2020年12月17日
冬のロングドライブ!雪への備えもお忘れなく!
大雪のため高速道路で立ち往生、というニュースがありました。
管理人も数年前に大雪のため高速で立ち往生を経験してます。わずか4時間程度でしたし、夕方には脱出できたのでまだましでしたけど、一時はやばいかなぁ、と思ってました。
途中でやばそうな感じがしたので、SAでお弁当とお菓子、飲み物を購入していたことと、高速に乗る前にガソリンを満タンにしていたこともあってひもじい思いもしませんでしたし、のどの渇きにも悩まされませんでした。ガソリン節約のためにエンジンを切る必要もなかったですね。
あの時は雪の予報は全く出ていなくて、ノーマルタイヤの車も多かったです。管理人もノーマルタイヤでしたが、お守りとして積んでいたタイヤチェーンに助けられましたね。雪の積もった高速出口への上り坂も登りきれましたし。
ということで、予期せぬ大雪もありえるシーズン。非積雪地へのドライブでも山道を走ることもあります。雪への備えをしていくことをオススメします。
まずはタイヤ、これはスタッドレスに履き替えていれば大概は大丈夫ですが、ノーマルタイヤ(サマータイヤやオールシーズンタイヤ)の人はお守りとしてタイヤチェーンを持参することをオススメしますね。

どんなタイヤチェーンでもタイヤサイズに適合するもので、劣化のひどいものでなければとりあえず走行はできます。
とはいえ、雪道性能や快適性を期待するならこのカーメイトのバイアスロン クイックイージーは無難な選択ですね。
まず着脱が簡単になってます。一昔前の非金属チェーンからは大幅な進化ですね。寒い中、車外で取り付けるのでできるだけ短時間で装着したいですから、簡単な方がいいに決まってます。
ジャッキアップ不要でクイックロックはひねるだけ。これでしっかり装着できるので素早く行えますね。ただし、取りつけは事前に練習しておくことをオススメします。説明書を見ながらでも最初はスムーズに行えませんからね。1~2度自宅で取り付けてみてくださいね。
また108本も埋め込まれる超硬マカロニスパイクピンはアイスバーンでもグリップしますよ。凍結路面ではスタッドレスタイヤを凌ぐほどのグリップです。
圧雪路やシャーベット状の道にも対応できるチェーンパターンを採用してます。また関越トンネルは装着したまま走行可能というのも関東圏のユーザーにはうれしいポイントかも。
作業用の軍手付き腕カバーも付属しますから、怪我の心配も少ないですよ。
愛車のタイヤサイズと適合表をよく確認したうえでサイズを選んでくださいね。

ヒーターを使用しても長時間となると寒さも気になります。上着のほかにブランケットや毛布を積んでおくと寒さを凌げますね。
こちらはDC12V専用の電気毛布。シガレットプラグから電源を確保できますよ。
寒さを感じやすい足元を暖めると体感温度が変わって寒さを感じにくくなりますね。
700×長さ1500mmサイズなので、リアシートでなら2人でも使用できるサイズです。
ポータブルバッテリーを持参していればカーバッテリーへの負荷を心配することなく使用できますよ。

雪の降り続く中、長時間エンジンを掛け続けて停車していると危険なのが、排気ガス。
マフラー出口周辺が雪で埋もれてしまうと、排気ガスが逆流して車内に入ってしまいます。これが充満すると一酸化炭素中毒の危険が高くなりますよ。気がつかないうちにガスが充満していきなり意識を失います。そうなると命を落とすことになりますね。
雪が降り続いているなら、定期的にマフラー回りの除雪をする必要があります。手で雪をかいてもいいですが、やはり効率も悪いし手が悴んでしまいますから、携帯式のスコップやショベルがあるといいですよ。
こちらの折りたたみ式でかさばりにくいショベルなどを1本積んでおくと安心です。マフラー回りの除雪だけでなく、車体回り全般の雪かきに使用できますね。通行再開となった時に雪が積もって動けない、発進できない、そんな時にも役立ちます。タイヤ回りを除雪すれば発進もスムーズです。
はまってしまったときは、ブランケットや毛布をスリップしている駆動輪の下から進行方向に向けて敷くと脱出しやすいです。使い古しのブランケットや毛布も1枚あるといいですね。

車に積もった雪を取り除く必要もあります。フロントウィンドウはもちろん除雪しないと前が見えませんし、ルーフの雪もブレーキをかけた瞬間にフロントを塞いでしまうので走行前に取り除く必要があります。
こういったスノーブラシがあるとウィンドウやルーフの雪を比較的短時間で取り除けますね。あまり出番はないかもしれませんが、長時間駐車した場合などでも役に立ちますよ。伸縮式で収納時は260×115×長さ725mmに収まります。

除雪でかじかんだ手を暖めるものが車の中にはあまりありません。なので除雪する際は手袋があったほうがいいです。
こちらは冷凍庫内作業などでも使用される防寒ゴム手袋、防寒テムレス。ここまでのものは不要かもしれませんが、暖かい方がいい、濡らしたくない、そんなニーズには最適。内側にアクリル製ボア付で暖かいですよ。

こちらも車に一足積んでおくと頼りになるゴム長靴。
ソフトタイプでくるくると丸めてコンパクトに収納できます。車外に出るときに履き替えると靴を濡らさずに済みますよ。

長時間の車内待機となると、どうしてもトイレに行きたくなりますね。でも車外に出るのは危険だったりします。また女性は外で済ますというのも難しいですね。
ということで緊急用に携帯トイレを用意しておくのもオススメ。
こちらは男女兼用型の携帯トイレ2個入りです。使用する機会はないほうがいいですが、持っていると精神的にも安心できますね。
2個入りなので、ファミリーで出かけるなら複数個用意したいところです。
このほか、ガソリンはこまめに給油してできるだけ満タンに近い状態にしておく、飲み物や小腹を満たすものを少し多めに用意しておく、などある程度の時間、車に留まれるようにしておくといいですよ。
除雪作業の際に衣類を濡らすと体力を消耗する原因にも。防水性のある防寒着があるといいですね。
もちろん雪道走行は細心の注意を払ってくださいね。


