2011年02月12日
ポータブル魚探色々!オカッパリでも!

よく釣りで大切なのはイメージ、なんていわれますよね。人間の目からは見えない水の中の様子を頭の中でイメージングして釣りを組み立てることが釣果アップに重要なんだそうです。
わかっていても、なかなか難しいんですけどね。そういったイメージ作りは常日頃から行うことで習慣となるそうなんですが、重要なのは「情報量」じゃないでしょうか。
釣り場に立ってすぐ手に入る情報といえば、岸際の地形や流れ込みの位置、偏光サングラス越しに見える水中のストラクチャーなどがありますよね。この他にも風や気温、日差し、水流の向きなどもファクターになります。
これだけでもある程度の組み立ては可能ですが、さらに情報量が欲しい、となると、魚探を使用するのがもっとも有効でしょう。目に見えない水中の情報を手に入れられますからね。
ボトムの形状や質、目に見えないストラクチャー、ベイトフィッシュの群れやターゲットそのものも魚探を使用することで、情報として得ることができますからね。
情報が多くなることでイメージングもしやすくなります(情報が多すぎて混乱する管理人はまだまだですね。。。。)。
そんなわけで、魚探入門にオススメなポータブル魚探をいくつかご紹介しておきます。ポータブルといっても、オカッパリでも使用できるホントのポータブルタイプから、ボートやフローターで十分使用できる本格的なモデルまでありますよ。
まずはオカッパリでも使用可能な簡易タイプのポータブル魚探。

オカッパリでも使用できるというと、このタイプになりますね。正直なところ、機能的には物足りなかったりするんですが、魚探=魚の群れを探すという意味では十分期待にこたえてくれます。というか、それしかできないみたいですけど。
バスフィッシングなどで欲しい情報、地形の変化やボトムの質などは表示できません。水深は表示しますが、正確性に欠けるところもあるようで。他の魚探でもボトムの質によっては音波の反射の関係で誤表示することがありますが、こちらはその頻度が高いようですね。
ベイトフィッシュの群れがボトム付近にいるのか、中層に浮いているのか、などの情報は手に入りますので、攻め方をイメージングする要素にはなると思いますよ。また、水平方向を探知できるという機能は面白いと思います。この機能はナショナルのBH-745ならではでしょう。単4電池4本で駆動するタイプです。
¥10300

性能のほどは未確認ながら、圧倒的な低価格で販売中のフィッシュファインダー。ナチュラムさんオリジナルブランドのバッカニア製品です。
とはいえ、これって以前売ってた大漁くんとよく似てます。というか、同じかも。
性能はわかりませんが(しつこい?)、機能的には結構充実してますね。本格的な魚探のようにはいきませんが、ボトムの状態やウィードをアイコンで表示してくれます。ウィードも長さによって3段階表示、ボトムも起伏の大きさによって3段階表示です。リアルな形状はわからないけど、凸凹があるとか水草が生えてる程度の判断は可能です。
表示機能に関してはナショナル製を上回る充実ぶりですね。
それでいて、1万円を大きく下回る価格は入門用に良いんじゃないでしょうか。単4電池4本で駆動できます。
¥6990
ボートなどで使用するなら、もう少し充実したモデルが欲しくなります。視認しただけではボトム形状が判断しにくいボートやフローター、魚探を掛けることで隠れた爆釣スポットを見つけられる可能性がありますよ。

ナチュラムさんで大人気の魚探、ホンデックスHEー51Cもポータブル魚探です。他店と比べても、かなり割引幅が大きいというのも売れている理由でしょう。単三電池8本で駆動することが可能です。持ち運びを重視するなら、バッテリーなどを使用しないで電池で動かせば装備も簡略化できますよ。
フレッシュウォーターではもちろん、ソルトウォーターにも対応する汎用性も魅力です。最大水深300mまで計測できる性能は、ソルトのボートフィッシングでも活躍してくれます。
魚探としての性能は必要十分なレベルで、多少表示画面が小さく感じる以外は大きな不満がありません。もちろん、上位モデルに比べると機能はシンプルになってますが、まずはこれを使いこなせないと上位モデルはもっと複雑になりますから厳しいですよ。
振動子(音波を出すところ)の取り付けなどが必要になり、ボートに乗せるだけでOKとはいきませんが、セットアップは比較的簡単です。振動子は吸盤取り付けになりますが、ボートの種類によってはしっかり取り付けできないので工夫も必要です。投げ込み式振動子などに交換するのもアリですね。ただしその場合は移動中に魚探を掛けながら、というのは難しいですが。
過不足ない機能なんですが、水温センサーが別売りなのはちょっと残念です。やはり水温という情報も釣果に影響しますからね。今の季節なら少しでも高水温の場所を探したいところですからね。余裕があれば水温センサーもそろえたいです。
オプション類が豊富なホンデックス。ローボートやアルミボート、フローターなど用途に合わせたカスタマイズも可能になってます。
定価¥45780のところ、¥29820 34%割引

HE-51Cをバスフィッシング向けに仕様変更しているのがこちらのHE-57Cですね。基本的なサイズや電源などはHE-51Cと同じです。だから乾電池駆動も可能です。
変更点は対応する水深が最大60mと浅くなり、よりシャローエリアでの判別が簡単になってます。バスフィッシングで使用する場合、300mはオーバースペックになりますからね。湖やリザーバーでは60mあればほとんどのエリアで十分使用できます。
バスフィッシングで重要になるボトムの質(硬さや水草など)はHE-51C同様、20段階の数字とグラフで表示します。
また、こちらは水温センサーが標準装備となってます。サーモクライン(水温分布)も判読できるため、高水温エリア・低水温エリアを探す時に重宝しますね。
残念なのはHE-51Cでは架台も兼ねるフタ(カバー)が付いているんですが、こちらのHE-57Cでは省かれてます。フローターに搭載する場合は、取付金具のほかに架台も用意する必要がありますね。
とはいえ、水温センサーを購入することを考えればHE-51Cと同等のコストパフォーマンスになりますね。
こちらもHE-51C同様、オプションが豊富なので、ボートやフローター、インフレーターボートなど対応できるシーンが多いです。マルチに使用できますね。ただ、水温センサーは淡水用なので、ソルトで使用する場合は別途ソルト対応のTC03に換装する必要があります。
定価¥39900のところ、¥29500 26%割引

こちらはフラッシャータイプの魚探。画像として表示できるタイプと違い、円形の画面の光の点滅で魚群や水深などを判別するタイプですね。使いこなすには多少のスキルが必要ですが、慣れてしまうと音波発射回数の多さもあって、よりリアルな状況がわかります。
こちらは専用バッテリーを使用しますが、持ち運びは簡単です。バッテリーユニットは本体下側に収納されますからね。バッテリーはダイワの電動リール用バッテリーを使用します。乾電池などに比べると長時間の使用が可能になりますね。
ワカサギ釣りブランドのクリスティアですから、ワカサギ釣りで使用する人が多いですが、それ以外でももちろん使用可能です。ただ、一番しっくりくるのはやっぱりワカサギ釣りでしょう。
実はフラッシャータイプの魚探は1度しか使用したことのない管理人、ほとんど使いこなせませんでした。
定価¥49875のところ、¥31900 36%割引
ポータブルとはいえ、追加される情報量は膨大です。必要な情報を自分でより分けるという作業は必要になりますが、目と耳と勘だけに頼っていたスタイルに比べると釣果アップの可能性を秘めてます。
使いこなして更なるステップアップをしてくださいね。
この他魚探はこちらにも
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Posted by あごひげあざらし at 15:44
│フィッシング
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