2009年12月18日
スプーンの形の違い!スプーン考みたいな?
管釣りでは絶対外せないルアー、スプーン。
管理釣り場がブームとなって、各社から様々なタイプのルアー(スプーン)がリリースされてます。どのスプーンもメーカーサイトやパッケージには「釣れる!」って書いてありますよね。。。。。。。。まあ、釣れない!ってかいたら売れないか。
そんなスプーンの形や特性を、大雑把にザックリと分類してみたいと思います。異論反論はあるでしょうが、あくまで管理人の独断・偏見・思い込みの塊ですので、ご容赦のほどを。とはいえ、全くのウソを書くつもりもありませんからね。
ザックリとスプーンの形状を分けると、こんな感じじゃないでしょうか。
1.幅の狭いウィローリーフ型
2.幅の広いリーフ型
3.その他
スンゲ~ザックリだ。。。。。。自分でもあきれますが、何となく雰囲気はわかりませんか?基本、スプーンの形って縦長で、幅が狭いか広いかの違いがおおきく影響すると思うんです。
で、その他というのはそれに分類できないようなものをひっくるめちゃいます。特にバリエーションが多くなったエリア用スプーンはこれといった型にはまらないものもありますので。
で、まずは幅の狭いウィローリーフ型。とりあえず、手持ちのルアーをいくつか引っ張り出してみましたが。

こんな形のスプーンですね。細身のシルエットのスプーンです。ちょっと微妙なのも混じってますけど。上段真ん中の2つはスミスのピュア、これは細身と幅広の中間のような形状、上段左端のブルーフォックスミニも中間的な形で、裏面にはウェイトが貼り付けてあります。
こういった細身の形状のスプーンは、ストリーム(渓流)で進化してきたスプーン形状ですね。
流れの中でも浮き上がりにくい沈みの速さが特徴です。渓流にいるネイティブなトラウトは、基本的に流れの底の方に定位しています。沈み岩などの下で上流から流れてくる餌を狙ってます。
浮き上がりやすい形状だとボトムにいるトラウトから見えにくいのと、上過ぎる棚を流れてしまうとトラウトが追いきれなくなりますからね。だから流れの影響を受けてもしっかり沈んで泳ぐ形状になるんですね。
また、湖で使用すれば沈みの速さが武器になります。水深のある湖では、回遊しているトラウトを探すのがキモ。管理釣り場のように魚の密度が高くないので、カウントダウンでディープまで探るにはこの形状が向いてますね。
スリムな分、泳ぎはタイトウォブリングのものが多くなりますが、カップの深さやスプーンの厚みなどによって個性が出ます。カップの深いものは小さな幅で泳ぎ、しっかり水を掴みます。逆に浅いとトリッキーなダートアクションをさせやすくなりますね。
素材の厚みを増やすと流れの強い場所でのコントロールがしやすくなり、薄いとトロ場で扱いやすい感じかな。
また細身のスプーンは空気抵抗が少なくなるため、同じウェイトであれば幅の広いスプーンよりも飛距離を出すこともできます。広大な湖で使用するなら広く探れますね。
幅広の形状はネイティブで鍛えられてきたものなんですが、もちろん管釣りでもこの特性は魅力。比較的おとなしいアクションなので、トラウトを刺激しすぎないんです。スレにくいため、長時間アタリが続く傾向があります。活性の低い時など、あまり大きなアクションをさせたくない場合に結構効果的ですね。
次に幅の広めなリーフ型スプーン。

