2018年04月04日
ポタリングやジテツーに!カスクを購入してみた
3月、急に温度が上がりまして、朝晩の自転車通勤でもウェアを間違えると大汗をかくことになってしまいます。すっかり春です。
暖かくなってくれば自転車通勤以外にポタリングに出る機会も増えてきますね。ノンビリペースでカジュアルな感じのサイクリングです。
で、そんな時、やはり安全を考えてヘルメットを着用していくのですが、なんか服装と合ってない、かなぁ?と思うこともしばしばあります。そんなわけで購入してしまいました、カスクです。

ドッペルギャンガーのブリムカスク、ツバ付きのカスクですね。
帽子よりはプロテクション性が高く、ヘルメットより気軽でカジュアルなプロテクターになります。逆に言うとヘルメットよりプロテクション性で劣り、帽子よりも暑くて重いんですけどね。
そんなわけでヘルメットと比べてみます。
やはりヘルメットに比べると一回りコンパクトなシェルになってますね。衝撃吸収材の厚みなども違うしそもそも構造が異なるわけですから当たり前。
衝撃吸収材の厚みはもっとも厚い前頭のところで1.8cmくらいでしょうか。側頭部のパッドは最大で1.5cmくらいです。なので耳は全くカバーされてませんから、万が一転倒して側頭部を打つようなことがあれば耳へのダメージは大きそうです。でも何も被らないよりはダメージを軽減できるはず。帽子よりずっと安心感がありますね。表皮にはPVCレザーを使用、シボ加工されているので一見すると本革っぽい感じではあります。
重量はカタログで235gとなってます。入門用とされるサイクルヘルメットだと250~300gくらいのものが多いので、重さは気にならないレベルです。通気性に関しては使ってみないとわかりませんが、手にした感じではそれほど高くはなさそうですね。意外とトップの部分の隙間が狭いんですよ。また硬さもあるためあまり変形しません。現在使用しているヘルメットと同等くらいの通気性であれば一応納得なんですけど、どうでしょう?
試着してみると、ほぼ帽子、という感じです。ヘルメットほど頭が大きく見えることもなくてカジュアルな服装との相性もいいですね。ちょっと変わったキャップを被っているという程度です。これならポタリングに使いやすいですよ。
サイズ調整用に後頭部のベルクロテープがありますが、そもそもシェルに硬さがあるのであまり効果はないのかな。小さくするというよりシェルの広がりを抑制するためのものという感じです。無いよりはまし、ですね。
内側には吸汗性のある生地が張られてますが、どれほど汗を吸うのかは未知数。できればインナーキャップなどを使用した方が長く快適に使えそうです。ヘルメットのように水洗いすると乾きにくそうですから、手入れは最小限に抑えたいですからね。
このメーカーでよくあることですが、やや仕上げに粗さを感じます。縫製が雑で縫い目がそろっていなかったり、生地に微妙な弛みや歪みもありますね。これは仕方ないかな、とあきらめてます。価格を考えてもこんなものでしょう。
ツバ付きのブリムカスクはカジュアルな乗り方にはまりますね。
定価¥4536(税込)のところ、¥3550(税込) 22%割引

こちらは同じくドッペルギャンガーのフォールディングカスク。ブリムカスクと違い、ツバがありません。また表皮にPVCを使用しているブリムカスクに対してこちらはPU(ポリウレタン)。よりソフトで軽量な素材なので折りたたんで収納することを可能にしています。だからフォールディングカスクなんですね。重量は185g程度に抑えられてます。ブリムカスクにはできない芸当ですね。
お気に入りのキャップと組み合わせて着用することもできますよ。
定価¥4536(税込)のところ、¥3940(税込) 13%割引
もちろんハイスピード走行する場合はヘルメットの方が安心。カスクとは用途で使い分けるのが良いですね。
またシティサイクル、ママチャリなどに乗る場合、ヘルメットは大げさだ、と思う場合もカスクなら違和感が少ないと思いますよ。タウンライドにもオススメできますね。最低限のプロテクターとしてご検討ください。
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Posted by あごひげあざらし at 22:02
│自転車関係│スポーツ&フィットネス