2014年05月25日
2万円以内のおすすめツーリングテント!お好みは?

今日の関東地方、やはり気温が上がりました。というものの湿気は少なく爽やかな気候です。この爽やかさもあとわずか、やがて梅雨がきて蒸し暑い夏になります。
キャンプが快適なシーズンというのは実は短くて、今の季節と初秋の頃が個人的には一番好きですね。なので、ツーリングキャンプをお考えの方、いつ行くか?今でしょう!
そんなわけで、リーズナブルに購入できて性能的にもオススメできる2万円以内で購入できるツーリングテントをご紹介しておきます。ツーリングテントなら2万円予算でもかなり満足できるものが見つかりますからね。って、自分的にハードル上げすぎた感もありますが、いってみましょう!

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) ミルフォード12
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) ミルフォード23
イチオシはソロなら小川のミルフォード12、2人ならミルフォード23ですね。2万円以内で購入できる、という注釈をつけなくてもこれをオススメしちゃいますね。それほど完成度の高いツーリングテントです。
もちろん、特別変わったところはありません。基本に忠実に必要な機能を必要なだけ詰め込んだお手本のようなツーリングドームですね。ミルフォードより装備の充実したテントもありますし、もっと安くて機能的に近いテントもありますが、バランスのとれているところがおすすめしたいポイントです。
ミルフォード12はソロで使えばインナーテント内にギアスペースも十分取ることができ、前室もこのサイズとしては十分な広さ・高さを持ってます。ミルフォード23も基本構造は同じですが、2人でもゆったり使用できるスペースを持ってますね。フレームはスタンダードなクロスポールを使用したもので、トップ側にスリーブ、ボトム側にフックでインナーを立ち上げる構造ですね。リッジポールは前室の高さを稼ぐことができ、奥行を有効に使えるようになります。わかりやすく設営もスムーズに行えますよ。
ベンチレーションも必要なだけ備えてますから、結露も少なく快適性は高いですね。さらに風通しを良くしたければドアを巻き上げればOKです。ただしベンチレーターのある側は樹脂製のフレームが入っているので、きれいに巻き上げるのは無理です。基本は半分開けて半分閉じる、これでしょう。
特別広いとは言えない前室ですが、高さがある分圧迫感が少ないです。また、ギリギリ煮炊きもできるくらいの広さがありますよ。もしリビングを用意したい場合は別途タープを使用するのがおすすめです。
基本性能を追求したお手本のようなミルフォード、クロスの素材もしっかりしていて耐久性も高いです。重量もミルフォード12で約2.7kg、ミルフォード23が約3kgと軽量です。くどいようですが、今買うならこれが管理人一押しですね。
ミルフォード12は
定価¥25380(税込)のところ、¥16990(税込) 33%割引
ミルフォード23は
定価¥30780(税込)のところ、¥19990(税込) 35%割引

歴史の長いダンロップのツーリングテント、現在のモデルはアルパインモデルをツーリング向けにアレンジしたようなモデルになってますね。なので、形状などはアルパインテントと同様になります。2人用はソロならゆったり使用できますし、2人ではラゲッジスペースを前室・後室に決めてしまえばミニマムですが就寝可能です。
クロスの素材はアルパインモデルより厚みのある40Dナイロンを使用して耐久性や遮光性を確保してますね。ツーリングテントとしてはそれでも薄手の方になりますけどね。撥水性能は十分確保されているので、雨も怖くありません。
このモデルのフレームは樹脂製のハブを使用したものになってます。クロスポールとリッジポールを樹脂製ハブで固定するため、フライシートを被せやすいですね。樹脂製ハブの耐久性に関しては十分実用レベルになってるといえますが、万が一破損してもダンロップはアフターもしっかりしているので安心感がありますよ。ポールにはアルパインテントでも評価の高い軽量で強度に優れたジュラルミンポールです。簡単には折れませんね。
吊り下げ式インナーはスクリューフックで取り付けます。慣れてしまえば取り付け取り外しも速攻で行えますが、最初は構造をしっかり理解する必要があります。きちんと吊り下げないとせっかくの性能をスポイルしちゃいますからね。とはいえ、基本的にはスタンダードな構造なのですばやく設営できるテントです。
重量はこの2人用でも約2.3kgと軽く、コンパクトなのでラゲッジも圧迫しません。やはり歴史が長いだけあって完成度は高いですよ。
難点といえば、ドアが小さいのと前室のドアも半分しか開けないという点ですが、これもアルパインで培った理論が採用されたもの。開閉がスムーズで緊急時の脱出も素早くできる、そういう構造ですね。
2人用で
定価¥32184(税込)のところ、¥19990(税込) 38%割引

ナチュラムさん独占販売のブランド、ケシュア。こちらはポップアップテントではなくクロスフレームを持つツーリングテントですね。
一般的なクロスフレームのドームテントとはポールの向きが異なり、そこは慣れておきたいところですが、それ以外は非常に設営しやすくできてます。何しろ、ポールはスリーブの入口付近にまとめて収納されてますから、まず間違えることがありません。またフライシートに吊り下げ式テントが取り付けられたまま収納されているので、フライシートのスリーブにポールを通せばほぼ設営終了、あとはペグダウンとローピングだけですからね。
フレームとインナーテントの向きが通常とは45度位ずれているので、前室・後室の他にサイドにもスペースが生まれてますね。サイドのスペースを前室のように使用しますが、左右両方にスペースがあるので使い勝手がいいですね。どちらかでも出入りできるので2人で使用するときもスムーズにテントに入れます。ただ、スペース的には2人ではミニマムで余裕を持って使用するならソロユースでしょう。インナーのメッシュパネルをフルクローズすることができないので、真冬は寒さが気になるでしょうし、夏は通気性がもう少し欲しいところですが、3シーズンテントと割り切ればそれほど気にならないかと。
撥水性能の表示がJIS規格とことなり比較が難しいですが、実用的な破水性は備えているようですね。重量は約2.8kgと許容範囲、他人とはちょっと違うテントが欲しい方におすすめです。またコスパも高いですよ。
¥14194(税込)
ケシュアのクイックハイカーにはペアでも十分使用できる広さを持つ3人用モデルもラインナップされてますよ。
Quechua(ケシュア) QUICKHIKER III
3人用として使うなら大人2人に幼児1名くらいがちょうどいい広さですね。ラゲッジスペースまで確保するなら2人がベストですね。
¥19337(税込)

