2020年10月08日
レイヤードタイプのシュラフが人気!?1つでオールシーズン対応!

こちら関東地方でも朝晩の気温が下がってます。さすがに10月ですね。
この季節のキャンプには寝具も晩秋~初冬向けのものを用意しておきたいところ。
本体シュラフは季節や使用する場所の温度に合わせて、保温性の異なるものをいくつか用意するのが王道ではあります。
でも、使用頻度などを考えると、なかなか踏み切れない、そんな場合もありますよね。
そんなわけで、このところ各社からリリースされるのが「レイヤードできるシュラフ」「重ねて使えるシュラフ」です。
3シーズンの厚手のものと薄手のものや、3シーズンとサマーシュラフのように2枚、もしくは3枚組みでリリースして、季節に合わせて組み合わせを帰ることで幅広い温度に対応させる、という考え方ですね。
若干の欠点はあるものの、理にはかなってます。要するに、自宅で掛け布団を1枚から2枚、3枚に増やしていくのと同じことですからね、
そんなわけで、レイヤード設計されているシュラフ、ご紹介しておきます。オールシーズン対応、もしくは晩秋や初冬の寒さまで対応できる、そんなモデルです。

まずはコールマン。マルチレイヤースリーピングバッグです。こちらは2枚の封筒型シュラフにフリースブランケット1枚を組み合わせたシュラフですね。
中綿は化繊です。
カタログスペックでは、3枚すべてを組み合わせた場合、快適使用温度マイナス5度となってます。寒さへの耐性は人それぞれなので、誰でもマイナス5度まで快適に眠れる、ということではありません。寒さに弱い、と自覚されているなら氷点下にならないくらいまでの場所で使用したり、ほかの防寒アイテムとも組み合わせるなどの工夫も必要でしょう。
電源付サイトならホットカーペットや電気毛布、電気ストーブなどを使用するのもありですね。
また初夏や初秋であればミッドレイヤー+フリースやアウターレイヤー+フリース、と組み合わせを変えることで通年の使用が可能ですよ。
ただ、2枚のシュラフを一緒に持ち運ぶのと同じなので収納サイズや重さはかさみます。3枚すべてでの収納サイズは約55×40×37cm、重量は約5.5kgとなります。
¥11100(税込) 16%割引

ハイランダーの2in1洗える4シーズンシュラフも冬対応。5~15度対応のシュラフと0~5度対応のシュラフを組み合わせてます。2枚重ねて使用した場合は氷点下に落ちるくらいの温度帯でも使用可能ですね。
また暖かいシーズンなら5~15度対応のシュラフだけを持参する、というのもありですね。
マミーシュラフのようなフードはありませんが、首元をドローコードで絞ることは可能なので、肩口からの冷気の進入を防ぐことはできますよ。
もちろん寒さの感じ方は個人差がありますので、自分にあった使い方を見つけることは必須です。前述のように電源付サイトを選んだり、ウェアやブランケットで調整することも必要でしょう。
また収納サイズはやはり大きいです。約H42×W53×23cmとコールマンより少し小さい程度ですが、大きいことは大きいです。重量は約3.1kgとやや軽く仕上がってます。
¥4980(税込)

先日ご紹介したスナグパック ベースキャンプスリープシステムも2枚重ねのシュラフ。
封筒型ですがアウターになる3度対応のシュラフはフード付で首筋や顔周りもカバーします。2枚重ねて使用した場合、マイナス12度が快適使用温度となってます。実際のところはマイナス12度は厳しいかと思いますが、氷点下前後までなら十分使用できるレベルですね。
それぞれを単体で使用することも可能で、アウターは3度対応、インナーはマイナス2度対応となってます。
こちらの収納サイズは直径30×長さ50cmとやはり大きめ、重量は約3.1kgです。
¥15180(税込)

こちらは3シーズンシュラフにフリースブランケットがセットされるタイプのエクスギアフリースラップシュラフ1200。
さすがに真冬の使用は厳しいですが、秋までなら使用可能な快適使用温度5度のシュラフです。また幅90cmとワイドなモデルなので、サマーシュラフを中に入れてしまう、なんてことも簡単にできるので使い方次第では晩秋くらいまではいけそうですね。
¥6994(税込) 47%割引
セットではありませんが、インナーシュラフとして使用することを想定して作られているシュラフもあります。お手持ちの3シーズンシュラフと重ねて使用することで保温性を高めることができますよ。

フードレスのマミーシュラフ、ナンガ コンパクト120DXです。単体ではサマーシュラフとして使用できます。快適使用温度は13度となってますね。
3シーズンシュラフに入れて使用すれば、初冬程度の寒さには対応できるかと思います。もちろん組み合わせるシュラフの保温性に左右されるので、使用前にテストをしておくといいですよ。
¥17000(税込)

こちらのハイランダー シュラフinダウンシュラフも用途はサマーシュラフ、もしくはインナーシュラフに。
とはいえ、こちらにはドラフトチューブやショルダーウォーマー、足元の湯たんぽ用ポケットも採用され、よりインナーシュラフとしての性格が強くなってます。
収納サイズもコンパクトなので、寒さへの保険として持参するのもいいと思います。
¥6999(税込)

化繊中綿を使用したサマーシュラフ、オガワのコンパクトシュラフULです。単体でサマーシュラフに、山小屋のシーツ代わりにと使用できます。
こちらもインナーシュラフに使用できますね。収納サイズもコンパクトなので、寒さへの保険として持参する場合も邪魔になりにくいですよ。
¥6453(税込) 10%割引
寒くて眠れないのは辛いです。秋以降は保温性の高いシュラフをお忘れなく。ちょっと暑かったらファスナーを開けたり、ウェアで調節することもできますので、若干オーバースペックくらいで備える方が安心ですね。


