2020年05月18日
スナグパックのテント!ミリテイストなメーカー!

スナグパックというと、ミリタリーテイスト溢れる製品が魅力ですね。世界の軍隊へ制式納入されるアイテムも生産するイギリスの名門です。
シュラフやジャケットが有名ですが、テントも魅力的なモデルがそろいますよ。
スナグパックのテントは2つのシリーズで構成されてます。オリーブカラーの幕体がエクストリームシリーズ。そしてオレンジの幕体がジャーニーシリーズになりますね。
ミリテイストが強いのはエクストリームシリーズでしょう。

1~2人向けのテント、スコーピオン2です。アウターフレーム式のフライシートに吊り下げ式のインナーテントを組み合わせます。
フライシートは軽量で引裂き強度に優れるリップストップナイロン。耐水圧5000mmとハイスペックです。フライシートの両サイドと後方にはベンチレーションを備え、外気の導入も可能ですよ。
3本のポールを使用するフレーム構造は変形クロスポールフレームにフロントポールを追加したもの。クロスポイントが多く強度に優れます。スリーブ式なので素早く正確な設営が可能ですね。ポールにはDAC社製の9mm径アルミフェザーライトNSLポールを使用しますよ。
インナーテントは海外製テントに多いメッシュインナーになります。日本と気候が異なるためか、それとも欧米の人は寒さに強いのか、フルインナーは少数派ですね。
日本では快適に使用するなら冬を除いた3シーズンですね。
インナーは最大幅150cm、奥行き203cm、高さ最大99cm。奥行きのある前室も備えますよ。最大2名まで就寝できますが、余裕を持って使用するならソロがオススメですね。
収納サイズは43×19×19cm、重量は2.65kgです。
¥42680(税込)

3人用のスコーピオン3もあります。構造はスコーピオン2と同様ですが、サイズアップします。
インナーの広さは最大幅が198cm、高さは最大122cmになりますね。
ゆとりを持って使用するなら2人での使用がオススメ、登山などギアのコンパクト化を必要とするシーンなら3人で使用できますね。
収納サイズは43×21×21cm、重量は2.93kgとなります。
¥48180(税込)

エクストリームシリーズ最小の1人用テントがイオノスフィア。こちらは非自立式のトンネル型シェルターになります。ペグダウンが必須ですよ。
フライシートはリップストップナイロンで軽量に仕上げてます。イオノスフィアは吊り下げ式インナーではなく、フライシートを被せるスタンダードなスタイルです。ポールは同じくDACフェザーライトポールですよ。
インナーテントはバスタブ型フロアにフルメッシュのウォールを組み合わせます。インナーの広さは幅最大100cm、奥行き265cm、高さ最大80cmとソロでもミニマムなスペースです。基本、寝るだけのスペースですが、フライシートをはずしてモスキートテントとしても使用できるのはメリットですね。
気温の高いシーズンならタープ下にインナーテントだけ、なんて組み合わせも快適ですよ。
収納サイズは直径14×長さ48cm、重量約1.5kgとなってます。
¥27280(税込)
オレンジ系の幕が特徴のジャーニーシリーズ。オレンジの幕にはさりげなくスナグパックのアイコン、カタツムリマークが散りばめられてます。

イオノスフィアに似てますが、こちらはジャーニー ソロ。構造はほぼ同じながら、フライシートの材質はポリエステルに、ポールはDAC社ではないジュラルミン(ではなく、たぶんアルミ合金)に変更されます。
非自立式のシェルターテントのソロ。メッシュインナーもイオノスフィアとほぼ同じですが、室内高が約10cm低い70cmになってますね。やや高さが物足りない感じはありますが、横になるだけのシェルターと割り切ればそれほどのネガティブではないはずです。
収納サイズは縦58×横13×奥行13cm、重量は約2kgになってますね。
¥19580(税込)

ジャーニー トリオはクロスポールを使用するドームテント。2~3人向けのテントです。広くはありませんが前後室を備えますよ。
インナーテントのルーフとドアにメッシュパネルを備えます。クローズはできませんが、面積はそれほど広くないので通年の使用も可能でしょう。インナーのスペースは幅237×奥行き185×高さ125cmです。余裕を持って使用するなら2人でしょう。
前後にドアがあるのでインナーへの出入りはしやすいですね。前室はギアスペースとして使用できますよ。
フライシートはポリエステル製でルーフトップにベンチレーション付。また前室の高さを稼ぐリッジポールが採用されてますね。
収納サイズは縦58×横18×奥行18cm、重量は4.7kgとなってます。
¥36080(税込)

3~4人向けのジャーニークワッドは2ルームトンネルテントになります。アウターフレーム式のトンネルテントでインナーテントは吊り下げ式ですね。インナーレスでも使用できますよ。
インナーテントの広さは幅240×奥行き230×高さ125cmで、高さこそ抑え目ながらファミリーユースもできるフロアサイズを確保しています。フロントドアには開閉式メッシュパネル、後方にメッシュ窓です。メッシュ窓は閉じられません。
リビングスペースも高さは抑えてありますが、最大幅249×奥行き210cmと広いですね。サイドとフロントにドアパネルがあり、出入りしやすいです。またベンチレーションもフロントに2箇所、後方に1箇所備えているので通気性もまずまずですね。
収納サイズは縦58×横19×奥行19cm、重量は約5kgとなってます。
¥43780(税込)
スナグパックのテント、個性的ですよね。


