2019年05月27日
クーラーボックスの除菌消臭!クーラーBOX洗浄剤
連日5月とは思えない気温が続く関東地方。暑いですね。
暑くなると必須アイテムとなってくるのがクーラーボックス。食材を傷ませないよう、また冷たい飲み物の確保に。
で、しばらく使用していなかったクーラーボックス、開けた瞬間に臭いませんか?生臭いような、何ともいえない臭いが漂うこと、ありますよね。
そんな臭いのするクーラーボックスに飲み物や食材を入れるのはちょっと躊躇してしまいます。
ということで、臭いの気になるクーラーボックスはお手入れが必要ですね。
まずは中性洗剤でしっかり洗いましょう。パッキンなどが入っている場合はできればパッキンを取り外して隅々まで洗浄。本体だけでなくフタもしっかり洗剤で洗って汚れを取り除きましょう。
でもこれだけでは臭いは完全に取れませんし、不十分です。洗剤では落としきれない雑菌が残っているんですね。そんな雑菌を除菌しておかないと後々また臭いが発生しますよ。そんなわけで、クーラーボックスの除菌消臭剤です。
クーラーBOX洗浄剤
こちら、フィッシングブランドのゴールデンミーンから発売されてるクーラーBOX洗浄剤。ナチュラムさんではエバーグリーンと表記されてますが、エバーグリーンでも取り扱ってるのかな?
最近は使用してませんが、以前管理人も購入したことがあります。手軽で簡単なのがいいですね。
クーラーボックスだけでなく、バッカンやバケットマウスなどのタックルボックスも消臭・除菌ができますよ。
¥359(税込) 5%割引
この洗浄剤なら中性洗剤で隅々まで洗ったクーラーボックスに水を張って洗浄剤を入れて1~2日放置するだけで除菌・消臭ができますよ。
パッケージの中にはアルミ箔で分包された錠剤が入ってます。まるで入れ歯の洗浄剤のよう(管理人はまだ入れ歯じゃありませんよ)。これを容量にあわせて放り込むだけです。
18Lにつき1錠となってますので、50Lクラスのクーラーボックスなら3錠使用するといいですね。発泡剤も入っているので、水に溶け始めるとブクブクと泡が出てきます。たぶんこの泡も洗浄効果があるのかな。塩素臭がしますね。
泡が止まったらふたを閉めて放置するだけです。これでほとんどの臭いが取れちゃいます。若干の塩素臭が残るので、放置後は水で洗い流して完全乾燥させるといいですよ。
このクーラーボックス洗浄剤。主成分はジクロロイソシアヌール酸塩、塩素系の除菌剤です。水に溶けると次亜塩素酸ナトリウムを発生させるんですね。なので、酸性の洗剤などとは一緒に使用しないこと。塩素ガスが発生して危険ですからね。塩素ガスは濃度によっては死に至る危険なガスですよ。
次亜塩素酸は漂白・除菌効果に加え、菌の発生を抑える効果もありますから、一度使用すると一定期間は菌の発生を抑制してくれます。なので使用頻度にもよりますが、定期的に使用して除菌することで清潔に使うことができますね。塩素系なのでO-157などの大腸菌やノロウィルス、ロタウィルスにも有効です。
このジクロロイソシアヌール酸塩、意外と身近なものにも使用されてます。例えば、トイレの洗浄剤のブルーレットとか、タブレット型のハイターとか。水と反応して次亜塩素酸を発生させる、ということは、次亜塩素酸系の漂白剤でも同じ効果が見込めます。
なので最近の管理人はホームセンターなどで100円くらいの台所用塩素剤(キッチンハイターとかキッチンブリーチなど)を使用しちゃってるんですけど。50Lクラスのクーラーボックスにキッチンハイター1本を入れて水で希釈、そのまま1晩放置です。これでほとんど消臭できてます。
ただし塩素系洗剤は金属を腐食させてしまうんですね。除菌後は水でしっかり洗い流すようにしてますが、金属部分の腐食の可能性は捨て切れません。あくまで自己責任で使用してます。
クーラーボックス洗浄剤にはもしかしたら防錆剤などが入っているのかな?
洗浄するのが面倒くさい、というときは除菌・消臭成分入りのウェットティッシュでふき取るだけでもそこそこの効果は見込めます。
抗菌・消臭ウエットティッシュ
除菌成分としてエタノールと塩化ベンザルコニウムを配合したウェットティッシュ。除菌能力としては塩素ほどは高くありませんが、臭いの発生源となる雑菌には十分効果がありますよ。ただしO-157やノロウィルスには効果がないとされてますけどね。もっともクーラーボックスにその類の菌やウィルスが付着していることは少ないと思います。
溝部分には爪楊枝などを使用してしっかりふき取るようにすることをオススメします。この溝が臭いやカビの発生源だったりしますからね。
エタノールは揮発してしまいますし、塩化ベンザルコニウムも安全性の高い殺菌剤です。ふき取って終わりにしても大丈夫。気になる人は最後に水拭きしておけばいいと思います。
¥130(税込)
臭いクーラーボックスは衛生的にもよくないですよ。湿気が増えてカビの発生しやすいシーズンになる前に処置しておきましょう。