2013年04月18日
ダホン(DAHON)は30周年!フォールディングバイク

昨年、DAHON(ダホン)が創業30周年を迎えました。ってちょっと意外でしたね。もっと長い歴史のあるブランドかと思ってたんですが、管理人よりも若いじゃん!!
わずか(?)30年でフォールディングバイクの世界ではトップブランドに成長したダホン。成長の秘密は、現在多くのフォールディングバイクに使用されている折りたたみ機構の原型を作ったから、ですね。
レバー操作だけで簡単にロック・解除が可能な折りたたみシステムがReーBerです。ダホンのフォールディングシステムは強度が高く、ロック・アンロックが確実に素早く行えるのが特徴ですね。
また6mmアレンキー(ヘキサレンチ)で1/2回転するだけでロック・アンロックが可能なロックジョーシステムも開発してます。こちらは一見するとフォールディングバイクに見えないのが特徴。シンプルなスタイルも魅力ですね。
フォールディングバイクというと、フレーム強度などに難点がある、とも言われますが、ダホンのフォールディング機構は精度・強度ともに高く、常識的なメンテナンスをしている限り簡単には壊れません。耐久性は実用上全く問題ないと管理人は思ってます。
折りたたんで車のラゲッジに放り込んで出かける、そんなスタイルにもいいですし、輪行のお供にも活躍してくれますよ。
フォールディングバイクには賛否両論があって、折りたためる必要性が問われたりもしますが、いざという時に折りたためる、という安心感だけでも価値はあると思うんですけどね。
ということで、今年のダホンラインナップの中からいくつかご紹介しておきます。

ダホンのベーシックモデル、Route(ルート)です。ベーシックモデルなので、高価なパーツは奢られてませんがその分気軽に乗れるのも魅力ですね。最も安価に入手できるシリーズとなってます。
とはいえ、ダホンらしさは十分味わえますよ。ReーBerシステムを使用した折りたたみ機構は折りたたみとは思えない剛性感があります。
フレームを含めた多くのパーツにアルミを採用し、重量は12kgと軽く仕上がってます。持ち運びも軽く、また走り出しも軽快ですよ。2013年モデルからシートポストが他モデルと同じ580mmに変更されたので、ライディングポジションの幅も広がってます。もともと大柄でゆったりしたポジションが特徴のダホンですが、これで背の高い方でも窮屈感のないポジションに調整可能ですね。
フロントチェーンリングは52Tと大きく、その気になれば結構スピードも出せちゃいます。もちろんのんびり走る時でも、長めのホイールベースのためか20インチとしては安定感の高いフィールですね。
ダホンフォールディングバイクの入門用にピッタリです。実用性の高い前後マッドガード(泥よけ)やチェーンガードも採用されているので、デイリーユースにもオススメできまます。
¥43050

折りたたみサイズはダホン最小の16インチモデルがCurve(カーブ)です。従来のこのシリーズでは内装3段変速を採用していましたが、2013モデルのD7から外装7段変速に。これで急な坂道でも対応可能になりました。
ホイールサイズが小さくなればなるほど、走行性能は落ちてしまいますが、7段変速を駆使すればタウンユースでも大きな不満は出ませんね。アルミフレームは軽快でダイレクトな乗り味です。
また最小折りたたみサイズのCurveD7は、車のラゲッジに放り込んでおいて旅先で街中散策とか、輪行でのんびり、なんていう使い方にマッチしますね。目を吊り上げて走る性格のモデルじゃありませんからね。
そのため装備もコンフォート系のものが採用されます。グリップには質感が高く握り心地の良いVeloコンフォートグリップ。サドルも同様にクッション性の高いVeloコンフォートサドルですね。
実用装備のマッドガード、チェーンガードも採用されているので気軽に手軽に乗ることができますね。従来モデルよりリーズナブルな価格になったのも魅力です。
¥56700

