2010年09月08日
2万円でそろえる!管釣りタックル!2010
10月の声を聞けば、管理釣り場のトラウトフィッシングもシーズンインです。
今年、はじめてみようかな、という人に、「2万円でそろえる管釣りタックル」というお題で書いてみようと思います。
とは言うものの、あれやこれやとあったほうが便利な小物もたくさんありますので、最低限必要なもので。そうじゃないと上限はどんどん上がっていってしまいますからね。
なので、ロッド・リール・ルアー(最低限のもの)・ライン。これだけそろえて2万円を目安にご紹介していきます。
まずはロッド。ホントだったら、スプーニング用・ミノー(プラグ)用と分けたいところですが、2本となると2万円では厳しいので、スプーンにも小型プラグにも対応できるバーサタイルロッドということで。

アブガルシア(Abu Garcia)マスビート MS-602SUL

実売価格で8000円程度のロッドを購入しておけば、そこそこ満足いくものが手に入ります。
その中でも、管理人がイチオシしたいのが、このマスビート。アブが本気になって作ったエントリーロッドというだけあって、ブランクスがスグレモノです。
非常に素直なロッドで、扱いやすさが光ります。テーパーはレギュラーテーパーで、ティップからベリーまで素直に曲がるという印象ですね。
マイクロスプーンに特化したロッドだと、キャストに慣れるまでちょっと時間がかかります。バスロッドのような感覚で振りかぶってキャストしてしまうと背中を釣ってしまうことにもなってしまいます。
その点、適度に張りのあるマスビートはキャストに慣れるまでの時間が短くて済みますから、すぐ釣りに集中できるようになりますよ。
カタログ上は1.5~3gまでのルアーに適応とありますが、管理人の振った印象では1.0gくらいのスプーンも何とかキャスト可能です。飛距離は期待できませんが、ルアーの重さをしっかりと載せて投げられますね。
ミノーや小型のクランクベイトもキャストは可能です。ただ、引き抵抗の大きいディープダイバークランクはちょっと厳しいですね。せいぜい、ミディアムダイバーが限界でしょう。ミノーもロングリップのものは難しいです。ショートリップのフローティング、サスペンドタイプくらいなら操作性も問題ありません。
スプーンもプラグもこなせるバーサタイルなエントリーロッドとして個人的にイチオシです。そこそこの高級感もありますしね。ただ、ガイドはSiCでなくハードガイドになります。
定価¥9765のところ、¥7800 20%割引

ダイワ(Daiwa)CROSSBEAT(クロスビート) 562ULRS

こちらはダイワのエントリーモデル。こちらも低価格帯のロッドとしては作りもよくオススメできますね。
見た目はちょっと安っぽく見えてしまうかもしれませんが、実力はそれ以上です。まずエントリーロッドという特性で重要な扱いやすさ。こちらも素直なベンドカーブを描きます。若干継ぎ目の硬さも感じますが、逆にそれが小型プラグの操作をしやすくする感じですね。
ティップがやわらかいので、1g程度のスプーンも十分こなせるバーサタイルロッドですね。入門用の位置付けですが、ブランクスだけなら価格以上のロッドに感じますよ。
こちらもガイドはハードガイドになります。ラインへの攻撃性ではSiCに分がありますが、ハードガイドだからダメ、ということはありませんからね。
定価¥7665のところ、¥5360 30%割引

アルファータックル(alpha tackle)PRIUS-ECO TROUT SIC602L

こちらは新しいシリーズなので、触ったことがないんですが、親会社のエイテック製トラウトマスターSiCを所有している管理人。
トラウトマスターSiCは非常にコストパフォーマンスの高いエントリーモデルでした。その系統のロッドなので、おそらく外れないと思います。
この価格帯でFuji工業性のSiCガイドを採用しているので、ライトラインを使用してもラインを傷めにくくなってます。コストパフォーマンスを重視していながら、ロッドとしては悪くないと思います。
¥5580
ロッドはこのくらいにして、続いてリールです。管釣りでリールに要求される要素は、ドラグの滑らかさ・ハンドルの回転フィールでしょう。ライトラインを使用するのでドラグの滑り出しは重要ですし、モンスターのようなトラウトがヒットしないとも限りませんからね。
また、スローリトリーブが基本になるスプーンでは、ハンドルの回転フィールは気になるものです。キャスト回数も多くなる管釣りですから、気になりだすと我慢できなくなっちゃうかもしれません。

