2020年11月13日
炭は自然に還えらない 後始末は火消しつぼがオススメ!

キャンプではないのですが。
先日、一時は聖地とまで呼ばれた野田スポーツ公園(NSP)の近くに所要で出掛けたついでに、久しぶりに寄ってみました。
平日だったからか、タープを張る人も居ず、現在は火の使用が禁止されているのでBBQをする人もいませんでした。散歩をされているご夫婦や管理人と同じく駐車場で休憩している人くらいでしたね。
で、しばし休憩してトイレに寄ったら、水場近くの地面に黒いシミのようなものがポツポツ。炭のかけらがかなりの数、落ちてます。火気の使用が禁止されてからすでに数年経ちます。最近のものではないようで、当時捨てられた炭の残骸ですね。地面に同化したように見えますが、炭は炭。原形をとどめてます。
天然素材の炭。放置しても時間が経過すれば土に還えるだろう、と思っている人もいるかもしれませんが、基本的に炭は炭のまま。細かく砕けることはあっても炭のまま。
何百年も前の遺跡の発掘作業でも当時燃料として使用したであろう、木の燃えさしや炭が発掘されますから。
炭素の塊の炭は「無機物」。有機物なら微生物が分解して土に還えしてくれますが、無機物は分解されることなく数百年の時を超えてもそのまま残ってしまうんですね。NSPも開発などがない限りは数十年に渡ってあのままなのでしょう。
ということで、キャンプ場で炭や薪を使用してでた灰は、完全に火が消えて冷めたことを確認の上、灰捨て場がある場合は灰捨て場に、ない場合は自宅まで持ち帰り自治体の定めた方法で処分してください。
薪は完全燃焼させてしまえば燃えさしは残りません。
そして炭。こちらは完全に火が消えるまで待つのもいいですが、火消しつぼを使用して消火すれば短時間で済みますし、消し炭は次の機会に着火材代わりに使用でき経済的ですよ。
ということで火消しつぼ。

ユニフレームのステンレス製火消し壷SUSはちょっと火消しつぼとしては高価なアイテムですが、それだけの機能を備えてますよ。
火消しつぼというと、酸素を遮断して炭火を素早く消火するものがほとんどですが、こちらは水を使用して消火することができます。水で消火してもその後乾かせば消し炭として使用できますから問題ありません。
火消しつぼに付属のステンレス製ザルをセットして燃えている炭を入れます。この際、水蒸気が発生しますので、やけど防止にグローブなどを着用してくださいね。
消火した炭はザルごと水から取り出して天日干しすれば再利用できます。
持ち帰る際は水を捨てて。
もちろん水を使用しない消火もできます。燃えている炭を入れたらフタをして酸素を遮断して自然消火。短時間で火が消せますよ。
フタはしっかりロックできるので持ち帰る際にこぼれることもありませんね。
¥12500(税込)

アルミダイキャスト製のロゴス ポータブス火消しつぼは酸素を遮断して消火するタイプですね。
こちらはコンパクトなポータブルサイズで3~4人のファミリーユースにちょうどいい大きさになります。
フタはねじ式でしっかりロックできます。万が一倒してしまってもこぼれませんよ。
ただし本体はかなり高温になりますので、十分に冷めてから収納してください。
¥6490(税込)

より大型のモデルがこのロゴス マイティー火消しつぼ。形状はポータブル火消しつぼと同じですが、グループユースで使用できる大きさになりますよ。
¥8690(税込)

火消しつぼと火熾し器がセットになるキャプテンスタッグの火消しつぼ 火起し器セットもあります。着火から消火までこのセットでできちゃいますよ。
こちらは3~4人でのBBQでちょうどいいコンパクトサイズになります。
火消しつぼの中に火熾し器が収まるので持ち運びもしやすいですね。
お手頃な価格なのも魅力ですよ。
¥3159(税込) 52%割引

グループユース向けならこちらの大型火消しつぼ 火起し器セットもオススメです。
¥3595(税込) 59%割引
使用後の炭もしっかり取り扱いましょう。


