2008年11月26日
ベストはレイヤードの優等生!1着あると暖かい
「防寒」の基本はレイヤード、と昔、山岳部時代の先輩に教えてもらってから、20年以上その教えに従っている管理人です。
レイヤード、要は重ね着ですね。
アウター・ミッドレイヤー・インナー・アンダーとそれぞれのウェアに求められる機能は違いますから、最適なウェアをチョイスすることで動きやすく、暖かく、温度調整もしやすいということになります。
そんな冬のウェアの中で、意外と着用している人が少ない気がするのが「ベスト」。でもベストって結構優等生なんですよ。
上半身の体幹を保温することで、かなり暖かく感じます。生命維持の大本、心臓などを冷さないことで全身の体温を保持できるわけですね。
それでいて動きやすい。袖がないため、腕の動きを邪魔しませんから。アウタージャケットの袖に余裕がない場合、長袖のミッドレイヤーは時に腕の動きを邪魔してしまいます。ベストならそんな心配はありませんね。
ベストの素材も様々なので、求める機能に応じてチョイスすれば、暖かくて動きやすいレイヤードが可能になりますよ。
保温性を重視するなら、ダウンベストや化繊中綿入りのものを。特にダウンベストは軽く、暖かいです。ナイロン系の素材を使用したものは、防風性もあるので、気温によってはアウターとしても通用します。寒さが厳しくなければ、薄手のナイロンジャケットを上から羽織るだけでもかなり暖かいですよ。
フリース系のものやウール系のものは、暖かく薄いものが多いので着膨れた感じにならないのが魅力ですね。防風性がないのでフィールドでのアウターには適しませんけど。保温性の高いダウンジャケットや化繊中綿ジャケットと組み合わせると良いですね。春先や秋口なら、ナイロンジャケットの組み合わせもオススメです。
保温性よりも、動きやすさや防風性を重視するなら、ナイロンベストでしょう。風を遮るだけでも保温効果は得られますが、最新素材では透湿性を持たせたり、伸縮性を持たせたりしたものもあります。裏地にフリースなどを使用することで保温性を持たせたものもありますね。ナイロン+フリースならアウターとしても使用可能です。
コットン系のものは保温性はあまり期待できませんが、逆に春や秋なら程よい暖かさを得られるライトなミッドレイヤーに。ポケット類が豊富なFFベストなら、タックル収納にも使用できます。ちょっと肌寒い程度の時は十分防寒の役割を果たしますしね。

SIERRA DESIGNS(シェラデザインズ)ナイロンシェラベスト

名門シェラデザインズのダウンベスト、同社のナイロンジャケットと同じ作りで強度の高いナイロン表皮を使用しています。
デザインはシンプルですが、ダウンベストとしての性能はバッチリです。800FPという高品質なダウンを使用し、ロフトも大きく保温性も高いですね。このダウンはアメリカで最高級とされているものなんです。
さらに、背中の裾部分を長めにした形状なので、かがんでも背中が出ないようになっています。腰を冷すと一気に体温も下がるので、この辺のディテールはさすが、アウトドアブランドですね。
フロントにはボタンフライを使用しています。ジッパーに比べると隙間があるため、風が入りやすいですが長めに余裕を取ってあるので思ったよりも影響がないです。
ミッドレイヤーとして使用する場合、ジッパータイプはアゴ先にジッパーが当たって不快だったりすることもあるので、その点ではボタンのほうが優れていますね。
ダウンジャケットに比べると、収納した時にコンパクトですし、袖がないだけでダウンジャケットよりグッとお安くなるのも魅力です。
定価¥18900のところ、¥14590 22%割引

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)NUPTSE VEST(ヌプシベスト)

こちらは日本の名門、ノースフェイスのダウンベスト。名品ヌプシジャケットと同じ作りこみです。
使用しているダウンは700FPの高品質。550FP程度から上質といわれるダウンですから、700はかなり高い数字ですよね。
表皮には軽くてしなやかなリップストップナイロンを使用し、動きやすくできてます。このナイロンは引き裂き強度も高いので丈夫です。さらに、ショルダーにはバックとの摩擦を考慮した2重構造、デザイン上のアクセントにもなってますね。
このベストをミッドレイヤーに着用した場合なら、アウターは撥水性の高いナイロンジャケット程度で冬のアクティビティを満喫できますね。
定価¥18900のところ、¥17150 9%割引