シマノ(SHIMANO)10ナスキー 1000S

入門用タックルのリールとしてイチオシなのが、シマノのナスキーです。この価格帯ではピカイチの存在でしょう。
特にドラグ性能・ドラグのスムースさでは上位機種に引けを取らないほどです。07ナスキーも好評でしたが、10モデルもその良さは引き継いでますよ。
ドラグワッシャーのサイズが07ナスキーよりも小さくなったのは、AR-Cスプールになったから。リップを大きくとる構造のため、必然的にドラグワッシャーの入るスペースが小さくなります。とはいえ、ステラなども同じサイズなので、ワッシャーが小さくなったからといってドラグ性能が落ちているというわけじゃありません。
ベアリング支持ではなくなりましたが、スムーズにラインを送り出してくれるので滑らかさに不満はありません。ライトラインも安心して使えますね。
ハンドルの回転フィールは滑らかで引っ掛かりなどを感じることはないですね。ただ、少し重いかな、という印象です。グリスの粘度が高いような感触です。これは使い込んでいくうちに余分なグリスが飛んで軽くなってきます。10モデルからハンドルノブのベアリングが省略されたため、ちょっとノブの回りが渋く感じますが、上位機種と比べない限りわからないレベルです。気になる場合は、ノブにオイルを注せばだいぶ改善しますよ。
ラインローラーの形状が旧タイプになってしまったのは残念ですが、それが釣りに大きな影響をもたらす、ということもないですね。
定価¥9240のところ、¥6000 35%割引

ダイワ(Daiwa)LEGALIS(レガリス)2004

ダイワからは、とりあえずレガリスを載せておきますが本意じゃありません。というのも、今年9月にレブロスMXというモデルが登場しているから。管理人としてはそちらの1503をオススメしたいんですが、まだデリバリーが十分ではないので、ナチュラムさんにも未入荷です。
レガリスよりも軽量化されたボディは、新しい金型で作られてます。かなり期待のモデルエントリーモデルですので、レブロスMX1503、もしくは2004ならナスキーといい勝負になると思います。レガリスは回転フィールではナスキーよりも軽快ですが、ちょっと重いんです。ドラグの滑り出しや安定感でも一歩劣る感じです。
旧レブロスベースのプレッソイプリミやインフィート月下美人はドラグ性能も上位機種並みなんですけどね。その分価格も上がりますから。
新しいレブロスMXもドラグではナスキーにちょっと劣る感じだそうですが、実用上、大きな不満を感じることはなさそうです。
定価¥9555のところ、¥6210 35%割引
今年、はじめてみようかな、という人に、「2万円でそろえる管釣りタックル」というお題で書いてみようと思います。
とは言うものの、あれやこれやとあったほうが便利な小物もたくさんありますので、最低限必要なもので。そうじゃないと上限はどんどん上がっていってしまいますからね。
なので、ロッド・リール・ルアー(最低限のもの)・ライン。これだけそろえて2万円を目安にご紹介していきます。
まずはロッド。ホントだったら、スプーニング用・ミノー(プラグ)用と分けたいところですが、2本となると2万円では厳しいので、スプーンにも小型プラグにも対応できるバーサタイルロッドということで。

実売価格で8000円程度のロッドを購入しておけば、そこそこ満足いくものが手に入ります。
その中でも、管理人がイチオシしたいのが、このマスビート。アブが本気になって作ったエントリーロッドというだけあって、ブランクスがスグレモノです。
非常に素直なロッドで、扱いやすさが光ります。テーパーはレギュラーテーパーで、ティップからベリーまで素直に曲がるという印象ですね。
マイクロスプーンに特化したロッドだと、キャストに慣れるまでちょっと時間がかかります。バスロッドのような感覚で振りかぶってキャストしてしまうと背中を釣ってしまうことにもなってしまいます。
その点、適度に張りのあるマスビートはキャストに慣れるまでの時間が短くて済みますから、すぐ釣りに集中できるようになりますよ。
カタログ上は1.5~3gまでのルアーに適応とありますが、管理人の振った印象では1.0gくらいのスプーンも何とかキャスト可能です。飛距離は期待できませんが、ルアーの重さをしっかりと載せて投げられますね。
ミノーや小型のクランクベイトもキャストは可能です。ただ、引き抵抗の大きいディープダイバークランクはちょっと厳しいですね。せいぜい、ミディアムダイバーが限界でしょう。ミノーもロングリップのものは難しいです。ショートリップのフローティング、サスペンドタイプくらいなら操作性も問題ありません。
スプーンもプラグもこなせるバーサタイルなエントリーロッドとして個人的にイチオシです。そこそこの高級感もありますしね。ただ、ガイドはSiCでなくハードガイドになります。
定価¥9765のところ、¥7800 20%割引