上段左から2つ目は管理人の偏愛する(?)フォレストのMIUですが、この中では比較的幅が狭いほうです。これもピュア同様、中間的な形状ですね。幅広といっても全体的に広めのカーディフスプーンやタング、ノアやブリスクのティアドロップ型などもあります。
幅が広いこの形。何も管理釣り場専用として生まれたわけでなく、以前からあったものです。止水のポンドなどで比較的上の棚を攻めたり、アピールをアップさせるためにあった形状ですね。
で、エリアフィッシングの流行とともにさらに変化していったんじゃないかと思うんです。
特徴としては、浮力を受けやすいので巻いてくると浮き上がりやすいです。沈み込むスピードも細身のものに比べれば穏やかですね。流れのないポンドエリア、そして水深も湖などに比べれば浅い管理釣り場では使いやすい形状です。
管理釣り場のトラウトは、中層にサスペンドしているものも多く、そういったターゲットの前をゆっくり通すのに適しています。そう、この形状はスローリトリーブにピッタリなんです。
エリアフィッシングの巻きの釣りでリーリングの基本といわれるのは、スロー&ステディ。ゆっくりと一定のスピードでリーリングすることですから、スローリトリーブに向いている幅広スプーンは主力になるわけです。
アクションは比較的大きめ。しっかりスプーンの存在をアピールするものが多いです。トラウトの活性が高い時や、その日の状況を確認するためのパイロットルアーとして管理人は使用します。とはいえ、ほぼ一日、幅広のスプーンがぶら下がってることが多いですけどね。。。。。。。メインのスプーンですので。
幅が広く、空気抵抗が大きくなるため、飛距離の点では幅の狭いものに劣ってしまいます。とはいえ、飛距離に不満を感じるようなことも少ないです。逆に、スプーンの届く範囲の魚を狙うという攻め方になっちゃうので。それでも届かない時はウェイトのあるものにしたり、細身のものに替えたりしますけどね。
基本的に管釣りで最も使われているルアーの形がこれでしょうね。
管理釣り場がブームとなって、各社から様々なタイプのルアー(スプーン)がリリースされてます。どのスプーンもメーカーサイトやパッケージには「釣れる!」って書いてありますよね。。。。。。。。まあ、釣れない!ってかいたら売れないか。
そんなスプーンの形や特性を、大雑把にザックリと分類してみたいと思います。異論反論はあるでしょうが、あくまで管理人の独断・偏見・思い込みの塊ですので、ご容赦のほどを。とはいえ、全くのウソを書くつもりもありませんからね。
ザックリとスプーンの形状を分けると、こんな感じじゃないでしょうか。
1.幅の狭いウィローリーフ型
2.幅の広いリーフ型
3.その他
スンゲ~ザックリだ。。。。。。自分でもあきれますが、何となく雰囲気はわかりませんか?基本、スプーンの形って縦長で、幅が狭いか広いかの違いがおおきく影響すると思うんです。
で、その他というのはそれに分類できないようなものをひっくるめちゃいます。特にバリエーションが多くなったエリア用スプーンはこれといった型にはまらないものもありますので。
で、まずは幅の狭いウィローリーフ型。とりあえず、手持ちのルアーをいくつか引っ張り出してみましたが。
こんな形のスプーンですね。細身のシルエットのスプーンです。ちょっと微妙なのも混じってますけど。上段真ん中の2つはスミスのピュア、これは細身と幅広の中間のような形状、上段左端のブルーフォックスミニも中間的な形で、裏面にはウェイトが貼り付けてあります。
こういった細身の形状のスプーンは、ストリーム(渓流)で進化してきたスプーン形状ですね。
流れの中でも浮き上がりにくい沈みの速さが特徴です。渓流にいるネイティブなトラウトは、基本的に流れの底の方に定位しています。沈み岩などの下で上流から流れてくる餌を狙ってます。
浮き上がりやすい形状だとボトムにいるトラウトから見えにくいのと、上過ぎる棚を流れてしまうとトラウトが追いきれなくなりますからね。だから流れの影響を受けてもしっかり沈んで泳ぐ形状になるんですね。
また、湖で使用すれば沈みの速さが武器になります。水深のある湖では、回遊しているトラウトを探すのがキモ。管理釣り場のように魚の密度が高くないので、カウントダウンでディープまで探るにはこの形状が向いてますね。
スリムな分、泳ぎはタイトウォブリングのものが多くなりますが、カップの深さやスプーンの厚みなどによって個性が出ます。カップの深いものは小さな幅で泳ぎ、しっかり水を掴みます。逆に浅いとトリッキーなダートアクションをさせやすくなりますね。
素材の厚みを増やすと流れの強い場所でのコントロールがしやすくなり、薄いとトロ場で扱いやすい感じかな。
また細身のスプーンは空気抵抗が少なくなるため、同じウェイトであれば幅の広いスプーンよりも飛距離を出すこともできます。広大な湖で使用するなら広く探れますね。
幅広の形状はネイティブで鍛えられてきたものなんですが、もちろん管釣りでもこの特性は魅力。比較的おとなしいアクションなので、トラウトを刺激しすぎないんです。スレにくいため、長時間アタリが続く傾向があります。活性の低い時など、あまり大きなアクションをさせたくない場合に結構効果的ですね。
次に幅の広めなリーフ型スプーン。
上段左から2つ目は管理人の偏愛する(?)フォレストのMIUですが、この中では比較的幅が狭いほうです。これもピュア同様、中間的な形状ですね。幅広といっても全体的に広めのカーディフスプーンやタング、ノアやブリスクのティアドロップ型などもあります。
幅が広いこの形。何も管理釣り場専用として生まれたわけでなく、以前からあったものです。止水のポンドなどで比較的上の棚を攻めたり、アピールをアップさせるためにあった形状ですね。
で、エリアフィッシングの流行とともにさらに変化していったんじゃないかと思うんです。
特徴としては、浮力を受けやすいので巻いてくると浮き上がりやすいです。沈み込むスピードも細身のものに比べれば穏やかですね。流れのないポンドエリア、そして水深も湖などに比べれば浅い管理釣り場では使いやすい形状です。
管理釣り場のトラウトは、中層にサスペンドしているものも多く、そういったターゲットの前をゆっくり通すのに適しています。そう、この形状はスローリトリーブにピッタリなんです。
エリアフィッシングの巻きの釣りでリーリングの基本といわれるのは、スロー&ステディ。ゆっくりと一定のスピードでリーリングすることですから、スローリトリーブに向いている幅広スプーンは主力になるわけです。
アクションは比較的大きめ。しっかりスプーンの存在をアピールするものが多いです。トラウトの活性が高い時や、その日の状況を確認するためのパイロットルアーとして管理人は使用します。とはいえ、ほぼ一日、幅広のスプーンがぶら下がってることが多いですけどね。。。。。。。メインのスプーンですので。
幅が広く、空気抵抗が大きくなるため、飛距離の点では幅の狭いものに劣ってしまいます。とはいえ、飛距離に不満を感じるようなことも少ないです。逆に、スプーンの届く範囲の魚を狙うという攻め方になっちゃうので。それでも届かない時はウェイトのあるものにしたり、細身のものに替えたりしますけどね。
基本的に管釣りで最も使われているルアーの形がこれでしょうね。
で、ザックリとその他の形。

