2020年10月02日
スナグパックのシュラフ!ベースキャンプシリーズの新作登場

ミルスペックという言葉は男心をくすぐりますね。
米軍制式採用されるものには「ミル規格」と呼ばれる細かな規定があります。それをクリアしたものがミルスペックを名乗れるというわけです。
米軍制式採用ですから、耐久性などにも優れます。ある意味、究極のアウトドア製品かもしれません。機能性を追及したアイテムですね。
スナグパックはイギリス ウェストヨークシャーに本社を置くメーカーで、ジャケットやシュラフなどが米軍をはじめ、各国の軍隊やNATO軍で制式採用されます。
頑固にイギリス国内・ヨーロッパ圏内での生産にこだわり、ミルスペックの製品を納入しているんですね。
とはいえ、我々が購入できるのは本物のミルスペックのアイテムではなく、民生用に生産されるモデルになります。スペック的にはミルスペックとほぼ同等であっても、一部を除き現在は中国へと生産地をシフトしたものがほとんどですね。
民生用、特にキャンプシーンに合わせた製品もラインナップしています。
その一つがベースキャンプシリーズというシュラフですね。ミルスペックとは無縁ですが、スナグパックらしい無骨なテイストを備えたシュラフです。
そのベースキャンプシリーズに新たに追加されたのがベースキャンプ スリープシステム。

キャンプユースといってもデザートタンカラーはミリタリーテイストな仕上がりです。
このベースキャンプスリープシステムは2つのレクタングラーシュラフから構成されますよ。
同じくベースキャンプシリーズのシュラフ、マリナーとノーチラスというモデルを組み合わせたシュラフですね。
2枚のシュラフを重ねて使用できるため、幅広い温度帯での使用を可能にしています。
内側に入るマリナー(と同等)はフードレスの封筒型シュラフで快適使用温度マイナス2度のモデル、といってもマイナス2度に耐えるのは厳しいですね。実際のところは外気温一桁くらいまでが精一杯かと思います。寒さに強い人は別ですが。
外側のノーチラス(と同等)はフードつきの封筒型シュラフ。単体での使用では快適使用温度はプラス3度。こちらも実質は10度程度までと思ったほうが安心ですね。
この2枚を重ねて使用できるので、重ねて使用した場合はなんとマイナス12度が快適使用温度とされてます。実際は0度前後で精一杯だと思いますが。
あとはその人の耐寒性能と就寝時のウェア次第でしょう。
とはいえ、それぞれ単体での使用とレイヤードしての使用と3スタイルになるので1つで幅広い気候に対応できるのは便利ですね。
中綿には水濡れに強くメンテナンスもしやすいシリコーン加工ポリエステル中綿を採用しています。この中綿はミルスペックのシュラフでも使用されるものですね。
3シーズンシュラフとしては若干重いですが(約3.1kg)、コンプレッションサックに収納することでコンパクトに圧縮することは可能です。
何より、使用できるシーズンが長い上に価格もお手ごろなのが魅力ですね。
¥15180(税込)

ベースキャンプスリープシステムに、さらにコンプレッションサックが1つ付属するセットもあります。シュラフ用のコンプレッションサックとダウンなどの衣類の収納に便利なミディアムサイズのコンプレッションサックが付属しますよ。
¥15180(税込)

こちらは厚みのあるフリース製インナーです。シュラフの中に入れて保温性を高めることのできるアイテムですね。
スナグパックのシュラフに付いている内側のループに引っ掛けて固定できるのでズレにくいですよ。ベースキャンプスリープシステムに組み合わせれば冬キャンプにも対応できそうです。
初夏や秋口なら単体でも使用できるでしょう。
¥6490(税込)
このほかにもベースキャンプシリーズのシュラフが用意されてます。比較的手ごろな価格で入手可能なスナグパックのベースキャンプ、エントリーユーザーさんにもオススメできますね。
フード付レクタングラーシュラフのウィンターモデル。日本限定モデルです。
¥12980(税込)
こちらはスタンダードのウィンターモデル。
¥10780(税込)
3シーズンモデルのマリナー、タクティカルシリーズはカモ柄。右手で開閉しやすいレフトジップです。
¥8690(税込)
利き手を問わないセンタージップもあります。
¥7920(税込)
本物志向の人にはイギリス生産のタクティカルシリーズもありますよ。
¥33000(税込)
¥37400(税込)