バウオ(BAWO)BAWO-704 ライトダウンベスト

保温性では上の2つよりライトなモデルになるのが、このライトダウンベスト。ダウンの量を抑えて、スッキリした仕上がりになってます。
フィッシングブランドのバウオですが、このモデルはタウンで着ても通用するデザインです。最近流行の光沢系シェルとオレンジやブルーなどのカラーバリエーションでファッション性もバッチリですから。これからのシーズン、タウンユースならアウターとして、フィールドではミッドレイヤーとして使用するとちょうど良いんじゃないでしょうか。
定価¥10290のところ、¥8740 15%割引

ヘリーハンセンHH18200 エクスレバンベスト

ダウンほどの保温性が必要ない場合なら、フリース系がオススメですが、このヘリーハンセンのベストは表地に防水透湿コーティング素材を使用しています。風もしっかり遮るので、春や秋ならアウターにもオススメできます。
裏地には起毛のトリコットを使用し、肌触りも上々で暖かいですね。
ゴールドウィンだ日本代理店になったため、サイズ表記はジャパンサイズになりました。
定価¥11550のところ、¥10390 10%割引

モンベル(montbell)ライトシェルベスト

モンベルのライトシェルベストも表地にナイロン、裏地にフリースの組み合わせです。表地は防風性のあるナイロンと伸縮性のあるポリウレタンを組み合わせて動きやすさを向上させています。その分、作りは体にフィットするタイトな設計なので、好みは分かれますね。身頃に余裕が欲しい場合はワンサイズ大き目を選ぶのも手です。袖がない分、ベストは融通が利きますから。
裏地のフリースには吸汗加工がしてあるので、ハードな使用でも快適度は高いです。春や秋のトレッキングにオススメのモデルですね。
¥6800
この他、


レイヤード、要は重ね着ですね。
アウター・ミッドレイヤー・インナー・アンダーとそれぞれのウェアに求められる機能は違いますから、最適なウェアをチョイスすることで動きやすく、暖かく、温度調整もしやすいということになります。
そんな冬のウェアの中で、意外と着用している人が少ない気がするのが「ベスト」。でもベストって結構優等生なんですよ。
上半身の体幹を保温することで、かなり暖かく感じます。生命維持の大本、心臓などを冷さないことで全身の体温を保持できるわけですね。
それでいて動きやすい。袖がないため、腕の動きを邪魔しませんから。アウタージャケットの袖に余裕がない場合、長袖のミッドレイヤーは時に腕の動きを邪魔してしまいます。ベストならそんな心配はありませんね。
ベストの素材も様々なので、求める機能に応じてチョイスすれば、暖かくて動きやすいレイヤードが可能になりますよ。
保温性を重視するなら、ダウンベストや化繊中綿入りのものを。特にダウンベストは軽く、暖かいです。ナイロン系の素材を使用したものは、防風性もあるので、気温によってはアウターとしても通用します。寒さが厳しくなければ、薄手のナイロンジャケットを上から羽織るだけでもかなり暖かいですよ。
フリース系のものやウール系のものは、暖かく薄いものが多いので着膨れた感じにならないのが魅力ですね。防風性がないのでフィールドでのアウターには適しませんけど。保温性の高いダウンジャケットや化繊中綿ジャケットと組み合わせると良いですね。春先や秋口なら、ナイロンジャケットの組み合わせもオススメです。
保温性よりも、動きやすさや防風性を重視するなら、ナイロンベストでしょう。風を遮るだけでも保温効果は得られますが、最新素材では透湿性を持たせたり、伸縮性を持たせたりしたものもあります。裏地にフリースなどを使用することで保温性を持たせたものもありますね。ナイロン+フリースならアウターとしても使用可能です。
コットン系のものは保温性はあまり期待できませんが、逆に春や秋なら程よい暖かさを得られるライトなミッドレイヤーに。ポケット類が豊富なFFベストなら、タックル収納にも使用できます。ちょっと肌寒い程度の時は十分防寒の役割を果たしますしね。