管理人の持っているものの中で、とりあえず出したんですが、この他にもたくさんの形状のスプーンが販売されてます。
右端のスプーンはウォーターランドのゲータースプーン。形は幅広スプーンですが、ダイキャスト製で裏面が独特ですね。ゲタの歯のような出っ張りと丸くえぐられた凹みがあります。
このゲタの歯がスタビライザーの役割を果たし、比較的細かいウォブリングをしますね。飛距離が出しやすいので、以前は多用してましたが、最近は1軍半生活です。
右から2番目はペレスプ。樹脂製のフラットな板にウェイトが埋め込まれてます。カップがないので巻いてくると大きくダートします。基本、フォールで狙うタイプなのかな。実はこのペレスプ、あまり使ったことがないんですよね。ウェイト部分がトラウトの餌に使用しているペレットに似ています。
真ん中はハスルアー。これはメジャーですね。渓流でも使用されてますね。流れの中で使うと独特のダートアクションをします。止水で使用すると、あまり動いている気がしないんですけど。ウェイトもあるし、飛距離も期待できるので遠投用にしてますが、あまり使ったことないです。
左から2番目はシマノのスリムスプーン、ですが、特徴であるウィングが割れてしまい、今ではただのスティックルアーのようになっちゃいました。でもこのルアーは、ウィングがないほうが釣れる、気がします。ほとんどノーアクションなんですけどね。フィッシュイーターは「細長いものが平行移動している」と反応するといわれてますが、まさにそれ。個人的にはウィングは必要ないかな。でもそうすると、スティックルアー禁止のエリアでは使えない?
右端は確か、デュエルかなんかのスティックルアーです、これはスプーンじゃないような気もしますが。アシストフックを取り付けて使用してましたが、フックを折られてばらしてからあまり使ってないな。。。。。。
この他では、ボトムダンスで人気のペンタシリーズ、フォールで取るためのスプーン、素材も樹脂やアルミ、真ちゅう、銅、ステンレスなど多彩になってます。これを一つ一つ解説するほどの知識とスキルは持ち合わせてませんので、そちらはもっと詳しい方にお任せします。

