2021年03月21日
備忘録 カブ クラッチ調整
今回も備忘録です。大した記事じゃありません。
スーパーカブには遠心クラッチというのが使用されてます。
そのため、クラッチレバーなしでシフトチェンジが可能になってます。シフトペダルを踏み込んでいる間はクラッチが切れている状態になるんですね。
でもそのクラッチも使用しているとクラッチ板が減ってきたりするので調整は必要。
先日オイル交換をしたところ、前回のオイル交換ではシフトフィーリングがとても軽くなり、スコスコとギアが入るようになったんですが、今回はそれほど変わらない感じでした。
ということで、クラッチの調整をしたほうがいいだろう、と。
カブのクラッチ調整は難しいものではありません。手順さえ知っていれば短時間で行えますね。もちろんまったく工具を握ったことがない、というのなら別ですけど。
カブのクラッチを調整する場合は14mmのメガネレンチ、マイナスドライバーが必須です。またトルクレンチもあると安心ですが、そこはまぁ、手トルクでなんとか。
キックペダルの前にあるこのナット。内側はアジャスターで外側がロックナットです。
ロックナットを緩めたら、アジャスターを右(時計回り)に1回転回します。
次にアジャスターを左(反時計回り)に回します。重くなるところまで、というあいまいな表現ですが、実際にやってみると確かにいきなり重くなりますからわかりやすいですね。
そこからまた右に1/8回転(45度)戻します。
後はロックナットを締めるだけ。規定トルクは12Nmです。
右だ左だ、って金庫のダイヤルみたい。
最後にロックナットを締める際は、アジャスターが回ってしまわないよう、マイナスドライバーで固定しながら締める必要がありますね。
試走したところ、かなりフィーリングが良くなりました。ガッチャンガッチャンという感じだったシフトフィールが、大げさに言えばカコンカコンくらいに軽くなりましたね。
今回のクラッチ調整は15364kmで行いました。


Posted by あごひげあざらし at 10:02
│カブ