名門シェラデザインズのダウンベスト、同社のナイロンジャケットと同じ作りで強度の高いナイロン表皮を使用しています。
デザインはシンプルですが、ダウンベストとしての性能はバッチリです。800FPという高品質なダウンを使用し、ロフトも大きく保温性も高いですね。このダウンはアメリカで最高級とされているものなんです。
さらに、背中の裾部分を長めにした形状なので、かがんでも背中が出ないようになっています。腰を冷すと一気に体温も下がるので、この辺のディテールはさすが、アウトドアブランドですね。
フロントにはボタンフライを使用しています。ジッパーに比べると隙間があるため、風が入りやすいですが長めに余裕を取ってあるので思ったよりも影響がないです。
ミッドレイヤーとして使用する場合、ジッパータイプはアゴ先にジッパーが当たって不快だったりすることもあるので、その点ではボタンのほうが優れていますね。
ダウンジャケットに比べると、収納した時にコンパクトですし、袖がないだけでダウンジャケットよりグッとお安くなるのも魅力です。
定価¥18900のところ、¥14590 22%割引

こちらは日本の名門、ノースフェイスのダウンベスト。名品ヌプシジャケットと同じ作りこみです。
使用しているダウンは700FPの高品質。550FP程度から上質といわれるダウンですから、700はかなり高い数字ですよね。
表皮には軽くてしなやかなリップストップナイロンを使用し、動きやすくできてます。このナイロンは引き裂き強度も高いので丈夫です。さらに、ショルダーにはバックとの摩擦を考慮した2重構造、デザイン上のアクセントにもなってますね。
このベストをミッドレイヤーに着用した場合なら、アウターは撥水性の高いナイロンジャケット程度で冬のアクティビティを満喫できますね。
定価¥18900のところ、¥17150 9%割引

保温性では上の2つよりライトなモデルになるのが、このライトダウンベスト。ダウンの量を抑えて、スッキリした仕上がりになってます。
フィッシングブランドのバウオですが、このモデルはタウンで着ても通用するデザインです。最近流行の光沢系シェルとオレンジやブルーなどのカラーバリエーションでファッション性もバッチリですから。これからのシーズン、タウンユースならアウターとして、フィールドではミッドレイヤーとして使用するとちょうど良いんじゃないでしょうか。
定価¥10290のところ、¥8740 15%割引

ダウンほどの保温性が必要ない場合なら、フリース系がオススメですが、このヘリーハンセンのベストは表地に防水透湿コーティング素材を使用しています。風もしっかり遮るので、春や秋ならアウターにもオススメできます。
裏地には起毛のトリコットを使用し、肌触りも上々で暖かいですね。
ゴールドウィンだ日本代理店になったため、サイズ表記はジャパンサイズになりました。
定価¥11550のところ、¥10390 10%割引

モンベルのライトシェルベストも表地にナイロン、裏地にフリースの組み合わせです。表地は防風性のあるナイロンと伸縮性のあるポリウレタンを組み合わせて動きやすさを向上させています。その分、作りは体にフィットするタイトな設計なので、好みは分かれますね。身頃に余裕が欲しい場合はワンサイズ大き目を選ぶのも手です。袖がない分、ベストは融通が利きますから。
裏地のフリースには吸汗加工がしてあるので、ハードな使用でも快適度は高いです。春や秋のトレッキングにオススメのモデルですね。
¥6800
この他、


織り目の詰まった感じのフリースがこのシャミース。薄く軽量ですが保温性も高いモデルです。携帯して温度が下がった時に着用するような使用もOKですね。ライトなフリースベストです。
¥6000

非常に軽量ですが、身頃部分に厚みのある素材を使用しています。光電子テクノロジーを採用した最新の素材は保温性も向上。軽くて暖かいベストを望むならベストバイです。
バックカントリースキーやトレッキングにオススメできる高機能モデルですね。
定価¥18900のところ、¥17010 10%割引

ナイロン素材で防風性のあるベストですが、コンセプトは「着用するバッグ」豊富なポケットで収納力が高いです。春・秋のアウターとして使用すれば、荷物を減らせますね。
もちろん、スタンドカラーで襟元からの風の侵入も防ぐため、暖かさもキープされます。
¥11550

ミッドレイヤー専用設計のダウンベストがこちら。ミッドレイヤーとして作られているので、軽量なナイロンをシェルに使用し、軽さ・しなやかさを重視。ダウンの量を少なめにすることでセーター感覚で使用できるモデルです。
ご使用のアウターとあわせることで、ワンランク上の暖かさを確保できます。
¥7560
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Posted by あごひげあざらし at 09:47
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