キャンプ＆フィッシングの付録

ＢＢＱに使用する「炭」はピンからキリまで、たくさんの種類があります。「炭」と一くくりにできないくらい、炭の違いって大きいんですよね。
最高級とされるのが国産の「ウバメガシ」を材料にした備長炭。炭同士をぶつけると「カンカン」と金属音がするくらい硬い炭です。硬いだけあって火持ちは良いし、燃焼温度も高め。遠赤外線効果で食材の味を引き立たせるといわれてます。煙や炎が立ち上らないから、肉が真っ黒になっちゃうことも少ないですね。
その分、価格も高価で入手も難しいです。火持ちが良い反面、着火させるのが大変だったりと実は結構扱いにくい炭なんですね。備長炭と書いてあっても価格の安いものは実は外国産の木材だったりします。

最近よく見かけるマングローブを材料にした炭がありますね。先日使ってみましたが、メリットは着火が簡単ということと安いということくらいですね。。あっという間に火がつきます。その分、燃え尽きるのはやいですけどね。火持ちはオガ炭と変わりませんね。時々炎がバッと立ち上がるのも気になります。
そして、なんか変な臭いがするんですよね。油分が燃えてるような臭い。特に点火直後に気になりました。そのうち気にならなくなったのは、鼻が利かなくなったから、かな。食材にも臭いが付いてるような気がします。

で、今回紹介するのは、「なら」を原料にしたこれ。ナチュラムさんで取り扱いが始まりました。

社団法人岩手県木炭協会岩手切炭　なら堅１級 ６ｋｇ

岩手県木炭協会（そういう協会があるんですね）の木炭です。
「なら」は「ウバメガシ」などと同じブナ科コナラ属の木になります。だから「カシ」に近い特性になるんでしょうが、樫に比べると幾分柔らかい木材なので炭になってもその違いは同じようですね。

備長炭同様、火力が高く遠赤外線効果で食材を美味しく焼き上げてくれます。しっかり作られている炭だから、炎が立ち上がったりもしませんね。臭いや煙も出ないから、「味」にこだわるＢＢＱにはイチオシの炭です。
備長炭に比べると、火持ちは若干落ちるようですが、オガ炭などとは比べ物にならないくらい燃焼し続けますから大丈夫。
備長炭よりは着火はしやすいです。オガ炭などにはもちろんかないませんが、チャコールスターターなどをお持ちなら全く問題なく火熾しができます。

火が点いてしまえば安定して強い燃焼してくれるのがこの炭の特徴。遠赤外線効果で、外側はパリッと、中はジューシーに肉を焼き上げてくれますよ。嫌な臭いも付かないから、肉本来の美味しさが堪能できるはず。
燃焼時間も程よく長めで、炭の追加も少なくて済んじゃいますよ。安物の炭にありがちな、途中で消えちゃうようなこともなく無駄なく使用できますね。

非常に扱いやすくて、定番で使用したい優れものの炭です。
６ｋｇなら
￥１９８０
３ｋｇなら
￥１２９０

これと全く同じ炭がユニフレームで扱われてます。すでに好評を博しているのは皆さんのコメントにもあるとおりですね。

ユニフレーム(UNIFLAME)ユニフレーム推奨　岩手切炭

こちらはなぜか、１０円高い￥１３００ですけどね。

一度試してみてください。多少高価ですがそれだけの価値はありますよ。

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