クロームモリブデン鋼(クロモリ)フレームを採用したBoadwalk(ボードウォーク)D7。スチール合金の一種がクロモリ。モリブデンなどを加えて強度を高めた鋼材のことですね。素材の強度が高くなるので、ハイテンションスチールよりも薄く細いパイプを使用することが可能になります。アルミやカーボンが主流になる前の高性能素材の代名詞でしたね。最近、クロモリの良さが見直されてきてるんです。
独特のしなる動きをするので、路面からの衝撃が和らぐんですね。アルミがソリッドな乗り味としたら、クロモリはダンパーの効いた乗り味といった感じです。
ボードウォークはクロモリらしい細めのパイプを使用したベストセラーモデルです。2013年モデルではカラーバリエーションが増えてます。クラシカルな雰囲気も味わえる大人っぽいモデルですね。
52Tチェーンリングに7段変速(12ー28T)を駆使すればスポーティーな走りも可能です。スチール系とはいえ、クロモリフレームの採用で重量も約12.3kgと軽量ですよ。
¥51450

クロモリフレームにスポーティーな味付けを施した人気グレードがSpeed(スピード)P8。その名の通り8段変速を備えてます。20インチながら高い走行性能とカスタマイズも楽しいスタンダードモデルですね。13年モデルはデカールが一新し、タイヤも従来より細めの20×1.5インチとなりました。
8段変速はワイドなギア比で走行シーンを選ばない特性になってます。ディレーラーもMTBコンポーネントのシマノMー360を採用してアジャストさせてますね。
一見するとクラシカルな印象なので、クラシカルスポーツといったテイストを好む方にも人気ですね。
カスタマイズパーツも多く、自分好みの一台に仕上げるベースモデルとしてチョイスする人も多いモデルです。
¥72450

アレンキーでロック・アンロックを行うロックジョー機構を採用したDashP8は2013年のニューモデルですね。8段変速にストレートバーを備えたコンフォートミニベロサイクルといった位置付けです。
53Tチェーンリングとワイドなギアレシオでタウンユースからツーリングまでこなせるモデルとなってます。通勤通学に、ツーリングにとマルチに活躍するのが魅了になってます。
また上位モデルにX20が存在し、フレームなどを共通とすることで拡張性も持たせてますね。フロントディレーラー台座・3連ワイヤーガイドを備えているので多段化も可能ですよ。好みのパーツでカスタマイズする方にもおすすめです。
フレームは折り畳み機構が目立たずすっきりしてますね。気がつかなければただのミニベロにしか見えません。アルミ製フレームなどで重量は10kg程度に抑えられ、輪行などにも持ち出しやすくなってます。
¥78750

MTBテイストなクロスバイクタイプがこのJack(ジャック)D24です。フレームデザインやディレーラーにはMTBテイストですが、タウンユースからツーリング、ちょっとした林道まで走りたくなるモデルですね。
このサイズになると折り畳めなくても、という意見もあるでしょうが、走行性能の高さと収納性を両立させたとも言えます。
走行性能の高さを実現した秘密はフレームにも。2箇所の折りたたみポイントを異なる構造にすることでフレーム剛性を確保してます。剛性感のあるフレームだからこそ踏めるわけですからね。
タイヤにはストリートで人気のシュワルベ ビッグアップル26×2.0を採用しています。MTBのストリート向け換装タイヤとしても人気のタイヤで、舗装路向けパターンの低抵抗と乗り心地の良さが魅力ですね。
可変ステムを採用しているのでライディングポジションの調整幅も広いです。アップライトなポジションから前傾姿勢まで、シーンや好みに合わせた調整が可能です。ツーリング向け装備としてはシートポストポンプが採用されてますよ。
¥71400

ダホンの26インチ定番モデルがEspresso(エスプレッソ)。シティライドがよく似合うクロスバイクタイプですね。
少し小さめのフレームサイズで、女性におすすめなモデルです。もちろん小柄な男性なら合いますね。
可変ステムやストリートタイヤの装備で、通勤通学からサイクリングまで対応してくれます。
¥65100
ダホンのモデルは高いフレーム剛性が魅力です。安心感がありますね。入門モデルからスポーツモデルまでバリエーションも豊富ですよ。
この他のダホンは下の検索リンクからも探せます。
折りたたみ自転車 DAHON(ダホン)
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Posted by あごひげあざらし at 23:27
│自転車関係
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