エバニューが輸入元となってますヨーレイカの2人用テント、ミドリ2です。こちらは初夏から初秋くらいまでの暖かいシーズンにピッタリのほぼフルメッシュのインナーテントを採用したモデルです。風さえ吹かなければ、春・秋シーズンでも使用できますね。風が吹くとフライトインナーの隙間から入る風が気になると思いますけど。
アルパインシーンで有名なヨーレイカのバックパッキングモデルだけあって、無駄を省いたテントですね。インナーはバスタブ状のボトムの上はフルメッシュ、その分軽量化にも貢献し、クロス・ポール合わせても2kgと軽量に仕上げてます。バックパッキングでは軽量化は重要ですからね。
インナーテントフロアは台形になってます。長辺が140cm、短辺が114cm、幅が220cmなので、ソロなら広々使用できます。ペアで使用するとミニマムですが、寝られないことはありません。高さはありませんが、奥行きのある前室をラゲッジに使用できますね。
ポールは軽量なアルミ製で、2本のポールがクロスするクロスフレームを採用してます。ちょっと変形のドームテントですが、設営はわかりやすくできてます。ストームガードなどを合わせて計14本のペグを使用しますから、ペグうちがもっとも大変かもしれません。場合によっては省略してしまっても大丈夫ですけどね。シルバーのフライシートは遮熱性が高く室内が明るいのが魅力です。実際の広さ以上に広く感じるのはこのカラーのおかげもありますよ。
寒い季節にはキャンプをしない、と割り切って使用するなら軽量でコンパクトに収納できるヨーレイカ ミドリ2もオススメできますね。
定価¥17820(税込)のところ、¥16037(税込) 10%割引

同じくヨーレイカのバックパッキングモデル、インタレスト2は高さを抑えた形状が特徴です。風をはらみにくいローフォルムは耐風性を重視したアルパインモデル譲りですね。
インナーテントは4箇所のメッシュドアを備えてます。ここ、クローズにできないので、やはり3シーズンモデルと割り切りましょう。トップのベンチレーターと合わせて気温の上がる季節でも通気性が高く快適ですよ。高さがないので若干圧迫感は感じそうですけどね。フロアサイズは138cm×225cmと広々してます。背の高い方が横になっても頭がクロスに触れないでしょう。管理人くらいの身長(174cm)ならまず、触れる気配はありません。
このテント、フレームとインナーテントの間隔を広くとれるフレーム形状を採用してます。フライシートとインナーテントの隙間が広くなるので、通気性はもちろん、雨の日の浸水を防ぐ効果もありますよ。フライとインナーが触れないので、雨水が浸透してくることがないんです。もちろん、ストームガードなど全て使用すれば、の話ですが。やはりペグはしっかり立てると16本必要になりますからね。でもこれも耐風性を考えたことによるんでしょう。
重量は約2.6kgと軽量な部類に入ります。あまり使用している人が少ないモデルでもありますから、人と同じはイヤ!という人に強くおすすめしておきます。
定価¥23760(税込)のところ、¥18000(税込) 24%割引

ツーリングテントというか、ワンポールテントになるロゴスのティピー300、いま人気のスタイルですね。
大人2人でほぼギリギリのフロアスペースなので、ソロで広々使ってもイイと思うんです。パーツ点数が少ないので重量も比較的軽く約3.6kg、収納サイズも直径18cm×50cm程度なのでバイクにくくり付けるのも可能でしょう。
フルメッシュのインナーは風通しもよく、トップのベンチレーターを開けば室内にこもる熱気も抜けてくれます。ワンポールテントはシンプルなスタイルが魅力ですが、ペグ打ちの本数は多くなるので設営時間はほぼペグ打ちに費やすかも。計12本使用しますからね。
前室などもないので、リビングはオープンエア、もしくはタープが必要になります。結果、荷物は多くなるかもしれませんが、それを許容してもいいと思えるくらい魅力的なスタイルを持ったテントですね。
インナーを外してシェルター的に使用するのもいいですよ。
定価¥15984(税込)のところ、¥14385(税込) 10%割引
ツーリングテントにはもっとリーズナブルな価格で購入できるものも多くあります。使い捨て感覚ならそういったテントもありかもしれませんが、長く使うつもりならお勧めしません。またフロアの素材はポリエチレン(PE)を使用したものもありますが、管理人としてはあまりすすめられませんね。ブルーシートと同じ素材なので、ガサガサとうるさいし、しばらく使うとフロアから浸水してきますからね。耐久性の面でポリエステル系のフロアに劣ってしまいます。
ツーリングテントはこちらにも
キャンプ用品ならこちらにも
アウトドア&フィッシング厳選ストア ウェブ館



