2022年09月18日
薪ストーブをインストールしやすい煙突口付きテント!

これからの秋冬キャンプ。暖房アイテムとしてある意味最強と言えるのが薪ストーブですね。
最強なのはその発熱量です。コンパクトでも熱量が大きくなる薪ストーブは幕内を真夏のような温度にまで上昇させることができます。
とはいえ薪ストーブは使用のハードルもやや高めですね。
薪の確保はしやすくなった昨今ですが、煙突の配置が悩ましいところ。一度決めてしまうと簡単には移動できないので重要ですよね。幕を溶かさない位置でなおかつ動線の邪魔にならない場所。シュミレーションも必要です。
使用後のメンテナンスもありますね。煙突や本体には煤やタールが溜まりますので定期的に掃除しないと不完全燃焼を起こします。
また幕内で火を焚くのは危険も伴いますので火災などに十分注意する必要がありますし、万が一の場合は自己責任になることも覚悟しないといけませんね。
そういったハードルを乗り越えてでもあの暖かさは魅力なんですけど。
現在市販されているテントの中には最初から薪ストーブ設置を想定したモデルもあります。煙突口が付いているテントもあるのでそういったテントをチョイスするとハードルも少し下がるんじゃないでしょうか。

ネーミングからそのものずばりのマウントスミ ストーブテント ノナTCです。
幕の材質はコットン65%・ポリエステル35%のポリコットンですね。コットン多めで熱に強い幕です。
とはいえ燃えない材質ではないので煙突が直接触れてしまうと焦げたり燃えたりしますのでお気を付けを。
煙突口はサイドパネルやルーフトップに加え4か所のサイドベンチレーションも使用可能ですよ。ストーブ設置・煙突配置の自由度が高く幕内のレイアウトを調整しやすいですね。
様々な形状、メーカーのストーブに対応できるよう設計されてます。
ただしポリコットンは燃えない生地ではないので煙突とテントクロスが接触する場所には熱対策をお忘れなく。
テントサイズはW510×D500×H320mmと大型なのでストーブをインストールしても十分なスペースが確保できますね。
¥125400(税込)

YOKAのティピィの煙突口が1ヵ所採用されてます。使用しないときはフタを被せておくこともできますね。
幕の材質は40Dリップストップナイロンなので熱には弱いですが、煙突口には耐熱性が高く燃えにくいグラスファイバー防炎布を採用します。こちらは面ファスナーで着脱が可能で傷んできたら交換することもできますよ。
デフォルトで80mmサイズの穴が開いてます。煙突の直径に合わせてカットすることもできますよ。
テントサイズはW270cm x D270cm x H175cmとコンパクトなのでソロ・デュオサイズになります。ストーブをインストールした場合はソロサイズですね。
¥31900(税込)

ワンティグリスのポリコットンTC ワンポール テントも1か所に煙突口を備えますね。
幕の材質には耐熱性のあるポリコットンを使用します。マッドスカートも備えているので隙間風も入りにくいですよ。ただしドア部にはスカートなしです。
その代わりドアにはサイドパネルも付いているのでキャノピースタイルにした際は横からの日差しをカットできる形状になってます。
煙突部にはもちろん耐火布を採用し煙突の熱対策をしています。
テントサイズは直径約3.6m 高さ約2.05mでストーブを入れた場合はデュオサイズですね。
¥31290(税込)

こちらは2ポールのソロホームステッドTC。もちろんポリコットン幕です。
ルーフに煙突口を備えてますね。こちらも防炎布を使用し燃えにくくしていますよ。
ソロと名乗っていますがストーブをインストールせずに使用するならデュオでも使用できるくらいの広さ(約L400×W240×H160cm)を持ってますね。
全面・背面にメッシュパネル付きのドア、皿にサイドにもメッシュパネル付きの窓を持っているので通気性が高く換気もしやすいテントになってます。ストーブ使用時も窓を開閉することで一酸化炭素濃度を上げないように調節できます。
ストーブをインストールした場合はソロユースがオススメです。
¥44100(税込)

ヨカ キャビンも煙突口を1つ備えます。こちアは雨対策のフライシートもセットになるようになりましたね。
幕の材質にはポリコットンを採用します。レインフライにはリップストップポリエステルですね。
ルーフトップには効率よく換気できるベンチレーターを採用しているのでストーブ使用時は重宝します。ただしここが雨の吹き込み口にもなるので雨天が予想される場合はレインフライを使用しましょう。
多彩なアレンジができるヨカ キャビン。ストーブをインストールする場合はソロユースがオススメです。
¥79500(税込)

人気のダックノット ハンティングヘキサTCも煙突口を備えてます。幕の材質はポリコットンですね。
こちらのシェルターウォール付きのモデルならストーブをインストールしても広い空間を確保できます。ソロはもちろん工夫次第でデュオキャンプにも対応できそうですね。
煙突口には耐熱布のほかテントと同じポリコットン布、クリアウィンドウも付属するのでニーズに合わせて交換可能ですよ。
煙突口は10cmの煙突に合わせたサイズにカットされています。煙突サイズに合わせてカットすることもできますね。
¥99000(税込)
シェルターウォールなしのモデルはソロ用になりますね。こちらも煙突口付きなのでインストールもしやすいですよ。
¥79750(税込)

こちらもダックノットのハンティングドームテント2P。
ナイロン幕のテントですが煙突口を1つ備えます。耐熱の煙突ポートになっているので安心です。
インナーテントが付属しますが薪ストーブインストールの際はインナーレスになりますね。2人用テントではありますが薪ストーブを入れた場合はソロユースになるでしょう。
インナーレスでも自立するのでシェルターとしても通年使用できますよ。
¥49500(税込)
もちろん遮熱板などを自作したりすることで薪ストーブをインストールすることは多くのテントで可能です。そういった手間を掛けたくない場合は煙突口付きのテントがいいでしょう、というお話でした。



Posted by あごひげあざらし at 19:02
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