こちらはダイワのエントリーモデル。こちらも低価格帯のロッドとしては作りもよくオススメできますね。
見た目はちょっと安っぽく見えてしまうかもしれませんが、実力はそれ以上です。まずエントリーロッドという特性で重要な扱いやすさ。こちらも素直なベンドカーブを描きます。若干継ぎ目の硬さも感じますが、逆にそれが小型プラグの操作をしやすくする感じですね。
ティップがやわらかいので、1g程度のスプーンも十分こなせるバーサタイルロッドですね。入門用の位置付けですが、ブランクスだけなら価格以上のロッドに感じますよ。
こちらもガイドはハードガイドになります。ラインへの攻撃性ではSiCに分がありますが、ハードガイドだからダメ、ということはありませんからね。
定価¥7665のところ、¥5360 30%割引

こちらは新しいシリーズなので、触ったことがないんですが、親会社のエイテック製トラウトマスターSiCを所有している管理人。
トラウトマスターSiCは非常にコストパフォーマンスの高いエントリーモデルでした。その系統のロッドなので、おそらく外れないと思います。
この価格帯でFuji工業性のSiCガイドを採用しているので、ライトラインを使用してもラインを傷めにくくなってます。コストパフォーマンスを重視していながら、ロッドとしては悪くないと思います。
¥5580
ロッドはこのくらいにして、続いてリールです。管釣りでリールに要求される要素は、ドラグの滑らかさ・ハンドルの回転フィールでしょう。ライトラインを使用するのでドラグの滑り出しは重要ですし、モンスターのようなトラウトがヒットしないとも限りませんからね。
また、スローリトリーブが基本になるスプーンでは、ハンドルの回転フィールは気になるものです。キャスト回数も多くなる管釣りですから、気になりだすと我慢できなくなっちゃうかもしれません。

入門用タックルのリールとしてイチオシなのが、シマノのナスキーです。この価格帯ではピカイチの存在でしょう。
特にドラグ性能・ドラグのスムースさでは上位機種に引けを取らないほどです。07ナスキーも好評でしたが、10モデルもその良さは引き継いでますよ。
ドラグワッシャーのサイズが07ナスキーよりも小さくなったのは、AR-Cスプールになったから。リップを大きくとる構造のため、必然的にドラグワッシャーの入るスペースが小さくなります。とはいえ、ステラなども同じサイズなので、ワッシャーが小さくなったからといってドラグ性能が落ちているというわけじゃありません。
ベアリング支持ではなくなりましたが、スムーズにラインを送り出してくれるので滑らかさに不満はありません。ライトラインも安心して使えますね。
ハンドルの回転フィールは滑らかで引っ掛かりなどを感じることはないですね。ただ、少し重いかな、という印象です。グリスの粘度が高いような感触です。これは使い込んでいくうちに余分なグリスが飛んで軽くなってきます。10モデルからハンドルノブのベアリングが省略されたため、ちょっとノブの回りが渋く感じますが、上位機種と比べない限りわからないレベルです。気になる場合は、ノブにオイルを注せばだいぶ改善しますよ。
ラインローラーの形状が旧タイプになってしまったのは残念ですが、それが釣りに大きな影響をもたらす、ということもないですね。
定価¥9240のところ、¥6000 35%割引

ダイワからは、とりあえずレガリスを載せておきますが本意じゃありません。というのも、今年9月にレブロスMXというモデルが登場しているから。管理人としてはそちらの1503をオススメしたいんですが、まだデリバリーが十分ではないので、ナチュラムさんにも未入荷です。
レガリスよりも軽量化されたボディは、新しい金型で作られてます。かなり期待のモデルエントリーモデルですので、レブロスMX1503、もしくは2004ならナスキーといい勝負になると思います。レガリスは回転フィールではナスキーよりも軽快ですが、ちょっと重いんです。ドラグの滑り出しや安定感でも一歩劣る感じです。
旧レブロスベースのプレッソイプリミやインフィート月下美人はドラグ性能も上位機種並みなんですけどね。その分価格も上がりますから。
新しいレブロスMXもドラグではナスキーにちょっと劣る感じだそうですが、実用上、大きな不満を感じることはなさそうです。
定価¥9555のところ、¥6210 35%割引
管釣りで使うラインは、ナイロンが多数派ですね。PEラインなどを使用する釣り方もありますが、癖のなさと扱いやすさで管理人はナイロンをオススメします。特にマイクロスプーンのキャストが初めてという人には、ナイロンの方が確実にトラブルが少ないですからね。

