2019年05月04日
電動アシスト自転車はいかが?

先日、管理人の所属している神輿同好会の役員会に出席。
その際、当同好会発足時(31年前)からの大先輩、現相談役がいらっしゃいました。昨年までは愛車プリウスでいらっしゃってましたが、今回は真新しい電動アシストサイクルに乗って登場。
なんでも今年の2月に80歳を迎え免許の返納をされたそうです。なのでプリウスの代わりに電動アシストサイクルを購入されたとか。
祭り期間中、ずっと神輿について回れるほど足腰の丈夫な方ですが、潔さで鳴らしている人だけあってすっぱりと車の運転からは卒業されたんですね。「俺はもう、運転しねぇよ」だそうです。動けるうちに自転車に慣れることにしたんだ、とのこと。
我が家にも年代ものの電動アシストサイクルがあります。バッテリーはニッカドなのでいつまで使用できるかわかりませんが現在のところ、近所を走る程度ならバッテリーは十分持ちますね。確かに楽で便利です。
高齢者の自転車もちょっと怖い面はありますが、都心ほどインフラが整備されていない地方都市では移動の足は必須です。コミュニティバスも走っていますが、やはり時間や場所の制限がありますから不便な面があります。それを補完する意味でも電動アシストサイクルはありでしょうね。
電動アシストサイクル。ヤマハが先駆けとなってPASをリリースした当時、電動アシストサイクルはかなり高価でした。確か15~20万くらいしたと思います。管理人が母にプレゼントしたのは17万円位しましたからね。当時なら原付バイクも購入できるくらいの金額です。確かホンダもラクーンっていう電動アシストがあったと記憶してますが、いつの間にか撤退してましたね。
で、現在はかなり価格もこなれてきて、10万円以下でも購入できるモデルが増えてます。バッテリーもリチウムイオンになりモーターの出力も上がってますよ。車の運転を卒業された人はもちろんですが、お子さんを乗せる子育て世代にも電動アシストサイクルは浸透してますね。だって、楽なんですもん。
ということで、電動アシストサイクルの購入の参考になれば、と管理人なりの感想を。
電動アシストにはモーター搭載位置によって2系統のタイプがありますね。クランク軸にモーターを搭載するタイプ、ヤマハやパナソニックのモデルがこれに当たります。
もう一つはフロントホイール軸やリアホイール軸にモーターを組み込むタイプ。旧サンヨーやブリジストンがフロントホイールにモーターを組み込んでます。リアホイールはサードパーティ系のメーカーが多いようですね。
クランク軸にモーターがあると、踏み込んだ瞬間にリアにグッと駆動力が掛かり後ろから押されているような感覚。フロントホイールにモーターがあると前から引っ張られるような感覚です。どちらも乗りにくいということはありませんが、より慣れが必要かな、と思うのがフロントモーター。でも直進性は高いですよ。またペダリングはあまり軽く感じないものの、いつの間にかスピードが乗ってる感じですね。
一般的な自転車のフレームでも組み込めるので比較的安価なのも特徴かな。
クランク軸にモーターがあるモデルはペダリングが軽くより自然な感じで乗ることができますね。ただし踏み込んだ瞬間のダッシュがいいので、慣れるまではゆっくり踏み出すといいと思います。慣れてしまえば意識しなくても乗れますよ。
また専用のフレームが必要になるのでやや、高価な印象です。
お買い物自転車用の印象があった電動アシストサイクルも現在ではバリエーションが増えてます。自転車購入をお考えなら電動アシストも候補に入れてはどうでしょう。
近距離移動のシティコミューターとして使用するならこちらのタイプが適してますね。

小回りが利いてスタートダッシュや坂道に強い20インチ電動アシスト。変速なしなのでスピードは期待できませんが、電動アシストのおかげで坂道も力強く登れます。とはいえ坂の多い地域ではちょっときついかも。長めのホイールベースで小径車特有のふらつきを抑えるようになってます。
フル充電での連続走行距離は36kmが目安になります。フロントキャリア付でリアキャリアやバスケットは別途ご用意ください。
¥75384(税込)

