など、大学のバリバリ体育会系山岳部員。体の作りが俺たちと別物じゃん!!という感じでしたから。
楽しいこともあったけど、登るペースが段違いなのが辛い。「自分のペースでいいよ」と言ってもらっても、あんまり差がつくと、待たれてるのが苦痛になりますから!
冬山キャンプに参加した同級生は雪濠の作り方やビバーグの仕方、滑落時の対処などをレクチャーされたそうですが、途中何度か意識が飛んだそうです。管理人、当時はつくづく、「行かんでよかった!」と思いましたね。
そんな中で、今でもいい思い出なのが、OBの方からの頂き物です。
当時、金がないのでビクトリノックスのコピー物のマルチツールを使ってました。これが貧弱な品物で、ナイフは切れない(ペーパーナイフ並み)、缶切りの強度がなくて、缶が開く前に缶切りが曲がる、開閉時のロックが固すぎて使いにくい、などなど。
見かねたOBがくれたのが

このビクトリノックス。結構使い込まれたものでしたが、初めてまともなナイフと出会った瞬間でした。ナイフは丁寧に研いであって切れ味がよく、ブレードの開閉も適度な固さ、さすがにブランド物と思いました。
そこから、管理人の座右の銘?「切れない刃物は超キケン!切れすぎる刃物は使いよう」が生まれたとか、生まれないとか。
このソルジャーというモデルは、ビクトリノックスの原点になるマルチツール、装備されてる機能は少なめですが、本体の厚みが薄く使いやすいものです。実用という点では、ビクトリノックスのラインナップの中でもスグレモノだと個人的に思ってます。厚みがありすぎると、しっかりグリップすることが難しいですからね。重量的にも軽くて、ポケットやバッグの中に収納も簡単。
さすがに、栓抜きや缶きりは現代ではあまり役に立たなくなってますけどね。実際に使いそうなのはナイフブレードとマイナスドライバーくらいでしょう。ドライバーは決して使いやすくはないけど、使えなくはないです。ちょっとしたネジ締め程度ならこなすことができますね。
あの頃は高価だったと思うんですが、いつの間にか安くなってました。原点といえるシンプルなビクトリノックスもなかなか味があります。

キーフォルダーに付けておく場合などに良いのが、クラシックですね。管理人はキーフォルダーじゃなく、ピンオンリールに付けて釣りやキャンプに持って行きますが。
とても小さい全長58mm、コンパクトな中に小さいブレードとハサミ、爪やすりなどがついてます。ハサミは小さいので、大きなものを切るのには向きませんが、切れ味はなかなかです。スプリングがついてるから、親指で押すだけで使えます。10数年経った今でも十分切れますよ。
どちらかというと、ナイフよりハサミを使う頻度が高いです。ナイフは小さいので、管理人の用途ではあまり出番がありません。
管理人のは赤いプラスチックハンドルの初期のものだけど、今はバリエーションが増えました。
上のモデルは限定のチェック模様のハンドルになってます。この他に、アルミのハンドルなどがありますね。カラーも豊富になったので、選択肢がひろがりました。
管理人の持ってるビクトリノックスのそっくりさん、BUCKのマルチツールです。今では製造してないみたいです。ビクトリノックスでいうと、

このキャンパーと同じ機能です。ナイフ大小、のこぎり、コルク抜き、栓抜き、缶キリ等。実際に使うのはでかいブレードがメインで、その他はあまり使わないですね。のこぎりは一度試してみたんですが、細い小枝なら切れます。が、力を入れて切ろうとすると!枝、折れちゃいました。。。。。。そんな感じです。
コルク抜きは使えなくはないですが、スクリューの直径が細く短いので、使いやすくはないです。下手するとコルクが折れます。
こういったツールは、緊急時には何とか使える、というコンセプトのような感じで、専用のものに比べるのはナンセンスなのかもしれません。
そうやって割り切って使うなら、現在のバックのマルチツール、

これは面白そうです。プライヤー付きのマルチツールです。ナイフの刃元に波刃が付いてるから、ロープなどの切断が簡単ですね。プライヤーはスライドさせて収納します。使いやすくはないでしょうが、プライヤーがあるという安心感があります。
個人的に興味がありますね。

管理人のクルマの中に常に放り込んであるのが、このスクォートP4です。もしかした、銃刀法違反になるんでしょうか?5cm程度とはいえ、用もなくナイフを所持してる?わけですからね。職務質問などをされないよう、おかしな行動は慎む抑止効果がある、と思って積んでますが。
このP4には、プライヤーが付いてます。このプライヤー、小さいながらも結構使えるんです。しっかりした作りです。スプリングで開くので、手で開閉する必要はありません。閉める時だけ握ればOKです。クルマに積んで、釣りやキャンプ、レジャーに同行してもらいます。
あまり出番はないですが、キャンプでは熱い物をつかむ時に、これでつまんで、なんてことも可能です。ただし、このスクォートはミニサイズなので、プライヤーの口は小さし、固いものなどを曲げるにはハンドルも短いです。力が足りません。せいぜい、アルミ缶を加工するとか、小さなコッフェルを持ち上げるとか、その程度で。
でも、ナイフやハサミは多々あれど、プライヤーを常に身の回りに置いておけると、時々、持ってて良かった!と思うんです、。その時々のために常備、です。
もっと通常サイズのプライヤーとして使いたい、ということであれば、

兄貴分のジュースがいいでしょう。プライヤーの口も少し大きくなるし、ハンドルは大人の男性が握っても手のひらギリギリ位の長さがあります。携帯することを考えるとこの辺が限界の大きさでしょうね。
常に車の中、という管理人みたいな使い方ならこの大きさがピッタリでしょう。
スクォートよりも多機能で、ハサミも内蔵されてます。

魚を捌いたり、ちょっとした料理にも使いたい、そんなナイフをお探しなら個人的にオススメはこのIC.CUTというブランド。このブランドの初期のものを所有してますが、切れ味、バランス共にお気に入りです。
30cmくらいのトラウトやメバルを捌く時は、このくらいの大きさの方が小回りが効いて良いですね。サビキで釣ったアジも大きめのものはナイフで処理しますが、使いやすいです。
野菜を切ったり、肉を切ったりにも使えます。丸ごと1個のキャベツなどには短いですけどね。頑張れば切れます。
大きな食材がメインになるなら、もう1つ上の大きさの大がいいでしょう。
シースナイフなどの折り畳みできないものって持ち運びが危険だったりするし、子供などがいると怖いですから、個人的にはフォールディングナイフをオススメしますね。
何とかと刃物は使いよう、と言います。くれぐれも安全に使ってくださいね。
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Posted by あごひげあざらし at 13:25
│キャンプ
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マルチツールを買うなら今!大幅値引き中だ!【キャンプ&フィッシングの付録】at 2009年12月25日 09:26