2021年06月27日
台風シーズンに入りました!停電対策をお忘れなく

台風5号が発生して日本に接近。本州上陸はしないようですが、これからの季節は台風の発生が増えるのでしょうね。
台風といえば記憶に新しいのが2019年の千葉県で発生した大停電。これも台風による強風被害が原因でしたね。
このときに現代の生活がいかに電気に頼っているかを再確認させられました。便利に使っているものの多くは電源が絶たれてしまうと役に立たないものなんだ、と。
スマホはバッテリー残量があれば使えそうですが実は中継局の電源が絶たれれば繋がらない、とか、PCも電話線が切れてしまうと使えない、とか。
エアコンや照明、冷蔵庫、IHヒーター、給湯器など家庭で普通に使用しているものが使用できなくなり生活の基盤がなくなる感じです。
最低限の生活家電に使用できる電源を確保しておくことも必要かもしれませんね。
以前であれば発電機一択でしたが、現在はポータブルバッテリーというのも選択肢になります。停電が長期間続く場合はバッテリー残量が不安ですが、発電機もガソリン確保に不安はありますから甲乙つけ難いです。
またEV車やPHV車に乗り換えるというのも選択肢ではありますね。導入コストは掛かりますが生活環境に合うならいいと思います。
ということで手軽に購入できるの発電機、もしくはポータブルバッテリーを。

1600Wクラスの発電機です。
起動電力の大きな電子レンジや冷蔵庫にはオススメしませんが、テレビや炊飯器、湯沸しポット、ホットプレートなどには十分対応します。
電子レンジも出力を抑えて使用すれば使えないことはありませんけどね。家庭用の冷蔵庫は発電機での使用を推奨してませんので故障などの不安がありますよ。
本体の大きさや重さ、出力を考えると一般家庭での防災用発電機としてはこのクラスがもっとも現実的じゃないでしょうか。
¥69298(税込)

インバーター搭載の定格3200Wクラス発電機は店舗などでも使用できるサイズになりますね。家庭用電源とほぼ同等に使用できる大型発電機です。
その代わりボディサイズは約 幅72×奥行46×高さ57cm、重量も約50kgと気軽に移動させられる発電機ではありませんね。据え置き場所が確保できてなおかつ大容量の電源が欲しい人向けになります。
¥127963(税込) 9%割引

こちらは2000Wクラスの発電機。コンプレッサーやモーターを使用する電動工具なども使用できるサイズになります。消費電力や起動電力を気にすることなく使用できますね。インバーターは搭載していないのでPCなどの精密機器には適してませんが、低価格なのが魅力です。
ただし本体サイズは約 幅58×奥行44×高さ46cm、重量も40kg近くあるので持ち運びにはあまり適してませんしスペースも必要です。使用場所をある程度確保できるご家庭向きですね。
¥32212(税込) 19%割引

出力1000Wクラスとややパワーは落ちますが、照明器具や充電、扇風機、テレビなど消費電力の少ないものを使用するなら対応できます。
こちらはガソリンとカセットボンベ(CSガス)が使用できるマルチフューエルな発電機です。どちらの燃料でも1KW出力で使用できるので、燃料確保という点で優れてますね。
ただしカセットボンベでは1時間程度の運転時間となりますので、メインはガソリンで使用する方が長時間使用できます。
¥118573(税込)

低格出力は600Wと小さいですがPCやテレビ、照明器具、スマホ充電などには十分使用できる発電機です。湯沸しポットなどの電熱系器具だとちょっと役不足になりますね。
こちらは燃料にカセットガスを使用するので燃料の保管や入手が簡単というメリットもありますよ。運転時にはCSガスを2本使用します。運転時間は約1時間半といったところなので長時間運転する場合はカセットガスをある程度用意しておく必要はあります。
非常用だけでなくアウトドアレジャーにも使用するのであれば選択肢に入りますね。
¥76780(税込)
発電機は定期的にエンジンを掛けたりオイルや燃料の管理が必要です。いざという時にエンジンが掛からなければ役にたちませんからね。また燃料のガソリンは大量に備蓄するのは危険ですし揮発性なので長期保存すると劣化して使用できなくなります。
排気ガスが出るので室内や密閉空間での使用もできません。
ということでポータブル電源。定期的に補充電する必要はありますがメンテナンスはほぼ不要ですし、発電機ほどかさばりません。作動時に排ガスも出ませんから室内での使用も可能です。
一般家庭での電源としてはメリットは大きいですね。

定番となってますJackeryのポータブル電源、こちらはそのジャクリーとJVCケンウッドが提携して作られるJVC版ジャクリー。日本向けに若干のモディファイが加えられてます。JVCのアフターサービスも受けられるので安心感のあるポータブルバッテリーですね。
海外メーカー製では110Vや120V出力のバッテリーが多いですが、日本は100V電源。使用できないことはなくてもトラブルの原因になる可能性もあるので100Vが安心です。こちらは電圧100VのACコンセントを採用してますよ。家庭用電源と同じ正弦波なので電子機器も使用できます。
RB10-Cは容量278400mAh(1002Wh)と大容量で定格出力も1000Wと強力です。家電製品の多くを使用できますよ。
サイズは333mm×244mm×234mm、重量は約11kgで持ち運びも可能です。
¥148500(税込)

バッテリーの補充電に使用できるソーラーパネルもあります。電源が絶たれた時でも太陽が出ていれば充電できますよ。フルチャージするのは難しいですが、夏の晴天時なら結構頑張ってくれるそうです。
¥38500(税込)

こちらも日本仕様の100V出力、日章工業ポータブル電源NPG-5000。純正弦波で定格500Wのポータブルバッテリーです。照明や充電、扇風機程度なら十分使用できますよ。
本体サイズ26×17×17cmとコンパクトで重量も約5.5kgと持ち運びしやすくなってます。
¥69800(税込)

日章工業からもソーラーパネルが用意されてます。こちらもフルチャージするのは時間が掛かりますが補充電は可能です。
¥32780(税込)
災害に備えるのは電源だけじゃありませんが、あの大停電を見てしまうと必要性をひしひし感じますね。