漕ぎ出しが軽く小回りも利く24インチ。低床フレームで乗り降りもしやすくなってますね。内装3段変速でアップダウンにも対応できますよ。やはり24インチはスピード面で不利になりますが、漕ぎ出しの軽さはシティライドにぴったりです。
フル充電でオートマチックモードなら35kmの走行が可能です。フロントバスケットやリアキャリア、ライトも標準装備で毎日のお買い物などにも使いやすいモデルですね。
¥89424(税込)

ザ・お買い物自転車といった雰囲気の26インチ電動アシスト。ベーシックなグレードですがシティライドには十分なモデルだと思います。26インチはそこそこのスピードも期待できますし、大径のタイヤは走行安定性にも優れます。低床フレームで乗り降りもしやすいですよ。
標準モードで25kmの走行が可能。内装3段の変速を使用してキビキビ走れますよ。
¥84042(税込)

フロントホイール軸にモーターを搭載した27インチモデル。大径ホイールとある意味両輪駆動のフロントアシストで高い走行安定性を持ってます。しかも1.95というMTBクラスの太いタイヤはクッションが効いて乗り心地も優れてますね。
フロントバスケット、リアキャリア、ライトと装備も充実。標準モードで約21kmの走行が可能です。
¥75384(税込)
スポーティに乗りたい、ちょっと遠くまで走りたい、そんなニーズにはスポーツタイプの電動アシストサイクルもありますよ。

スポーティなミニベロ(小径自転車)です。外装7段変速を採用しているのでキビキビした走りができますね。アルミ製フレームは剛性も高いですよ。
フロントキャリア付でバスケットも取り付けできます。毎日の通勤や買い物はもちろん、サイクリングにも使える電動アシストミニベロ。走行距離はオートマチックモードで約40kmです。
¥96984(税込)

ヤマハPASのミニベロ、こちらは24インチに内装5段変速を組み合わせてます。跨ぎやすいV型フレームは背の低い人にも乗りやすいですよ。フロントキャリアにライトも装備しています。
走行距離は標準モードで59kmとロングライドにも使える容量となってますね。エコモードなら78kmまで伸ばせます。
¥118584(税込)

こちらは20インチに内装3速を組み合わせたPAS。20インチならではの鋭いダッシュはアップダウンの多い道でも楽々ですね。スポーティなX型フレームは見た目だけでなく剛性にも優れますよ。
走行距離は標準モードで69km、エコモードなら90kmも可能です。
¥107784(税込)

外装7段変速を採用したクロスバイク。走行距離こそ37km程度と長くはありませんが、27インチホイールは思った以上に進みますよ。見た目もスポーティですよね。バッテリー搭載位置もドリンクホルダーのようでスタイリッシュです。
通勤通学の足から気軽なサイクリングまでこなせる電動アシストサイクルです。フロントモーターならではの安定した走りも魅力ですよ。
¥86184(税込)

コンパクトに折りたためる電動アシストサイクルもあります。車に積んで旅先の足にするのもいいですよ。
小径な上に変速なしなので走行性能は低いですが、のんびり街を散策するなら十分でしょう。バッテリーもコンパクトで走行距離は10km程度と短いですが、スペアバッテリーを用意することもできます。
¥99792(税込)
またナチュラムさんで取り扱っている電動アシストサイクル、高齢の方に人気の3輪自転車もニーズに合えばオススメです。

転倒しにくく安定性の高い3輪自転車。とはいえ、スイング機能付で思った以上に曲がりやすいですよ。リアバスケットは大きく大容量。たっぷり買い物をしても大丈夫です。
走行距離は25km程度なのでシティライド、デイリーユース向けになりますね。モーターはフロントホイール軸に入ります。
¥148000(税込) 30%割引
電動アシストサイクルもバリエーションが増えてます。




Posted by あごひげあざらし at 19:02
│自転車関係