2024年05月15日
梅雨入り前にヤマビル対策をお忘れなく!
間もなく沖縄地方は梅雨入り、ということは関東の梅雨入りもあと1か月後くらいでしょうか。
湿気が多くなると気になるのがヤマビル。軟体系のヤマビルは湿気の多い季節を好みます。
以前は山深いところに多かった印象ですが昨今は里山でも見かけます。
場所によってはキャンプ場や公園などでも被害が出てますね。
ということで、そういった可能性のある場所に行かれる際はヤマビル対策をしておくことをオススメします。
ヤマビルは湿気の多い場所、太陽光の当たらない場所を好みます。
休憩などで木陰に入る際に足元から這い上ったり枝から落ちてきたりして体にとりつくんですね。
なのでヤマビルが確認されているエリアでは注意が必要ですね。肌の露出は極力抑えて露出する箇所には虫除けなどを塗っておくようにしましょう。
地面の直接荷物を置くのも注意しないと、ザックから体に移ってきますよ。
ヒルまず進め
ヒルまず進めはディート成分を一切含まないからだと健康に優しいヤマビル除けです。
ナチュラムさんではノーブランドとなってますが、こちらは岡山県の天然塩メーカー「錦海ソルト」が製造するニガリ成分を主としたヒル除けですね。
ヤマビルは塩を嫌うのでその昔は塩漬けにした足袋や脚絆でヒル除けをしてました。最近はそんなことする人少ないようですが。
このヒルまず進めはズボンの裾やシューズに吹きかけて這い上がりを防止します。
裾は隙間ができないようソックスの中に入れたりゲーターなどを使用すると安心ですよ。
肌に塗っても大丈夫なようですが刺激を感じた場合は早めに洗い流すようにしてください。
乾いてしまうと効果が薄くなるので定期的に繰り返しスプレーする必要がありますね。
ニガリ成分は皮革を傷めることがあるので使用後は洗い流したり保湿クリームを塗ってメンテナンスしてください。
携帯しやすいコンパクトなボトル入りなので登山やキャンプのお供にしても邪魔になりにくいですよ。
ヤマビルに直接吹きかけると殺傷効果もありますね。
100mlで
¥550(税込)
イカリ消毒 ヤマビルファイター
こちらは害虫・害獣駆除の名門、イカリ消毒がリリースするヤマビル除け、ヤマビルファイター。
こちらはディートを主とする忌避剤です。
ディートに関しては賛否ありますが忌避効果の高い農薬系薬剤です。用法を守って使用することをオススメしますよ。
ヤマビルが這い上がりしやすい衣類の足元に吹きかけて乾燥させて使用します。
肌に直接吹きかけることはしないでくださいね。
ディートと水溶性ウレタン塗料を組み合わせることで約1週間ほど効果が持続するとされてます。
雨などで濡れても効果が落ちにくく登山でも使いやすいですね。
乾けば臭いなどもなく違和感なく使用できますよ。
パンツやシューズのほかアームカバーやネックゲーター、キャップなど布製品に使用できるので事前にスプレーして乾かしておくと安心ですね。
135ml入りで
¥1961(税込)
肌を露出してしまう箇所には虫よけを塗っておくと多少の効果が期待できます。
やはりディートを嫌うのでディート系虫除けに効果があるといわれてますね。
もちろん肌の露出を抑えるのは最も重要です。
首元にはタオルなどを巻いてカバー、ウェアは長袖やアームカバーを使用しましょう。
ソックスはできるだけ厚手で生地の目が細かいものが適してます。
ヤマビルに吸血されても病原菌などはないといわれてますが、ヒルジンという物質を注入されます。
血液を凝固させない成分なのでなかなか血が止まらなくなるので厄介です。
ヤマビル対策をしてアウトドアレジャーを楽しく過ごしてください。