2022年06月15日
キャンツーにオススメなシングルバーナーは?
全国的に梅雨入りしたようですね。ジメジメと雨続きでバイクで快適に走れる季節ではありませんがいずれやってくるハイシーズン。
そのハイシーズンに備えてキャンプツーリングにオススメしたいシングルバーナーをご紹介しておきます。
もちろんどんな火器を使用するのかはお好み次第。ウッドストーブやアルコールストーブ、固形燃料、ガソリンなどの液燃バーナーもありますが個人的に扱いやすさでガスのシングルバーナーをイチオシにさせていただきます。
不便を楽しむというようなニーズには物足りないかもしれませんが、調理や湯沸かしでの実用性・利便性ではガスのシングルバーナーが手軽で良いですよ。
ということで個人的なオススメシングルバーナーをいくつかご紹介しておきます。
先日登山にオススメなバーナーをご紹介しました。
基本的には登山にオススメなバーナーはキャンツーにもオススメなんですがバイクであれば登山ほど重量や収納サイズにこだわる必要もなくなるでしょう。
そうなると選択肢も広がりますね。

まず個人的なイチオシがこのSOTO レギュレーターストーブ フュージョン ST-330。管理人も愛用している燃料別体式シングルバーナーです。
収納サイズや重量はややかさみますが実用性に長けてますね。
燃料は入手しやすいCSガスです。純正ガスの使用が推奨されてますが自己責任で他社製のカセットガスも使用可能ですね。コスパ重視で格安ガスを使用することもできますよ。ただし火力や低温時の着火性が落ちる可能性はありますけど。
燃料別体式のため輻射熱でガスカートリッジが過熱してしまうことがありません。なので輻射熱の大きい鉄板やスキレットなども使用できますね。耐荷重も大きいのでダッチオーブンも使用できソロ、デュオにも十分対応します。
スタンドを兼ねるゴトクは4本爪でクッカーの安定性も悪くありません。若干滑りやすい傾向はありますけどね。
点火装置や燃料調整バルブは燃料側にあるので輻射熱の影響を受けません。
火力は最大2.6kw(2200kcal)と十分です。耐風性の高いバーナーヘッド、低温や連続燃焼に強いマイクロレギュレーターも採用してますよ。
重量は245gと超軽量ではないものの重くはありません。また現在は専用収納袋もオプションで登場し収納しやすくなってますよ。管理人が購入したときは未発売だったので別の収納ケースに入れてますけど。
フュージョンポーチのほか、レギュレーターストーブマルチケースにも収納できます。
¥9900(税込)

フュージョンのOD缶バージョンといえるSOTO フュージョントレック SOD‐331もキャンツーに使いやすいですね。ソロ~デュオに十分対応できます。
OD缶はCB缶より内圧を高くできるのでより低温に強くなりますし火力もアップします。
ゴトクは3本爪で大型クッカーの安定性はやや落ちますがソロクッカーであれば不安はありませんよ。
こちらも燃料別体で輻射熱の大きなクッカーや鉄板も安心して使用できますね。火力は最大3.5kwへパワーアップし沸騰までの時間も短縮されます。
フュージョントレックには点火装置が搭載されないので別途ライターやマッチなどの火種をご用意ください。
重量は約182gとフュージョンより軽量化されてますよ。
¥9900(税込)

ソロキャンパーさんの愛用者も多いSOTOのレギュレーターストーブ ST-310もオススメできますね。SOTOの製品が続きますが現在SOTOのマイクロレギュレーター搭載モデルは低温・連続燃焼に強くハイスペックなのでオススメなんです。
こちらはCSガスをダイレクトに接続する一体型バーナーですね。カートリッジの過熱を軽減する遮熱板を備えています。火力は2.9kwと強力ですよ。
こちらはバーナーヘッドに風防の役割をするリングが採用されていないので風防はぜひお持ちください。
収納サイズは平均的なサイズで重量は350gとやや重め。でもバイクで持ち運ぶなら問題のない重さですね。
後発モデルに比べるとバ^ナーヘッドの風防効果を持つパーツが採用されていないので風防は別途用意した方が安心です。
また点火装置が押しにくい位置にあるので別途点火レバーを、またスタンドは熱くなるのでオプションのシリコンチューブも使用したいですね。
¥6800(税込)

SOTOが続きますが。。。。こちらはSOTOの前身新富士バーナー G’z時代からラインナップしているロングセラー、G-ストーブ ST-320になります。マイクロレギュレーター登場前のモデルですからもちろん未搭載ですね。
こちらはなんといってもブック型に収納できるのが特徴です。ザックやバッグに収納しやすい薄型でスクエアな形状ですね。ここが愛されるポイントでしょう。
また使用時はこのブック型のシェルが高い防風効果を発揮します。遮熱板と合わせて風に強いバーナーですよ。
火力は最大で2.1kwとやや物足りない印象ではありますが風の影響が少ないので熱量を無駄にしないのか火力不足は感じませんね。
収納しやすい形状で重量は約380g。軽量とはいいませんがキャンプツーリングユースなら問題ない重量ですよ。
¥7800(税込)

