2007年12月06日
最近注目のテクニック!エリアのボトムフィッシングは?
最近シークレットじゃなくなりつつある、エリアのボトムフィッシング。雑誌やメディアでも紹介されはじめ、ムカイブレイブからはBMスプーンなる、ボトム専用のスプーンも発売されました。
一理あるんだけど、管理人なりの考えを。


ムカイブレイブTROT SPOON

上の画像は、同じくムカイブレイブのトロットスプーン。BMスプーンのある意味原型のスプーンです。
ボトムフィッシングでは、ボトムにスプーンを着底させることが肝になります。ボトムにいる虫類や石をついばんで飲み込むマスは確かにいるわけで、釣れる要素は確実にあります。
実際、管理人もメバル用のメタルジグ


ダイワ(Daiwa)月下美人 プリズナー1.5

これにシングルフックを付けて、ボトムパンピングでキャッチすることもあります。飛距離も出せるし、誰も攻めてないエリアを攻略するのに最適だと思ってますから。ただし、フックの位置はテールです。
マスは秋から冬にかけて、産卵を意識しだす固体が出てきます。成熟、と養魚場の人は言ってました。この手の魚は、背びれを水面に出すくらいの浅瀬で回遊してたり、流れに向かって頭を向けて群れてたり。でも正直、この魚達、あまり釣れません。産卵体勢に入っちゃった魚は食欲がなくなっちゃうんですよね。これは養殖業者の人もおっしゃってました。そして、成熟しちゃった魚は、エサを食べずにやせて死んじゃうんだそうです。
エサを食べるんじゃなく、リアクションでくわえちゃう事はあるそうなので、全く釣れないわけじゃないけど、確率はかなり低いみたい。見えてるもんだから、ついつい狙いたくはなりますが、あまり良い結果は出ないようです。
じゃ、そんなシーズン、どこにいる魚を狙うか?というと、比較的下の層にいる魚。中層以下にいる魚は、産卵とはあまり関係ない状態なので、活発にエサを追います。釣れる魚です。この魚、ボトムにべったりついちゃってるのもいます。これ、釣れる魚です。
ということで、ボトムを攻めるのは正解だと思うんですが、個人的にBMスプーンのようなコンセプトに疑問もあるんですよ。
それはフックの位置。フロントのアイにスプリットリングで取り付けてあります。ボトム攻略をされる人も、普通のスプーンのフロントアイにフックを取り付けてます。
確かにこの場所にフックを付けると、フックがスプーンのカップの上にくるのでフッキングしやすい。これもわかります。でもその先がちょっと疑問。。。。。。
フロントアイにフックが付いてると、ラインとフックの位置がとても近い。ニジマスとはいえ、マス類のアゴには歯が付いてます。大型になればかなり鋭くて大きい歯になってます。この歯とラインが近いと、歯がラインにあたる確立も上がるわけですよね?
最近のエリアでは3lbが標準になりつつあります。号数で言うと0.8号程度の太さです。ちょっとしたキズでもラインブレイクにつながるわけで。運良く口の外側にかかっても、ファイト中にラインが切れる可能性はかなり高い。
さらにしっかり飲み込まれてしまうと十中八九、ラインが歯にあたってラインブレイクです。いくらバーブレスでも飲み込んでしまったルアーはなかなか外れません。
すると、口の奥にスプーンの引っかかった魚は、エサも取れずに死魚になっちゃうわけですよね。
ボトムパンピングやボトムフィッシングは理に適ってるので、やったらダメ!とは言いませんし、言える立場にもないんですが、あまり死魚を見るのは気持ちの良いものじゃありませんよね。できるだけ、無事にリリースできた方が気持ちいいわけで。
何が言いたいんだ!と言われると、はっきり意見がまとまってないんですが、ボトムを攻めるときは、太目のラインを使うとか、太めのリーダー(6lb~8lb)を使うとか、そういう風にメディアでもっていくほうが良いんじゃないかな、ということで。
偉そうに!と思われるかもしれませんが、あまり死んで鱒とか、カビて鱒は見たくないもんで。
色々な見解があると思いますので、これはこのブログの管理人の個人的意見ということでご了解ください。
別にメーカーさんやテスターさんを批判してるわけじゃありませんので。あしからず。