ヤマトヨテグス(YAMATOYO)ファメル トラウト(サイトエディション)100m

視認性の高さで人気のファメルサイトエディション。ライムチャート(黄緑)とミストグリーン(薄いグリーン)が50cm毎に切り替わるので、見えにくいミストグリーンのところでルアーに結束するのがお約束です。
同じ表示ポンド数なら、一般的なナイロンラインよりワンランク細いのも特徴です。4lbだと号数表示では1号程度の太さが平均的ですが、こちらは0.8号と3~3.5lbクラスのラインと同等の太さです。
ラインも硬すぎず柔らかすぎず、スプールにしっかりなじみますね。使いやすさは抜群です。
超クリアポンドでは、クリアラインがいい、という話もありますが、クリアポンドで色付のラインを使用しても十分釣れますからね。それよりもルアーの軌跡やラインの位置を確認しやすいものの方が、特に最初は使いやすいと思いますよ。
ただし、細いということは、傷などが入った場合簡単に切れてしまうということでもあります。ラインチェックはこまめに。傷んでいたら、迷わずカットして使用しないと合わせ切れの原因にもなってしまうのでご注意を。
定価¥1470のところ、¥720 51%割引
ルアーはそれこそとんでもない種類があります。一言でスプーンといっても、表層向けだったり、ボトム向けだったり、フォール重視だったり。あまり癖がなく、リトリーブで使いやすいスプーンのセットならこちらがオススメです。

オフト(OFT)Nei エンジェルII 10個セット ピシーズ・スプーンワレット付き

リトリーブのスピードにも許容力があり、しっかり泳ぐスピードレンジが広いスプーンです。
それほど広くないポンドエリアであれば2gがオススメです。飛距離では3gにかないませんが、表層からボトムまでカウントダウンで広く攻められます。カラーも10色入っているので、カラーチェンジにも十分対応可能。
またワレット付で、後々スプーンを増やす時もそのまま使用できますからね。コストパフォーマンスも高いです。
定価¥5754のところ、¥3980 30%割引
どの組み合わせでも2万円以内に収まる設定です。そのほかにも組み合わせはあるでしょうが、タックルよりもルアーのバリエーションに予算をかけた方が良いと思います。スプーン以外にミノーやクランクなども用意すれば釣りの幅も広がりますよ。
管釣りについてはこちらでも
フィッシングタックルならこちらにもあります
アウトドア&フィッシング厳選ストア ウェブ館



視認性の高さで人気のファメルサイトエディション。ライムチャート(黄緑)とミストグリーン(薄いグリーン)が50cm毎に切り替わるので、見えにくいミストグリーンのところでルアーに結束するのがお約束です。
同じ表示ポンド数なら、一般的なナイロンラインよりワンランク細いのも特徴です。4lbだと号数表示では1号程度の太さが平均的ですが、こちらは0.8号と3~3.5lbクラスのラインと同等の太さです。
ラインも硬すぎず柔らかすぎず、スプールにしっかりなじみますね。使いやすさは抜群です。
超クリアポンドでは、クリアラインがいい、という話もありますが、クリアポンドで色付のラインを使用しても十分釣れますからね。それよりもルアーの軌跡やラインの位置を確認しやすいものの方が、特に最初は使いやすいと思いますよ。
ただし、細いということは、傷などが入った場合簡単に切れてしまうということでもあります。ラインチェックはこまめに。傷んでいたら、迷わずカットして使用しないと合わせ切れの原因にもなってしまうのでご注意を。
定価¥1470のところ、¥720 51%割引
ルアーはそれこそとんでもない種類があります。一言でスプーンといっても、表層向けだったり、ボトム向けだったり、フォール重視だったり。あまり癖がなく、リトリーブで使いやすいスプーンのセットならこちらがオススメです。

リトリーブのスピードにも許容力があり、しっかり泳ぐスピードレンジが広いスプーンです。
それほど広くないポンドエリアであれば2gがオススメです。飛距離では3gにかないませんが、表層からボトムまでカウントダウンで広く攻められます。カラーも10色入っているので、カラーチェンジにも十分対応可能。
またワレット付で、後々スプーンを増やす時もそのまま使用できますからね。コストパフォーマンスも高いです。
定価¥5754のところ、¥3980 30%割引
どの組み合わせでも2万円以内に収まる設定です。そのほかにも組み合わせはあるでしょうが、タックルよりもルアーのバリエーションに予算をかけた方が良いと思います。スプーン以外にミノーやクランクなども用意すれば釣りの幅も広がりますよ。
管釣りについてはこちらでも
フィッシングタックルならこちらにもあります
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Posted by あごひげあざらし at 17:42
│エリアフィッシング
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