2022年05月10日
スーパーカブAJ10クラッチ調整

このブログに「カブ クラッチ調整」で辿りつく方がチラホラ。たぶん、この記事。
カブブログじゃありませんし、管理人よりも詳しく説明されているカブ乗りさんがたくさんいらっしゃるので非常に恐縮しております。
とはいえ、辿りついてしまったのに何のヒントにもならずにお帰りいただくのも申し訳ないのでもうちょっと、素人ながらもご説明しておきます。
ただし素人ですので自己流です。参考にされて不具合が発生しても責任の取りようもありません。そこんところはご了承ください。
まずスーパーカブの遠心クラッチはペダルを踏み込んだ状態で接続が切れてます。なのでクラッチを切ると同時にシフトを行っている感じですね。
踏み込んだままだとクラッチが繋がってないのでアクセルをあおっても駆動力は伝わりませんよ。
カブのサービスマニュアルにはロックナットを緩めたらアジャストスクリューを右に約1回転(360度)回して、その後左に重さを感じるくらいまで回転させます。
その重くなった位置から右に1/8回転(45度)戻すとあります。
アジャストスクリューの位置が決まったらロックナットを締めて位置を固定します。
ロックナットは14mm、アジャストスクリューはマイナスドライバーを使用します。
カブのクラッチはアジャストスクリューを右に目いっぱい回した状態がクリアランス0のフルロック。この状態ではクラッチががっちりくっついていてギアシフトはできません。
シフトアップだけなら回転を合わせてアップさせられるかもしれませんが、ギアを傷める危険性が非常に高いですしダウンは無理。
そして左に重くなるまで回した状態がクリアランス最大。この状態だとシフトは踏みごたえがほとんどなくスコスコペダルは動きますがクラッチが滑る危険がありますし駆動力もきっちり伝わらないでしょう。
なので、アジャストスクリューを左に回して重くなった状態から右に回転させる量でクラッチの切れを調整します。
シフトアップが固い、シフトダウンがなかなかできない、そんな状態の場合は右に戻しすぎ。
逆に踏みごたえがなくスカスカに感じるようなら戻しが足りない。
マニュアルの1/8回転はあくまで目安でクラッチの状態や車体の個体差で戻す量は変わりますね。
右戻し1/8回転を基本にカチッカチッと節度のある踏みごたえでシフトアップ・シフトダウンがきちんとできる位置を探すのがクラッチ調整になります。
場合によっては45度より少ないほうがいい車体もあるし45度以上の方がいい車体もあるわけです。
とはいえ、大きな不具合や摩耗がない車体なら40~50度くらいの戻しでセッティングは決まると思いますよ。
注意点としてはロックナットを締める際にアジャストスクリューが共回りしないようマイナスドライバーで位置をしっかり固定しておくことですね。
ロックナットを締め込む際にアジャストスクリューが右に回りがちです。そうするとクリアランスが少なくなってしまい、シフトアップが固い、シフトダウンができない、なんて状態になりますよ。
ということで、カブのクラッチ調整は難しい作業ではありませんがアジャストスクリューの微妙な位置合わせにコツが必要ということになりますね。
参考になれば。
またそれは間違ってるぞ、というご意見がありましたらお知らせいただけると幸いです。記事の訂正をさせていただく場合もあります。

Posted by あごひげあざらし at 14:02
│カブ