キャンプ＆フィッシングの付録

シマノの小型スピニングリールのモデルチェンジサイクルは、３年が定番。
ということは、０５モデルとされているスピニングリールは、来年２００８年にモデルチェンジが既定路線です。
０５モデルとされているのは、小型スピニングでは、ツインパワー、バイオマスター、アルテグラの３機種。

さすがに熟成されてたので、初期トラブルらしいトラブルはほとんど出なくなってます。
設計時の性能をきちんと発揮してくれるリールになってますね。

アルテグラは、入門用スピニングとして安心してオススメできるコストパフォーマンスの高いスピニング。ルアーフィッシング用の初めてのリールがアルテグラだった、という人も多いんじゃないでしょうか。


シマノ(SHIMANO)０５’アルテグラ　２５００Ｓ　ＡＲ－Ｂ

コストパフォーマンスに優れ、実売１万円以下のスピニングとしては満足感の高いモデルです。個人的にはオシュレーションスピードが遅いのがあまり好きになれなかったけど、飛距離では確かに有利だし、ＰＥラインにはかえって向いているみたいですね。

重量的にもこのクラスでは標準的な重さだし、キャスト時にローターが動いてベールが返ってしまうのを防ぐローターブレーキもしっかり装備してます。
スプールのエッジにはチタンコートをしっかり施してますね。この辺、好感持てます。同価格帯のダイワのレブロスのエッジは、ただのゴールドアルマイト加工、ローターブレーキも未装備ですから。

ただ、モデル末期の派生機種として？アドバンスがでちゃいました。若干販売価格は上がってますが、今買うならアドバンスをお勧めしたいです。Ａ－ＲＣスプールはルアー用スピニングのスプールとしては完成度の高い形状で、ライントラブルも減るし飛距離もさらにアップしますからね。


シマノ(SHIMANO)アルテグラ　アドバンス　２５００Ｓ

もうアルテグラ持ってるし。。。。。という人は、スプールとハンドルだけでもアドバンスのものと交換しては？
ドラグノブとスプール、マシンカットハンドルはそのままポン付けができますから。
マシンカットハンドルは折りたたみ式ハンドルに比べ、ガタが出にくいので快適なリーリングができます。この２つをつければ、アドバンスとの違いは、ボディカラーだけ！

ちなみに、セフィアＢＢも兄弟機なので、ソルトで使うならセフィアＢＢ化も面白いです。ハンドルとスプールはもちろん互換性があります。スプール・ドラグノブ・ハンドル交換でＯＫです。ＥＶＡのハンドルノブは、海水でも傷みにくく、滑りにくいですからね。

シマノ(SHIMANO)０５’バイオマスター　２５００Ｓ　

バイオマスターは中級グレードになってますが、この仕上がりならほとんど文句でませんね。個人的には「プアマンズ・ステラ」と呼んでますが。
ステラと同じとは言いません。重さも回転フィールもステラが上です。でも実用上はあまり気にならないレベル、だと思います。
０５バイオマスターからオシュレーションスピードが少し速くなり、ライントラブルも起きなくなって、完成度が高いんですよね。

今、ナチュラムさんならアルテグラアドバンスとほとんど同じ価格で入手できます。オススメですね。
若干惜しいのは、ハンドルが折りたたみなこと。実用上は問題ないというけど、剛性感やガタの少なさで、やはりマシンカットが欲しいところです。アルテグラアドバンスのハンドルがすんなり付けば良いのですが、少し加工しないと付かないんですよね。。。。。下位のナスキーやエルフでもマシンカット化が進んでいるので、次期バイオマスターにはマシンカットハンドルが装着されるでしょうね。

バイオマスターもアルテグラも、次期モデルが来年には出そうですが、新機種の初期トラブルが必ず出ると思うので購入は半年くらいは待った方が良さそう。ということで、来年リールを買いたい、という人は現行のバイオやアルテグラがオススメです。

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