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2024年01月26日
いつ巻き込まれるかわからない大雪立ち往生、ですね
広告・PR最強寒波到来で各地で混乱が起きてますね。
普段はほとんど積雪のないような地域でも積雪が記録されてます。
高速道路では関ヶ原IC付近で長時間の立ち往生も発生してしまい、巻き込まれた方は大変だったことでしょう。
雪に備えていても先頭が詰まれば巻き込まれてしまうんですが、自分がその原因となるのは避けたいです。
立ち往生の原因にならないためにも雪道への備えはしておきたいですね。
雪道にはスタッドレスタイヤ、というのが一般常識になってますが、普段は全く雪の降らない地域ではスタッドレスタイヤを用意するのも躊躇しますよね。
保管場所や履き替えの手間、コストなどを考えるとあまり現実的じゃないこともあります。
JAFでは雪道走行の実験動画をYou Tubeにアップしてます。
その実験ではスタッドレスタイヤにはかなわないものの、夏タイヤ＋タイヤチェーンも慎重な運転を心がければある程度の走破性が期待できる結果となってます。
スタッドレスタイヤ＋タイヤチェーンであればアイスバーンでの走破性が向上してますね。
スタッドレスでは登れない凍結した坂路でもグリップしていました。
走破性だけに絞れば公道ではスタッドレスタイヤ＋タイヤチェーンが最強ですね。
このところ増えているオールシーズンタイヤは夏タイヤよりはましですが圧雪路、アイスバーン共に安全に走行できるわけじゃありません。
ブレーキがあまり効かないですし坂道も弱いです。
シャーベット状の雪道なら何とかなりますが圧雪やアイスバーンではチェーンを装着しないと危険です。
ということで、積雪が予想される地域に車でお出かけの際は夏タイヤ、オールシーズンタイヤはもちろん、スタッドレスタイヤでもチェーンの携行が理想ですね。
チェーンはタイプによって装着方法が異なりますので事前に練習しておくことをオススメします。
雪の降る中でチェーンを取り付けるのは雪のない時より難易度が上がります。
ぶっつけ本番で行うと時間が余計にかかったり、しっかり取り付けできなかったりする可能性がありますよ。
管理人ははしご型鉄チェーン、樹脂チェーン、亀甲型鉄チェーンをそれぞれ経験してます。
個人的な感想をいくつか書いておきます。
雪道での安心感は亀甲型鉄チェーンが一番でした。乗り心地は悪くはないですがゴツゴツ感は感じます。
着脱は構造を理解しておかないと困るかもしれません。メーカーによっても若干違いますしね。
乗り心地では樹脂チェーンが快適でしたね。ゴツゴツした感じが一番少ないです。
着脱はわかりやすいですが楽ではないです。フックを掛ける時に力が要りますね。
はしご型は収納サイズの小ささと安さくらいしかメリットが思い浮かびません。
乗り心地、走破性は上の２つに劣ります。とはいえ非常用に常に携帯するには十分でしょう。
さらに最近は布製のチェーンも登場してます。
耐久性はちょっと疑問に思うもののコンパクトで軽量、取り付けも簡単です。乗り心地は樹脂チェーン以上に快適でしょう。
走破性ははしご型と同等程度と聞いてますので布製もありかもしれません。これは使ったことがないので何とも言えませんが。
非常用として短距離走行に使用するなら布チェーンも候補になりますね。
最後にご存じだとは思いますが、タイヤチェーンは「駆動輪」に取り付けてください。
FF車なら前輪、FR・MRなら後輪、FF車ベースのAWDは前輪、FR車ベースのAWDなら後輪となります。
駆動輪以外に取り付けるとチェーンの効果が出ませんからね。
積雪地に出掛ける際にはチェーンのほかにも持参をオススメしたいアイテムがあります。
まずはスコップ。
立ち往生した際にマフラー（排気管）周りの除雪に使用できます。マフラー周辺に雪が積もると排気ガスが車内に逆流して一酸化炭素中毒の危険がありますからね。
停車中にエンジンをかけている場合は定期的に除雪しないと危険ですよ。
また駐車中に車が埋まってしまった場合もスコップがあれば除雪がしやすいですね。
アルミ製の折り畳みスコップです。コンパクトに収納できるので車載してもかさばりませんし比較的軽量で丈夫ですよ。
皿のサイズが２６０×２８０mmと大きめなので除雪しやすいのもメリットですね。
チェーンの着脱や除雪の際は防水性のあるグローブがあると手が汚れませんし冷たさも軽減できますよ。
防寒性があればなお良いですね。
袖口にカフの付いた防水グローブです。雪が入りにくくウェアの袖も汚しにくいです。
裏ボアはありませんので防寒性はありませんね。大きめサイズを購入して軍手などの上から着けるのも良いと思います。
こちらは裏ボア付きの防水防寒グローブ。こちらもカフ付きで袖を汚しにくいです。
立ち往生するとトイレにも困りますね。立ち往生だけでなく渋滞時などにも出番が来るかもしれませんので常備しておくと良いですよ。
凝固剤入りの携帯トイレです。男女兼用型なのでファミリーでもみんなが使えますね。
２個入りですが不安な場合は複数個用意しておくと良いですよ。
積雪地にお出かけの際はこのほかに飲み物、食料を積んでおくこともオススメします。
長時間の立ち往生で空腹になると体力を消耗するだけです。
またガソリンも常に満タンを意識して１／３くらい消費したら給油するくらいの感覚でいた方が安心できますね。
くれぐれも慎重な運転をよろしくお願いします。
