2012年03月02日
渓流ルアー入門に!ミドルグレードスピニング!


3月。渓流も解禁を迎えました。今週末は待ちきれなかった人たちが大挙押し寄せる?
渓流というと餌釣り・毛鉤(テンカラ)・フライという釣り方もありますが、管理人的にはルアー。もちろん数の点では劣りますが、趣味の世界です。何で釣るのかは嗜好の違いということで。餌釣りやフライを否定するものではありません。ルアーが好きなんです。
そんなわけで、今回は渓流入門にオススメなミドルグレードのスピニングをご紹介します。ハイエンドではない、とはいえ、何かと不満の出やすいエントリーモデルでもない。最も売れ筋とされるミドルグレードスピニング、かなり種類が多いので、得意の管理人の独断ってやつでチョイスしておきます!

ちょっとモデル末期に近いですが、個人的にイチ押ししたいのがこのアルテグラアドバンスC2000HGSです。渓流ルアー専用機といってもいいくらい、ジャストなリールですよ。価格も実売価格1万円台前半で購入でき、コストパフォーマンスも上々ですから。
このアルテグラアドバンスというリール、ちょっと重い、という印象があると思います。確かに2500番クラスで260gくらいと現在のレベルでは重い方に入ってしまいますからね。
ただ、C2000HGSに関して言えば、重量は気になりません。1000番をベースに2000番相当の直経のスプールを搭載したことで、210g程度に収まってますからね。
超軽量なロッドと組み合わせるとグリップヘビーに感じるかもしれませんが、そういったロッドでなければ逆にジャストバランスになりますよ。
アルミと樹脂のハイブリッドボディは強度が高く、ハードなジャーキングでもたわんだりしません。この安心感も魅力ですね。
またアップストリームキャストでは、速いリトリーブが要求されます。ギア比6.0:1のハイスピードギアを搭載したC2000HGSなら余裕を持って対応可能ですね。一昔前のスピニングと違い、ハイギアでも巻きが重すぎる!なんて印象はありません。スタンダードの5.0:1と直接比べると重い感じはありますが、スムースに巻くことができ、少し使えばすぐ慣れてしまいますよ。
渓流ルアー入門にオススメです。
定価¥15750のところ、¥10230 35%割引

ダイワではフリームス2004がサイズ的にちょうどいいんですが、渓流での使用を考えるとギア比がもう少し高いほうが良いんですけどね。2506にはハイギアが設定されてますが、2004では4.8:1のスタンダードギア比しかラインナップされてません。
ザイオンボディは硬くたわみにくいのが特徴。ハードジャークでも音を上げないリアルフォーは魅力なのでおススメしたいところなんですが。ハイギアにこだわらなければコストパフォーマンスも高く、高性能と言えるリールですけどね。
巻き心地は軽いので、ハイスピードリトリーブはやりやすいです。重量も220gと重くはありませんので、イチ押しとはいえませんが、使えるリールですね。
定価¥16905のところ、¥10980 35%割引
ちょっと重量があることと、設計がちょっと古い点を見なかったことにすれば、こんなリールもあります。

ダイワのリールの中ではちょっと扱いが粗末に感じる(?)ディースマーツというリールです。
設計が古いというのは、このリールのベースがインフィート月下美人だからですね。更に遡ればボディの内部構造は初代レブロスにたどり着きます。
とはいえ、初代レブロスは巻きのフィーリングもスムーズで軽かったです。アルミのボディに樹脂製のフタの組み合わせはボディ強度も高くて管理人的には好きでしたね。というか、まだインフィート月下美人使ってるし。。。。。
そのインフィート月下美人に6.2:1というハイギアを組み込んだのがディースマーツ2003PEーSHです。正確にはスプールはエアスプールからアルミ鍛造スプールへ、ハンドルもストレートから湾曲したカーブドハンドルに変更されてますが、ボディなどは共通です。スプール支持部にはベアリング入りとなり、4ベアリングから5ベアリングになってますね。
渓流のルアーにジャストなボディサイズ、ラインストック、そしてハイギア。スプールがアルミ鍛造となったことで255gと重くなってますが、ここはエアスプールに交換すれば軽量化できるところでもあります。そのまま使う場合は、ロッドもちょっと強めなタイプが似合いそうですね。軽量を売りにしているロッドと組み合わせるとグリップヘビーになりますからね。
ナチュラムさんのサイトでは「その他スピニングリール」に分類されているし、ダイワのサイトでは掲載ページがわかりにくい、と扱いはなんだかなぁ、ですが、個人的には良いリールじゃないかと。多分、というか、絶対人気リールにはならないでしょうが。
それと価格設定はちょっと高いかな、とも思います。
定価¥17850のところ、¥12490 30%割引
もちろんもうひとつ上のグレードに当たるバイオマスターC2000HGSやカルディア2004もオススメですけどね。今回はミドルグレードの中でも下位にあたるモデルをおすすめしておきます。何しろ入門用というと、コストパフォーマンスも大切な要素ですからね。
フィッシングタックルならこちらにも
アウトドア&フィッシング厳選ストア ウェブ館


Posted by あごひげあざらし at 13:10
│リールの基礎知識