2013年03月08日
ノースイーグルの新しいテント!ワンポールも追加!

札幌に本社を置く「株式会社ナニワ」がリリースするアウトドア用品ブランドがノースイーグル。
比較的低価格なアイテムが用意されてる懐に優しいブランドですね。低価格とは言え、ロースタイルなチェアなど人気のアイテムは品質も悪くありません。コスパを重視するならかなり注目のブランドといえます。
で、そのノースイーグルから2013年のニューモデルが登場してます。その中で今回はテントに注目。かなり意欲的・独創的なラインナップとなってますよ。
個人的にもっとも注目しているのがこちらのワンポールテント。

新しく登場したワンポールテントはシリーズ最大サイズのBIG420です。
ノースイーグルにはすでに300とMINI200という2つのモデルが存在してましたが、そのサイズアップバージョンですね。300もMINI200もコストパフォーマンスが高く、ワンポールテントのエントリーにはオススメなテント。サイズアップバージョンも期待できますね。
8角形のインナー吊り下げ式ワンポール、設営は理解しやすいです。簡単ではありますがペグは8×2で最低でも16本打たないといけないのはワンポールの宿命ですね。ペグダウンなしでは自立できませんから。
フロアの位置をしっかり決めてから立ち上げるとキレイに張れますね。対角線同士を決めながらペグダウンすると良いですよ。
フライシートやインナーテントの材質は300などと共通ですね。撥水性は問題ないといわれてますが、縫い目のシーリングが甘いことがあるので使用前にシーム処理しておくと安心できますよ。
テントサイズは小川のピルツ15とほぼ同等のビッグサイズです。大人4人でも十分就寝スペースを確保できますね。ワンポールはテント中央にポールがあり、またフロア形状の関係もあってサイズの割に横になれるスペースが限られますが、この大きさだと宴会場としても使えますね。
ルーフトップにはベンチレーションがあり、結露対策が可能です。インナーはドアにメッシュパネルが採用されてます。前室などはないので、別途タープを組み合わせると靴や荷物の置き場も確保できますね。インナーテントのフロアはピルツのように巻き上げることはできませんが、トンガリテントの入門用としてはリーズナブルで良いんじゃないでしょうか。
ポールがスチール製でちょっと重かったりしますけど、コスパは優れてますね。
¥19800

こちらは新しいドームテント、4クローバードーム300というモデル。独創的な形でしょ。3m四方のインナーテントサイズとなってますから、大人4人でも十分使用できる広さです。
このテントは4面にドア&前室を持ってます。前室はそれぞれ1mにも満たない奥行ですが、靴を置いたりする程度なら十分な広さですね。これでキャノピーにできればもっとスペースを有効に使えそうなんですが、詳細がわかりません。フライの形状を見るとグロメットがあればキャノピーにできそうなんですけど。
4面ドアの魅力は通気性の高さですね。それぞれインナーのドアにはメッシュパネルが採用されているので、すべて開放すると風通し抜群になるでしょう。メッシュパネルにすれば虫の侵入もありません。設営位置や風向きなどに合わせて出入りするドアを変えることもできますね。
またフライシートにはドアの両サイドに各1つのベンチレーターが採用されてます。計8箇所のベンチレーターを調整すれば結露も最低限に抑えられるでしょう。
アルミのクロスポールでインナーを立ち上げて、フライシートを被せる一般的な設営方法は理解しやすいです。ただ4面のドアのため、前室張り出し用のポールが計4本必要になりますね。設営時間はその分余計にかかるでしょう。これは通気性というメリットを考えたら仕方ないかな。
やはりコストパフォーマンスは高いですね。
¥19800

こちらはコンパクトな2ルームテント、リップツールドーム200です。
2m四方のインナーテントサイズで、前室というかリビングもほぼ同じ広さを持ってます。最近フェスキャン向けにこういったサイズのテントがコールマンからもリリースされてますから、今後人気の出るモデルかな。
前室スペースにはグランドシートも採用され、ロースタイルでマッタリできるテントですね。インナーテントは吊り下げ式なので、雨天の設営撤収でもインナーを濡らすことなく作業できるようになりますよ。
フレーム構造はA型フレームのようですね。最近のクロスポールに慣れた方だと構造が違うので戸惑うかもしれませんが、慣れてしまうと簡単ですよ。
背骨のようなメインポールに各ポールを接続していく形ですね。インナーとリビングを仕切る位置にもポールが有り、強度的にも優れてますよ。ジュラルミンポールを使用しているので軽量で高強度です。
インナーサイズからすると、大人2人と小さなお子さん1人程度でギリギリのサイズですね。大人2人ならゆったり使用できますよ。メッシュパネルもインナー・フライに採用されているので通気性も高そうです。
¥16800

リップツーリングドーム ペアもモデルチェンジです。目を引くのは旧モデルのグレー・ベージュのカラーから明るいグリーン・ベージュに変更されたところですね。
細かな点でも変更を受けてますよ。フライシートは68Dから75Dに厚みを増して強度アップされてます。またジュラルミンポールも7075から7001へとグレードアップしてますね。また前室も奥行が10cmほど広くなったようです。
2人用としては十分な2m四方のフロアで、重量も4kg弱と重くありません。コストパフォーマンスの高いペアテントですよ。
¥12800

ソロ用のイーグルツーリングドームもマイナーチェンジです。カラーリングも変わりましたが、材質変更などもしてますね。
フライシートは70Dから68Dへ軽量化、ルーフトップのリッジポールは8.5mmから9.5mmへ強度アップしてます。またルーフトップには旧モデルにはなかったベンチレーターも追加され通気性が向上してますね。この価格でもフロアシートがブルーシートのようなPEクロスじゃないのは良いですよね。正常進化しながらも価格は控えめ。
¥6980

300cm×300cmのフロアを持つスタンダードなドームテントがこちら。ゆったり使えるファミリードームテントとしてはスタンダードなサイズですね。フレーム構造もクロスフレームのドームテントなので設営もわかりやすいです。
このモデルには前室が装備されます。奥行は80cmほどあるのでラゲッジスペースとして重宝しますね。またドアをポールで立ち上げればキャノピーにもできますよ。
ルーフにはベンチレーターも備えた、「普通」のドームテント。でも実は普通が一番使いやすかったりするんです。
¥19800
低価格と侮るなかれ、なノースイーグル。製造はかの国ですが、品質はそれほど悪くもありません。十分実用になるスペックを持ってますよ。懐に優しいテントをお探しなら要チェックです。
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Posted by あごひげあざらし at 11:57
│キャンプ
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