コータック(Coatac)コンデックス スプーン 5430 ホログラム

1枚目の画像の下段右端がこのコンデックスと同じものです。スタンダードなスプーンとして人気実績のある定番モデルですね。

FOREST(フォレスト)フォレスト NEWマーシャル

渓流用ルアーとして人気を博したマーシャルのエリア向けカラーバージョンです。細長いシルエットはエリアで使う方が少ないので、スレたエリアでは結構有効かも。

FOREST(フォレスト)フォレスト PAL(パル)

エリアのスタンダードな形状というとこれかな。パルです。癖がなく、安定感も高い使いやすいスプーンですね。

FOREST(フォレスト)フォレスト NEWアトミック GLOW

フォールで獲るのがこのアトミック。3つのウェイトタイプでフォールスピードをチョイスできます。

ルーハージェンセン(LUHR・JENSEN)ハスルアー

で、ハスルアーです。定番であり名品。特にストリームエリアならぜひ持っていきたいルアーのひとつです。
かなり独断・偏見・思い込みの記事ですが参考になれば。
エリアフィッシングならこちらからも
フィッシングタックルならこちらもオススメ
アウトドア&フィッシング厳選ストア ウェブ館


管理人の持っているものの中で、とりあえず出したんですが、この他にもたくさんの形状のスプーンが販売されてます。
右端のスプーンはウォーターランドのゲータースプーン。形は幅広スプーンですが、ダイキャスト製で裏面が独特ですね。ゲタの歯のような出っ張りと丸くえぐられた凹みがあります。
このゲタの歯がスタビライザーの役割を果たし、比較的細かいウォブリングをしますね。飛距離が出しやすいので、以前は多用してましたが、最近は1軍半生活です。
右から2番目はペレスプ。樹脂製のフラットな板にウェイトが埋め込まれてます。カップがないので巻いてくると大きくダートします。基本、フォールで狙うタイプなのかな。実はこのペレスプ、あまり使ったことがないんですよね。ウェイト部分がトラウトの餌に使用しているペレットに似ています。
真ん中はハスルアー。これはメジャーですね。渓流でも使用されてますね。流れの中で使うと独特のダートアクションをします。止水で使用すると、あまり動いている気がしないんですけど。ウェイトもあるし、飛距離も期待できるので遠投用にしてますが、あまり使ったことないです。
左から2番目はシマノのスリムスプーン、ですが、特徴であるウィングが割れてしまい、今ではただのスティックルアーのようになっちゃいました。でもこのルアーは、ウィングがないほうが釣れる、気がします。ほとんどノーアクションなんですけどね。フィッシュイーターは「細長いものが平行移動している」と反応するといわれてますが、まさにそれ。個人的にはウィングは必要ないかな。でもそうすると、スティックルアー禁止のエリアでは使えない?
右端は確か、デュエルかなんかのスティックルアーです、これはスプーンじゃないような気もしますが。アシストフックを取り付けて使用してましたが、フックを折られてばらしてからあまり使ってないな。。。。。。
この他では、ボトムダンスで人気のペンタシリーズ、フォールで取るためのスプーン、素材も樹脂やアルミ、真ちゅう、銅、ステンレスなど多彩になってます。これを一つ一つ解説するほどの知識とスキルは持ち合わせてませんので、そちらはもっと詳しい方にお任せします。

1枚目の画像の下段右端がこのコンデックスと同じものです。スタンダードなスプーンとして人気実績のある定番モデルですね。

渓流用ルアーとして人気を博したマーシャルのエリア向けカラーバージョンです。細長いシルエットはエリアで使う方が少ないので、スレたエリアでは結構有効かも。

エリアのスタンダードな形状というとこれかな。パルです。癖がなく、安定感も高い使いやすいスプーンですね。

フォールで獲るのがこのアトミック。3つのウェイトタイプでフォールスピードをチョイスできます。

で、ハスルアーです。定番であり名品。特にストリームエリアならぜひ持っていきたいルアーのひとつです。
かなり独断・偏見・思い込みの記事ですが参考になれば。
エリアフィッシングならこちらからも
フィッシングタックルならこちらもオススメ
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Posted by あごひげあざらし at 12:57
│エリアフィッシング
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