2009年06月07日
キャンプに行く前に!テント・タープの撥水処理、メンテナンス
梅雨入り直前のドピーカン。今日の関東地方は暑いです。
さて、キャンプのハイシーズンを向かえ、どこのキャンプ場に行こうかな!と楽しく計画を立てている方も多いと思いますが、持ち物のお手入れ・メンテナンスは大丈夫ですか?
いくら高性能のテント・タープでも使い込むとこでクロスのへたりが出てきちゃいます。穴が開いたり、切れたりしてしまえば当然買い替えがオススメなんですが、まだまだ使えるぞ!という場合はメンテナンス次第で寿命を延ばすことも可能です。
テント・タープで一番気になるのは「撥水性」。へたってくると、新品当時は小さな水滴がコロコロと転がっていったのに、大きな水滴が転がることなく残るようになります。そうなったら、そろそろしっかりメンテナンスしないと雨漏りの原因になっちゃいますよ。
ということで、テントメンテナンスアイテムをご紹介します。
テントのフライシートやタープのクロスには、まず撥水処理を。
撥水スプレーなどを使うことで、新品当事に近い撥水性を取り戻します(新品と同じ、というのはちょっと無理かな)。
また、新品のテントであっても、撥水処理をすることで汚れなどが付きにくくなりますから、テントの寿命を延ばす意味では有効です。
お手軽なのは、スプレータイプですね。キャンプ場でテント設営後に吹きかけてもOKですしね。背の高いテントの場合は天井部分に吹きかけるのが大変ですから、フライシートをかける前に地面に広げて吹きかけると簡単ですよ。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)テント用 防水スプレー 300ml

コストパフォーマンスが高く、かつ、お手軽なのがこのタイプの撥水スプレーですね。効果の持続性はイマイチですが、テントを使う度に軽く吹きかけるようにすれば結構撥水しますよ。
このキャプテンスタッグの撥水スプレーは容量300mlと大きめな割に価格もリーズナブルでオススメです。
サイドウォールなどはクロスの傾斜角が大きいので水がたまるようなことも少なく、浸水することも少ないですが、天井付近の傾斜角の緩やかな場所はしっかりスプレーしておくといいですよ。
それと、インナーテントのグランドシートも掛けておきたい場所です。フロアからの浸水は非常に厄介ですからね。
自立式のテントなら、立ち上げてからペグダウンする前にテントを一度横倒しにしてスプレーしましょう。乾くのは早いですから、フロアの外側一面にスプレーしてください。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)塗る防水剤

スプレータイプよりも撥水性を強化できるのが、この小川キャンパルの塗る防水剤ですね。スプレー式よりも撥水効果が高いし、持続性も上です。
ただ、塗るタイプはテントを組み上げてからだとやりにくいので、地面に広げた状態で使用することをオススメします。
また、この商品は「無駄なく簡単に使える塗るタイプ」とありますが、確かに無駄は出にくいです。でもかなり量も必要とします。
個人的には天井など防水性を高めたい場所だけに塗るタイプを、側面などにはスプレー式で、と使い分けるといいと思いますよ。

Coleman(コールマン)テント撥水剤

塗るタイプはコールマンからも出てますね。小川のものよりも容量が大きく400ml入りです。性能的にはあまり変わらないそうですが、塗る面積が多い場合はこちらもいいですね。ただ、価格が少し高めですが。
ちょっと古くなったテントでは、縫い目からの浸水が起きることがあります。縫い目には「シームテープ」という防水テープで処理されているものがほとんどですが、このテープが経年変化ではがれてくると、そこが浸水源に。
シームテープの剥離部分があるのなら、思い切って全部はがして新しいシームテープに張り替えるのも手ですね。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)シームレステープ

比較的安くて使えるのがキャプテンスタッグのシームレステープです。もう少し幅があればもっと使いやすいんですが、慎重に作業すれば2cm幅でも大丈夫。
縫い目に沿ってテープをあてて、低温に設定したアイロンで貼り付けていきます。テープの粘着剤が溶けて貼りつくので、あて布を使用してください。溶けた粘着剤がアイロンに付くと臭いです。
テントクロスはナイロンのものが多いので、アイロンの温度を上げすぎるとクロスが溶けちゃうのでご注意を。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)シーリングテープ

小川のテープは幅が2.5cmと少し広めで使いやすいです。作業性はこちらの方が上ですが、こちらは10m巻きとキャプテンスタッグの半分の長さしかありませんので、ご注意を。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)シームシーラー

