2014年05月14日
童謡ほど甘くない!クマ対策にペッパースプレー!

童謡、森のくまさん。とっても優しい熊が登場しますが、本物の熊はそれほど甘くはありませんね。
山菜取りや渓流釣り、登山などで山に入られる方は熊対策が欠かせません。音で熊が近寄ってくるのを防ぐ熊よけ鈴が一般的ですが、最近では熊よけ鈴を気にしない(怖がらない?)世代の熊も登場しているとか。人間を怖がらないようですね。
もちろん、現在も熊よけ鈴はある程度有効だそうなので、熊が出るようなエリアに入られる際はお守り代わりに携帯してくださいね。
そして、遭遇してしまった時はどうするか?管理人は熊に遭遇したことがないので、あくまで一般論を。
熊との距離がある場合は、顔を熊の方に向けたまま後ずさりしてできるだけ離れるのがいいそうです。もちろん、驚かさないようにできるだけ静かに、かつ急いで。
出会い頭に遭遇してしまった場合は、命を落とした方が多くなりますね。熊も驚いて攻撃してくるそうですから。そんな場合は人間も冷静ではいられないわけですが、助かった方の中には熊の鼻先を殴ったことで熊が逃げていったという話も聞きます。でもこれはかなり幸運な例でしょう。
5m程度の距離があれば、ペッパースプレーを使用して熊を追い払うこともありえるそうです。ペッパースプレーといっても胡椒ではなく唐辛子系の撃退スプレーですね。商品にもよりますが、5~10m程度の射程距離があるそうです。風向きによっては多少変わってくるでしょう。
冷静にスプレーを取り出して距離を測って噴射する、果たして出来るかどうかは人によって違うとは思いますが、いざという時のお守りとして持ち歩くのもいいと思いますよ。特に熊の出没が確認されるような地域では心強くもありますね。もちろん事前に使用方法の確認は必要ですよ。

グリズリーの生息地、アメリカモンタナ州生まれのブランド、カウンターアソルトのペッパースプレーです。トウガラシエキスを主成分にした催涙スプレーですね。食らったことはありませんが、かなり強烈だそうです。手製ラー油を作っている時のキッチンの100倍程度の刺激があると表現された人がいましたが、ちょっとピンときませんね。
専用ホルスターで腰などに装着できます。いざという時のために、抜き方の練習くらいはしておきたいですね。ただし、実際に噴射するとエライ事になるのは容易に想像できますので、誤射はさせないようにお気を付けください。ストッパーピン(セーフティー・クリップ)を抜かなければレバーは引けない構造になっていますから、ピンは抜かないように。
¥9936(税込)

こちらは内容量をアップしたバージョン、ストロンガー。約25%、およそ60gの増量によって噴射時間を伸ばしてます。噴射距離も若干伸びているようで、ストロンガーの名前は伊達じゃないようですね。その分、本体サイズが9mmほど長くなり、重量も67gほど重くはなってますけど。
噴出力が強いので、意外と短時間で使い切ってしまうそうなので(最長で10秒程度らしいです)、容量アップは歓迎できるかな。専用ホルスターはどちらも共用なのですでに持ちなら買い換える必要はありません。
¥12528(税込)

こちらも同様のペッパースプレー、もちろんトウガラシエキスです。こちらもアメリカ製なのかな?セーフティークリップ脱落防止のロックカバーが付いてます。
また専用ホルスターも付属しながら価格を抑えた商品となってます。
¥8800(税込)
ある意味、保険として持ち歩くペッパースプレー。できれば使うことがないことを祈ります。なお、カウンターアソルトは製造日から4年が使用期限、エアーイズムの方は製造から3年が使用期限です。期限が過ぎた場合は自治体の規則に合わせて廃棄してくださいね。
当然ですが、使用方法を守って目的外の使用はしないでください。また、むやみに使用するのも感心しません。本来、山に住んでいるのは熊。熊のテリトリーに侵入しているのは人間の方だということをお忘れなく。
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