エリアフィッシングならこちらでも
フィッシングタックルならこちらのサイトもオススメ
アウトドア&フィッシング厳選サイト ウェブ館
一理あるんだけど、管理人なりの考えを。

ムカイブレイブTROT SPOON
上の画像は、同じくムカイブレイブのトロットスプーン。BMスプーンのある意味原型のスプーンです。
ボトムフィッシングでは、ボトムにスプーンを着底させることが肝になります。ボトムにいる虫類や石をついばんで飲み込むマスは確かにいるわけで、釣れる要素は確実にあります。
実際、管理人もメバル用のメタルジグ

ダイワ(Daiwa)月下美人 プリズナー1.5
これにシングルフックを付けて、ボトムパンピングでキャッチすることもあります。飛距離も出せるし、誰も攻めてないエリアを攻略するのに最適だと思ってますから。ただし、フックの位置はテールです。
マスは秋から冬にかけて、産卵を意識しだす固体が出てきます。成熟、と養魚場の人は言ってました。この手の魚は、背びれを水面に出すくらいの浅瀬で回遊してたり、流れに向かって頭を向けて群れてたり。でも正直、この魚達、あまり釣れません。産卵体勢に入っちゃった魚は食欲がなくなっちゃうんですよね。これは養殖業者の人もおっしゃってました。そして、成熟しちゃった魚は、エサを食べずにやせて死んじゃうんだそうです。
エサを食べるんじゃなく、リアクションでくわえちゃう事はあるそうなので、全く釣れないわけじゃないけど、確率はかなり低いみたい。見えてるもんだから、ついつい狙いたくはなりますが、あまり良い結果は出ないようです。
じゃ、そんなシーズン、どこにいる魚を狙うか?というと、比較的下の層にいる魚。中層以下にいる魚は、産卵とはあまり関係ない状態なので、活発にエサを追います。釣れる魚です。この魚、ボトムにべったりついちゃってるのもいます。これ、釣れる魚です。
ということで、ボトムを攻めるのは正解だと思うんですが、個人的にBMスプーンのようなコンセプトに疑問もあるんですよ。
それはフックの位置。フロントのアイにスプリットリングで取り付けてあります。ボトム攻略をされる人も、普通のスプーンのフロントアイにフックを取り付けてます。
確かにこの場所にフックを付けると、フックがスプーンのカップの上にくるのでフッキングしやすい。これもわかります。でもその先がちょっと疑問。。。。。。
フロントアイにフックが付いてると、ラインとフックの位置がとても近い。ニジマスとはいえ、マス類のアゴには歯が付いてます。大型になればかなり鋭くて大きい歯になってます。この歯とラインが近いと、歯がラインにあたる確立も上がるわけですよね?
最近のエリアでは3lbが標準になりつつあります。号数で言うと0.8号程度の太さです。ちょっとしたキズでもラインブレイクにつながるわけで。運良く口の外側にかかっても、ファイト中にラインが切れる可能性はかなり高い。
さらにしっかり飲み込まれてしまうと十中八九、ラインが歯にあたってラインブレイクです。いくらバーブレスでも飲み込んでしまったルアーはなかなか外れません。
すると、口の奥にスプーンの引っかかった魚は、エサも取れずに死魚になっちゃうわけですよね。
ボトムパンピングやボトムフィッシングは理に適ってるので、やったらダメ!とは言いませんし、言える立場にもないんですが、あまり死魚を見るのは気持ちの良いものじゃありませんよね。できるだけ、無事にリリースできた方が気持ちいいわけで。
何が言いたいんだ!と言われると、はっきり意見がまとまってないんですが、ボトムを攻めるときは、太目のラインを使うとか、太めのリーダー(6lb~8lb)を使うとか、そういう風にメディアでもっていくほうが良いんじゃないかな、ということで。
偉そうに!と思われるかもしれませんが、あまり死んで鱒とか、カビて鱒は見たくないもんで。
色々な見解があると思いますので、これはこのブログの管理人の個人的意見ということでご了解ください。
別にメーカーさんやテスターさんを批判してるわけじゃありませんので。あしからず。

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Posted by あごひげあざらし at 19:15
│エリアフィッシング