テープの代わりにシームシーラーを使用する手もあります。接着剤のような感じですが、粘度が高く乾くとゴムのようになり、防水性もバッチリです。
テープよりも耐久性がありますが、全ての縫い目にこれを使うのは大変なので、管理人はテントフロアにのみ使用してます。特にカーブしている部分や曲面の処理はテープじゃ難しいのでシームシーラーがオススメです。縫い目部分にしっかり塗ることが肝心。少し広めに塗るのがコツですね。
また、テントクロスが切れたり、穴が開いたりした場合もシームシーラーとリペア用のクロスを使用することで修理も可能です。粘着性があるので、接着剤のようにして補修ができますよ。
あまりに大きな裂け目の場合は厳しいですが、小さな切れ目ならリペアクロスと合わせることで十分使用できる状態になります。

ロゴス(LOGOS)シームシーラーセット

こんなセットもありますので、テントの中に1セット入れておくと、いざという時に活躍してくれます。まあ、ガムテープ(布テープ)でもある程度対処できるんですけどね。。。。。。。
さて、キャンプのハイシーズンを向かえ、どこのキャンプ場に行こうかな!と楽しく計画を立てている方も多いと思いますが、持ち物のお手入れ・メンテナンスは大丈夫ですか?
いくら高性能のテント・タープでも使い込むとこでクロスのへたりが出てきちゃいます。穴が開いたり、切れたりしてしまえば当然買い替えがオススメなんですが、まだまだ使えるぞ!という場合はメンテナンス次第で寿命を延ばすことも可能です。
テント・タープで一番気になるのは「撥水性」。へたってくると、新品当時は小さな水滴がコロコロと転がっていったのに、大きな水滴が転がることなく残るようになります。そうなったら、そろそろしっかりメンテナンスしないと雨漏りの原因になっちゃいますよ。
ということで、テントメンテナンスアイテムをご紹介します。
テントのフライシートやタープのクロスには、まず撥水処理を。
撥水スプレーなどを使うことで、新品当事に近い撥水性を取り戻します(新品と同じ、というのはちょっと無理かな)。
また、新品のテントであっても、撥水処理をすることで汚れなどが付きにくくなりますから、テントの寿命を延ばす意味では有効です。
お手軽なのは、スプレータイプですね。キャンプ場でテント設営後に吹きかけてもOKですしね。背の高いテントの場合は天井部分に吹きかけるのが大変ですから、フライシートをかける前に地面に広げて吹きかけると簡単ですよ。

コストパフォーマンスが高く、かつ、お手軽なのがこのタイプの撥水スプレーですね。効果の持続性はイマイチですが、テントを使う度に軽く吹きかけるようにすれば結構撥水しますよ。
このキャプテンスタッグの撥水スプレーは容量300mlと大きめな割に価格もリーズナブルでオススメです。
サイドウォールなどはクロスの傾斜角が大きいので水がたまるようなことも少なく、浸水することも少ないですが、天井付近の傾斜角の緩やかな場所はしっかりスプレーしておくといいですよ。
それと、インナーテントのグランドシートも掛けておきたい場所です。フロアからの浸水は非常に厄介ですからね。
自立式のテントなら、立ち上げてからペグダウンする前にテントを一度横倒しにしてスプレーしましょう。乾くのは早いですから、フロアの外側一面にスプレーしてください。

スプレータイプよりも撥水性を強化できるのが、この小川キャンパルの塗る防水剤ですね。スプレー式よりも撥水効果が高いし、持続性も上です。
ただ、塗るタイプはテントを組み上げてからだとやりにくいので、地面に広げた状態で使用することをオススメします。
また、この商品は「無駄なく簡単に使える塗るタイプ」とありますが、確かに無駄は出にくいです。でもかなり量も必要とします。
個人的には天井など防水性を高めたい場所だけに塗るタイプを、側面などにはスプレー式で、と使い分けるといいと思いますよ。

塗るタイプはコールマンからも出てますね。小川のものよりも容量が大きく400ml入りです。性能的にはあまり変わらないそうですが、塗る面積が多い場合はこちらもいいですね。ただ、価格が少し高めですが。
ちょっと古くなったテントでは、縫い目からの浸水が起きることがあります。縫い目には「シームテープ」という防水テープで処理されているものがほとんどですが、このテープが経年変化ではがれてくると、そこが浸水源に。
シームテープの剥離部分があるのなら、思い切って全部はがして新しいシームテープに張り替えるのも手ですね。

