2014年01月17日
防災アイテムのご確認を!阪神淡路大震災から19年
阪神淡路大震災から今日で19年です。今でもあの震災の映像は頭に焼き付いている管理人です。
その後、東日本大震災が発生。こちらは津波の印象が強く残っています。
ここ20年で阪神淡路、中越、東日本と3度の大震災がありました。また、それ以外にも青森や長野などで大きな地震も発生しました。やはり日本は地震大国なわけで、他の国より地震に対する備えが必要ですよね。
自宅で被災した場合に備えて非常持ち出しなどを用意されているご家庭も多いと思います。食料の備蓄などもかなり進んでいることでしょう。東日本大震災以降、重要性が叫ばれましたからね。
ということで、一般的に必要といわれるライトやラジオ、水、食料以外に、これがあったら結構使える、というアイテムをいくつかご紹介しておきます。非常持ち出しに必ず入れなければいけない、といものではないかもしれませんが、頭に入れておくといざという時に役立つかもしれませんよ。
通常ご家庭にありそうなものから、購入が必要になるものもありますが、ご紹介しておきます。
今の時期なら、多くのご家庭にあると思うんですが、まずはこういった除菌系アイテム。



除菌のできるウェットティッシュや手指に使用できる除菌スプレーです。震災ではライフラインが寸断され、水も貴重品。手を洗ったりする回数も少なくなりますし、下水道も使用不可能になると衛生状態が悪くなり伝染性の病気が蔓延する危険があるんですね。除菌アイテムを用意されていれば、ある程度予防することができます。特に小さなお子さんや年配の方がいるご家庭ならできるだけ用意したいアイテムになりますね。
今の時期、インフルエンザやノロウイルス対策で用意されていると思いますが、非常持ち出しにも入れておくといいと思います。


上のアイテムと同じ意味で、マスクも用意したいところ。避難所など人の多く集まる場所に長時間滞在することになると、風邪やインフルエンザが流行ることが多くなります。マスクで100%防止できるわけではありませんが、予防策としては有効ですからね。
また粉塵などがひどくなることもあるので、喉や肺を守るためにも欲しいアイテムですね。支給されることもあるでしょうが、それはある程度時間が経ってから。発生初期は自前で用意しないといけません。
これは有名かもしれませんが、調理用のラップもあると便利な一品。用途が広いので大きめ・長めのものを用意するといいですよ。
水の使用が制限されるので、お皿やカップに巻いて使用すれば洗う回数を減らすことができます。洗わないでラップをはがせばいいですからね。これは衛生にも役立ちますし、紙皿の消費を抑えることにもなります。
また、出血を伴う怪我の応急処置にも応用できますよ。長時間巻いたままにはできませんが、応急の止血に使用できるんです。密着力が強いので、骨折の応急処置でも包帯代わりに添え木を固定できますね。
大きめのビニール袋は、空のボストンバッグに入れれば給水バケツに早変わりさせることも可能です。防水性があるので、濡らしたくないものを収納することにも使用できます。かさばるものではないので、複数枚入れておきましょう。
持ってて良かった、といわれるのが実は現金。地獄の沙汰もなんとやら、震災が起きても貨幣経済が壊滅するわけではないので、あると助かります。ただ、短期間であれば不要な場合も多いそうですが、1万円札ではなく千円札や小銭の方が役立つようです。
タオルもできるだけ欲しいアイテムだそうです。濡れた体を拭いたり、包帯代わりに使用したり。新品は吸水しにくいのでできれば洗濯済のものがいいんですが、今では開封後すぐ使用できるタオルもあります。

風呂はもちろん無理な場合が多いので、こちらは使い捨てタイプのウェットタオル。体を拭くことはもちろん手を拭いたりすることにも使用できます。除菌剤入りになってます。

肌触りに難がありますが、吸水力の高いタオルです。
なかなか風呂に入るとか着替えをするというのが難しい場合、せめて下着くらいは取り替えたい、特に女性はそう思うそうです。

使い捨てのペーパーショーツがあると、しのげますね。履き心地はある程度諦めないといけないようですが、衛生面は確保されます。
男性用もありますよ。

gowell(ゴーウェル)「使い捨て下着」ペーパートランクス(2枚入)
欲を言えばきりがありませんので、各ご家庭、各人が用途に応じた組み合わせを作ることも必要でしょう。基本的な防災用品・非常持ち出しについては総務省などでも紹介しています。参考にしてください。
それと、万が一がれきや建物に閉じ込められた時に備えて常に携帯していたいアイテムを一つ。

軽く息を吹き込むだけで高い音の出るホイッスルです。力を必要としないので、お年寄りや女性でも音が出せますし、長時間吹いても体力を消費しにくいですよ。存在を知らせることができれば、命をつなぐ可能性が増えますね。
阪神淡路大震災。東日本大震災の記憶が強烈な今でも、忘れてはいけないですよね。

Posted by あごひげあざらし at 05:46
│アウトドアグッズ