こちらもロングセラー、イワタニ カセットガスジュニアバーナーです。数々のマイナーチェンジを重ねて完成度を高めたシングルバーナーです。愛用者も多くそのトラブルレスな耐久性も評価されてますね。
バーナーヘッドを囲む風防リングにゴトクで耐風性も高いですよ。
コンパクトな収納サイズと専用ハードケースで収納性にも優れます。
燃料は経済的なカセットガスで純正ガスが推奨されてますが格安ガスも使用可能です(自己責任になりますが)。
最大火力は2.7kw、重量274gとソロユースにオススメできるスペックとなってます。遮熱板がないので輻射熱の大きくなる底面積の大きなクッカーは使用できません。最大16cmまでとなります。
有名ブランドながらも低めの価格設定、これも人気の秘訣でしょう。
¥3798(税込)

こちらはOD缶を燃料にする燃料別体式シングルバーナー、プリムス ウルトラ・スパイダーストーブⅡ P-155Sです。販売元はイワタニですね。
OD缶モデルなので火力も強く湯沸かしから調理まで対応しますよ。
こちらはバーナーヘッドにプレヒートパイプを備え液体ガスの気化を促進します。低温時や連続燃焼時に安定した燃焼を可能にしてますね。
最大火力は3.6kwとハイパワー。火力調整もしやすく幅広い調理に対応できますね。
点火装置は未搭載なのでライターやマッチを使用して点火してください。
延長式ゴトクで広口のクッカーも使用可能ですしゴトクがバーナーヘッドの風防も兼ねる構造です。
輻射熱の影響を受けないので鉄板なども使用できますよ。
重量は170g程度と軽く仕上げていますね。
¥14850(税込)

ソロツーリングキャンプならギアはコンパクトな方が負担が少ないですね。このフォアウィンズ マイクロキャンプストーブは必要十分というコンセプトでコンパクトに仕上げてますよ。
イワタニのアウトドアブランド、フォアウィンズからリリースされてます。ジュニアコンパクトバーナーよりも軽量コンパクトなバーナーですね。
バーナーヘッドを囲むリングは風防効果も持たせてます。効果は限定的ですが比較的風の影響は受けにくいですね。
4本爪のゴトクは径は小さいものの安定感が高いです。最大火力は2.3kwと高火力ではないものの必要十分なレベルですね。
点火装置も装備した扱いやすいバーナーです。
¥7150(税込)
もちろんこのほかにも優れたバーナーはあります。最後はご自分でお好みをチョイスしてください。



2022年06月15日
ガソリン価格はまだまだ上がる!?燃料節約には軽量化とタイヤの空気圧も

ガソリン価格がまた上昇に転じました。
今後年内はずっと高止まりとの予測が出てます。車を維持するのもなかなか大変な時代になってますね。
燃料節約のために車に乗る機会を減らしたりする人も少なくありません。燃料の掛からない自転車や徒歩などで移動するのも燃料節約の一つの手段ですね。
とはいえ、住環境によって車がないととても不便という場所もあります。
少しでも燃料を節約しながら車に乗るなら、効果的なのは軽量化とタイヤの空気圧管理でしょう。若干の燃費向上が期待できます。
軽量化は不要なものは車から降ろす、ということですね。もちろんドライバーや同乗者のダイエットも効果があるでしょうがそれ以上に無駄なものを積まない方が効果的です。
スペアタイヤを降ろした、という話も聞きました。でもその場合は最低限のアイテムとしてパンク修理キットくらいは積んでおきましょう。
ウチの車はそもそもスペアタイヤは最初から積んでませんけど。
管理人の場合は洗車道具をすべて降ろしてます。以前は積みっぱなしでした。減らせた重量はわずかですけどね。
皆さんも無駄なもの、降ろしてみては?
それとタイヤの空気圧ですね。
これは適正空気圧をキープする方向がいいと思います。新品タイヤであれば多少高めの空気圧でもいいかもしれませんが、少し古くなったタイヤでは高くし過ぎるとバーストなどの危険も出てくるのでオススメしません。
高くするならせいぜい0.1kg/㎤(10kpa)程度に抑えるのが無難ですね。
空気圧を適正にしても燃費が大きく向上することはありませんが、悪化させないために効果的です。
なお空気圧はタイヤが冷えている状態で計測してください。ということは自宅や車の保管場所でチェックするべきですね。
スタンドなどでも空気圧チェックはできますが走行してしまうことでタイヤの温度が上がって正確に測れません。
なので、自宅にエアゲージ、エアポンプを用意しておくといいですよ。

オーソドックスなダイヤル式のエアゲージです。タイヤの適正空気圧は車体に記載されているので参考にしてください。

こちらはデジタル式のエアゲージ。

充電式のエアコンプレッサー、デジタル圧力ゲージ付きでこれ一つで空気圧管理が行えます。
これから気温も上昇します。カーエアコンの設定を少し高くしたり、無駄なアイドリングを避けるなども燃費向上に効果がありますね。ただし熱中症リスクもあるので無理のない範囲で行ってください。
軽量化、空気圧管理を行っても燃費が劇的に向上することはありませんが、やらないよりましです。
先日ご報告したアドパワーも大きな変化は感じませんが若干の燃費向上はあるようです。
小さなことをコツコツ積み重ねることで燃料費軽減を目指したいですね。

