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2019年05月26日

梅雨入り前に!テント・タープの撥水強化を!

梅雨入り前に!テント・タープの撥水強化を!
関東では真夏日を記録しました。まだ早いでしょ!?という突っ込みを入れたいところですが、入れたところでどうにもなりません。
そしてやがてやってくる梅雨。梅雨前にやっておきたいことの一つがテント・タープの撥水強化じゃないでしょうか。晴天の続く今がチャンスですよ。出撃予定のない休日に済ませておきたいですね。

ということで撥水剤、なんですがその前にテント・タープの汚れを落としておくことをオススメします。汚れの上から撥水処理しても効果が半減しますし、撥水剤を上から塗ることで汚れを落としにくくなってしまいますからね。

専用の洗剤もありますが、手軽なのは薄めた中性洗剤を使用すること。これをスポンジに含ませて汚れの気になる部分を優しく泡立てながら洗います。特に泥跳ねしやすいサイドウォールの下の方、木の樹液などが付いているかもしれないルーフ周りがチェックポイントですね。
強く擦るとコーティングを傷める可能性があるので優しく洗ってください。汚れが落ちたら水で洗い流します。

もしも全体的に汚れがひどいようなら、洗濯してしまう手もあります。ただし大型のテントでは家庭用の洗濯機では難しいこともあるのでコンランドリーの大型洗濯機を使用する方がいいですね。できれば手洗いモードで優しく洗ってください。もしくは衣装ケースなどの大型容器で手洗いするといいですね。

やはり洗剤は専用のものもありますが、無添加の衣類用石鹸でも大丈夫なようです。もしも気になるのなら、こちらの洗剤をお使いください。
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iconニクワックス LOFTテックウオッシュ 1リットル
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防水素材用洗剤、LOFTテックウォッシュ。撥水皮膜を傷めることなく汚れを落とせます。希釈して使用してください。

脱水は生地を傷めるのでやめたほうがいい、という話とポリエステル幕なら脱水させてもいい、コットン幕は型崩れがあるのでやめたほうがいい、という話があります。管理人のポリエステル幕では脱水はしません。手で軽く水を絞って乾燥させる派ですね。なんとなく撥水コーティングに悪いように感じるので。
コットン幕は脱水させないらしいですが、水から出すとき、相当重いだろうなぁ、とは思います。

で、撥水加工ですが。もしもテントを丸ごと洗濯したのなら、オススメするのがこちらです。
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iconニクワックス TXダイレクトWASH-IN(洗濯式)1リットル
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防水素材用の撥水強化剤、おなじみのニクワックスTXダイレクトWASH-INです。希釈して使用してください。

テントの撥水処理はフライシートとインナーのフロアに行います。シングルウォールやハーフフライのテントであればフライ・インナー両方でもいいですけど。
このダイレクトWASH-INを薄めた液体に漬け置きすることで撥水剤をしみ込ませていきます。時々攪拌しながら浸け置きしてください。白っぽい液が透明になってきたらしみ込んだ証です。

軽く絞って天日でしっかり乾かすと撥水皮膜ができあがりますよ。ちょっと木工用ボンドのような臭いがしますが、完全乾燥すると気にならなくなりますね。

汚れが少なく全体を洗わないのであれば、汚れを落とした部分を乾かしてから撥水加工するのがオススメです。撥水剤は色々ありますが、ムラなく塗れてコスパの高いのがこちらでしょう。
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iconテムポ化学(TEMPO) テント用強力防水液 パラウエット
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スプレータイプよりも無駄が出にくい、はけ塗りタイプのフッ素コーティングです。ただし乾きが早いので一気に全体を塗ろうとせずに、幕を区分けするイメージで30cm四方くらいの面積で塗っていくほうがムラになりにくいですよ。フライシートとインナーのフロアにオススメです。インナーテント全体に塗る必要はないと思います。
テント・タープをしっかり乾燥させた後、塗ってください。フッ素系の防水剤は揮発しやすいので、別な容器に少しずつ出して使用するといいですね。

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iconキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テント用 防水スプレー 300ml
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手軽に済ませたいならスプレータイプですね。こちらはシリコン系なので透湿性のある部分には使用できません。透湿性を損ないますからね。なのでインナーテントにはオススメしません。もしインナーも塗るならフロアとサイドウォールの立ち上がり部分程度でしょう。
フライシートやタープには使用できますよ。シリコン系は塗るとクロスの色が濃くなってしまうことがあるので目立たない場所で一度試し塗りをして色合いを確認してから全体に塗るといいですよ。
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iconエフ・ケイ 超撥水スプレー
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こちらはフッ素系の撥水剤。乾きが早く手軽に使用できますね。ただし吸引するとよくないので、マスクなどを使用して吹きかけてください。透湿性を損ないにくいのでシングルウォールテントなどにも使用できますね。

もう一つ、撥水の要が縫い目のシーリングです。撥水素材を使用していても縫い目が処理されていないと水が染みてきますよ。シーリングテープが剥がれていたりしたら、貼りかえましょう。
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iconキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) シームレステープ
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古いテープは低温のアイロンを当てながら引っ張ると剥がれやすいです。古いテープを剥がしたら新しいテープを貼りましょう。
こちらのテープも低温のアイロンで貼り付けます。一気に仕上げようとせず、20~30cmずつ貼るようにするとうまくいきますよ。ポリエステル幕は高温に弱いので加減しながら。コットン幕なら中温で大丈夫です。

メンテナンスをすると時々見つけてしまうテントの破れや小さなピンホール。大きな破れは別ですが、小さなものならリペアテープでふさいでしまうのも手ですね。雨漏り対策になりますよ。
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iconKENYON(ケニヨン) リペアーテープ リップストップ
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接着剤付の手軽なリペアテープです。貼り付けてから時間が経つとしっかりしてきますよ。カラーも豊富ですね。必要な大きさにカットして使えます。
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iconnatural spirit(ナチュラルスピリット) Tear-Aid タイプA 補修パッチ
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こちらは透明タイプで目立ちません。ビニール製品、シリコンコーティングの生地以外なら使用できますね。可塑性の接着剤なので時間が経つとより強固になります。

雨に降られてしまう前に撥水は強化しておきましょう。




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Posted by あごひげあざらし at 19:02 │アウトドアグッズキャンプ
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