2019年11月23日
焚き火の風除けに!ファイバーグラス繊維のタキビデジンマク

焚き火に絶好のシーズンとなりました。
暖も取れるし、燃える炎をただ見ているのも退屈しないし、理想の燃え方を追求してもいいですしね。もちろん料理にも使用できます。
焚き火の際にやっかいになるのが風ですね。風を受けると火の粉が飛んでテント・タープやジャケットなどに穴を開けてしまう可能性が増えます。また燃焼が不安定になりがちですよね。
ということで、焚き火をする際は風の当たりにくい場所を選ぶことになります。テント・タープなど遮蔽物の風下側ですね。
ただ、サイトの状況や形状によってそうもいかないこともあります。風下側にスペースがないこともありますね。さらに風下にほかのキャンパーさんがいたりすれば、火の粉や灰が飛んでしまうことを考えて躊躇してしまいます。
で、用意したいのが風除けです。陣幕とも呼ばれますね。焚き火に直接風が当たらないように遮るための幕のことです。
燃えにくいコットン系、難燃素材のクロスやタープを使用している人も多いですが、ロゴスから焚き火の陣幕としてリリースされたTAKIBI de JINMAKU(焚き火で陣幕)も便利そうですよ。

焚き火の風除けとして設計されてるタキビデジンマク。焚き火(炎)の近くで使用する前提なので、使用している幕は耐熱性に優れたグラスファイバー繊維を使用したものになってます。
グラスファイバー繊維とはその名前の通り、ガラス系の繊維のこと。住宅の断熱・保温・吸音材として使用されているグラスウールと同じ原料でできてます。グラスファイバー繊維とグラスウールの違いは繊維の長さ。長繊維がグラスファイバー繊維で短繊維がグラスウールとなるわけですね。
グラスファイバー繊維はアスベストのような発がん性のある断熱素材ではありません。健康に害を及ぼさない材質と国際的にも認められてますよ。
グラスファイバー繊維の耐熱温度は約500度。それ以上になると溶融が始まります。焚き火の炎の温度は800度を超えるといわれているので直接炙り続けると溶けますが、陣幕としてある程度の距離を保った位置で設置すればその心配はありませんね。
で、そのタキビデジンマク。幕自体の形状は台形になってます。両サイドをコの字型にすることで3方向からの風をブロックできるようになりますね。
立ち上げた際の陣幕の高さは約90cm。中央のパネルの幅も約90cmとなってます。一部のハイスタイルなBBQグリル型焚き火台ではちょっと高さが物足りないかもしれません。
2本のスチール製ポールとペグダウンで立ち上げるタキビデジンマク。自立はしませんが構造はシンプルなので立ち上げも難しくはないですね。ただ役割として風を受けるための幕なので、張り綱とペグダウンはしっかり行いたいところです。付属品として2本の張り綱が入りますが、場合によっては張り綱を増やすのもありだと思います。
またあまりに風が強い場合での使用はオススメしませんし、そもそもそんな場合は焚き火も危険なのでオススメしませんね。
風除けとしてはサイトにある画像のように陣幕の前に焚き火台をおくのがもっとも効果的でしょうが、管理人としては陣幕と焚き火台の間に入りたいところですね。
そうすれば背中も風が当たらず暖かいし、煙を直接浴びることもないですからね。ソロならその方がいいと思います。
もちろんこれはケースバイケースですけど。ソロ以外ならサイトの画像のような位置もありですね。
収納サイズは14×56×7cmとコンパクトで重量も約1.5kgと軽量です。持ち運びは苦になりませんね。収納ケースも付属しますよ。
ほかのもので代用も可能かと思いますが、陣幕や風除けをお持ちでないなら一考されてもいいんじゃないでしょうか。
¥10890(税込)
より大型の陣幕ならテントファクトリーも用意されてますね。
幅5100×高さ1400mmのポリコットン製サイドウォールです。グループユースならこのサイズの方が使いやすいでしょう。
このサイズならちょっとした目隠しとしても機能しますね。
¥16800(税込) 3%割引

