2021年09月26日
干せば何でも美味くなる?魚も肉も野菜も

すっかり秋の陽気で湿気も少なくなり過ごしやすい今日この頃。
それはさておき、食材を干して保存性を高める「干物」や「乾物」。古の知恵です。水分を抜くと腐りにくくなるってよく気が付きましたよね。
現代ほど科学の発達していない時代、経験則で見つけた保存法なのでしょう。
干すことで保存性が高くなるのはもちろんですが、旨みが凝縮されて美味しくなるということも知られてます。これは魚や肉だけでなく野菜もしかり。
外出自粛をされている人の多い昨今です。自宅時間で干物作りなんて、いかがでしょう?
魚・肉だけでなく野菜だって干せば旨みと栄養価がアップします。若干乾物臭さが出てしまうこともありますが、料理の食材として使用すればそれもあまり気になりませんよ。
また乾かすことで食材が縮んで小さく軽くなります。かさばらないのでキャンプに持っていく場合も便利です。下ごしらえも不要になるので時短料理にもなりますね。
魚や肉類は干す前に塩を振り水分をある程度抜いてから。魚は開いて乾きやすくしないといけませんし、肉類も薄めにスライスしておく必要がありますね。
野菜も乾きやすいよう小さくカットしてから。また干すのに適さない野菜もあります。葉物野菜や水分の多いものは難易度が高いので、初めは根菜類が失敗しにくいですよ。
干物作りに適したシーズンは空気の乾燥する秋から冬。日差しにしっかり当てて干すのが最高ですが難しい場合はサーキュレーターなどで風を当てて乾かす方法もありますね。ラップをせずに冷蔵庫で乾かす方法もありますよ。
ということで、食材を干すなら干しかごなどがあると便利ですね。

