2013年03月22日
ワンポールじゃなくてツーポール!ツインピルツ7Plus

最近ではすっかり小川の代名詞となりつつあるワンポールテント(別名トンガリテント)。以前は小川といえば大型ロッジドームテントや快適性の高いツーリングテントなどが人気でしたが、すっかり主役を奪われた感がありますね。ポール1本だけで立ち上がるシンプルさと独特のシルエットに人気が集まってますからね。
そのモノポールテントシリーズに新しいモデルが追加されてます。それがツインピルツ7Plusです。

モノポールじゃなくて2ポールのリビングシェルターというコンセプトのツインピルツ。まさにピルツ7を2つくっつけたような形になってますね。サイズを見てもピルツ7のフロアサイズが330cm×286cmの6角形なのに対して、ツインピルツ7プラスは330cm×570cmの6角形になりますからまさにツインピルツ。ポールももちろん2本になりますよ。
その他のピルツシリーズがテントとしての使用を考えたグランドシート付きなのに対し、ツインピルツ7プラスではグランドシートは付属しません。シェルターとしての使用をメインとしてるんですね。大きな宴会場や集会場といったニーズにアジャストするでしょう。
4、5人のファミリーユースでも広々使えるし、キャノピー状に広げればグループで使うのにも適してますね。どうしてもワンポールテントはスペース効率が落ちてしまうんですが、2つをつなげた形にしたことで広い空間を作り出してます。
他のピルツシリーズに比べると、思いっきりシンプルな構成をとっているツインピルツ。2本のメインポールと幕体だけという潔さです。もちろんこのタイプのテントでは当たり前となるペグダウン・張り綱の多さは仕方ありません。基本的に自立しない構造ですから、ペグと張り綱の多さは覚悟しましょう。ただ構造はシンプルなので設営方法は理解しやすいですね。慣れてくれば短時間で設営可能でしょう。
立ち上げてしまえばかなり快適な空間を作り出してくれます。ドアはポールのある側のクロスに左右1つずつ、そして広い面積を持つ中央部分は別売りの張り出しポールを使えば大きく広げることができます。広げた状態はまるでヘキサタープのような空間となりますね。風通しのいいスペースが作り出せますよ。
フルクローズにすると、冷たい風も入らない暖かなスペースに。メッシュパネルなどは採用されていませんが、2箇所のベンチレーターである程度の換気は可能です。またドアやサイドのファスナーを調整することでも換気は可能です。ただ、基本的にシングルウォールのトンガリテント。結露などはある程度仕方ないと思いましょう。
このツインピルツ7プラスはピルツ7用のフルメッシュインナー、同じくピルツ7用ハーフインナーを組み合わせることが可能です。2~3人の就寝スペースも確保できるので、ツインピルツを2ルームテントとしても使用できますね。ハーフインナーなら、両サイドに2つ設置して3ルームなんて使い方もできそうです。
ちょっと砂漠の難民きゃんぷを想像させてしまうようなカラーと形ですが、キャンプサイトでは目立つことでしょう。絶対自分たちのサイトを間違えないですね。
¥57750
また、ピルツ7もピルツ7STへとマイナーチェンジしてます。

黒い幕体が特徴だったピルツ7ですが、STはベージュの明るいカラーリングになりました。と同時にクロスの素材も変更されてますね。ピルツ7が40Dのナイロンリップストップのフライだったのが、STでは75Dポリエステルリップストップに変更されてます。多少厚みを増したことで重量が約300gほど増えてます。その分耐久性がアップしたということでしょうか。長く使うにはこちらの方が安心かも。
テントサイズなどは変更されてませんし、ポールもアルミ製で同じものですね。グランドシートやベンチレーターの構造もピルツ7と同じです。
素材変更によって若干のコストダウンもされたようで、ピルツ7より1万円ほど下がったプライスタグとなってます。
¥36750
また残念ながら黒いピルツ7、ピルツ5は廃盤になってしまいます。

クローカーから始まった黒いテント、ピルツ7。同サイズのST登場につき、プライスダウンしてますね。在庫がなくなり次第、販売終了でしょう。
定価¥47250のところ、¥28770 38%割引

ピルツシリーズ最小モデルのピルツ5は軽量でシンプルなテントが欲しい方にはオススメでした。ソロユースにピッタリなコンパクトワンポールです。
定価¥36750のところ、¥20580 44%割引
この他のワンポールテントは下の検索リンクからも探せます。
ワンポールテント
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Posted by あごひげあざらし at 10:46
│キャンプ
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