比較的安くて使えるのがキャプテンスタッグのシームレステープです。もう少し幅があればもっと使いやすいんですが、慎重に作業すれば2cm幅でも大丈夫。
縫い目に沿ってテープをあてて、低温に設定したアイロンで貼り付けていきます。テープの粘着剤が溶けて貼りつくので、あて布を使用してください。溶けた粘着剤がアイロンに付くと臭いです。
テントクロスはナイロンのものが多いので、アイロンの温度を上げすぎるとクロスが溶けちゃうのでご注意を。

小川のテープは幅が2.5cmと少し広めで使いやすいです。作業性はこちらの方が上ですが、こちらは10m巻きとキャプテンスタッグの半分の長さしかありませんので、ご注意を。

テープの代わりにシームシーラーを使用する手もあります。接着剤のような感じですが、粘度が高く乾くとゴムのようになり、防水性もバッチリです。
テープよりも耐久性がありますが、全ての縫い目にこれを使うのは大変なので、管理人はテントフロアにのみ使用してます。特にカーブしている部分や曲面の処理はテープじゃ難しいのでシームシーラーがオススメです。縫い目部分にしっかり塗ることが肝心。少し広めに塗るのがコツですね。
また、テントクロスが切れたり、穴が開いたりした場合もシームシーラーとリペア用のクロスを使用することで修理も可能です。粘着性があるので、接着剤のようにして補修ができますよ。
あまりに大きな裂け目の場合は厳しいですが、小さな切れ目ならリペアクロスと合わせることで十分使用できる状態になります。

こんなセットもありますので、テントの中に1セット入れておくと、いざという時に活躍してくれます。まあ、ガムテープ(布テープ)でもある程度対処できるんですけどね。。。。。。。
この他の撥水剤やシームテープ、シームシーラーは、

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)シームグリップ

20年前にはすでに存在してた、シームグリップです。シームシーラーなんですが、ロングセラーなだけあって信頼性は高いです。ただ、付属の刷毛で塗るのが古臭いといえば古臭いですね。
無色透明で、テント以外にも使用できるので便利です。乾燥時間がちょっと長いかな。

Coleman(コールマン)シームシーラー&リペアシート

コールマン純正のシームシーラー&リペアシート。さすが純正だけあって、コールマングリーン・コールマンベージュのテントに使用しても目立ちにくいです。他メーカーのものにも使えますが、色は違っちゃいますね。

McNETT(マックネット)シームグリップシームグリップ1?4オンス× 2

刷毛付きキャップを採用したシームグリップの使いきりタイプ。揮発性が高いので、使いきりタイプは便利ですね。

McNETT(マックネット)シームシェア

シームグリップの即乾性タイプ。環境負荷の少ないバージョンになりました。

ニクワックスソフトシェルプルーフスプレー

テントに使用するには少し高価ですが、ソフトシェルジャケット向けのこの撥水剤もオススメです。ルーフやフロア限定で使用すれば1本でも十分。

モンベル(montbell)S.R.スプレー330ml

テントをはじめ、ウェアなど使用対象を問わない万能スプレー。ゴアテックスなどにも使用可能です。

UNIX(ユニックス)超デカ防水スプレー

容量560mlとタップリ使える防水スプレー。大型のテントでもこれ1本で!
アウトドアグッズならこちらもオススメ
アウトドア&フィッシング厳選サイト ウェブ館



20年前にはすでに存在してた、シームグリップです。シームシーラーなんですが、ロングセラーなだけあって信頼性は高いです。ただ、付属の刷毛で塗るのが古臭いといえば古臭いですね。
無色透明で、テント以外にも使用できるので便利です。乾燥時間がちょっと長いかな。

コールマン純正のシームシーラー&リペアシート。さすが純正だけあって、コールマングリーン・コールマンベージュのテントに使用しても目立ちにくいです。他メーカーのものにも使えますが、色は違っちゃいますね。

刷毛付きキャップを採用したシームグリップの使いきりタイプ。揮発性が高いので、使いきりタイプは便利ですね。

シームグリップの即乾性タイプ。環境負荷の少ないバージョンになりました。

テントに使用するには少し高価ですが、ソフトシェルジャケット向けのこの撥水剤もオススメです。ルーフやフロア限定で使用すれば1本でも十分。

テントをはじめ、ウェアなど使用対象を問わない万能スプレー。ゴアテックスなどにも使用可能です。

容量560mlとタップリ使える防水スプレー。大型のテントでもこれ1本で!
アウトドアグッズならこちらもオススメ
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Posted by あごひげあざらし at 14:52
│キャンプ
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