2019年10月08日
バンドックソロドーム!ナイロンシェルが入荷!ソロドームSIL

バンドックがリリースするソロドーム1。軽量(約1.8kg)で収納サイズも小さく(38×15×15cm)、好評。積載スペースが限られるバイク乗りやサイクリストに支持されてますね。また比較的リーズナブルな価格も魅力でしょう。

ただこちらのソロドーム1、インナーテントがフルメッシュなので、初夏から秋口くらいまでの使用が限界。気温の下がる季節では寒いんです。できれば夏限定で使用したいテントですね。
そんなソロドームの新しいモデルがやっとナチュラムさんに入荷しました。それがソロドームテント ウルトラライト SILです。

フレームはソロドーム1と同じうお座型と呼ばれるもので、ポールのクロスポイントが2箇所ありフレーム強度に優れます。また頭上スペースも広く取れるメリットがありますね。そしてこちらのテント、この価格帯でもFRPではなく7001アルミ合金製のポールを使用しているのも高評価です。フレーム強度・ポール強度が高いので風の強い日でも比較的安心感がありますよ。
で、ソロドーム1と何が違うのか、といえば幕体の材質が違います。こちらのソロドームテントウルトラライトのフライシート・インナーテントは共にナイロン製です。
ポリエステルに比べ、薄手で軽量な材質のナイロン。薄くても強度はポリエステルと同等を確保してますよ。フライシートはシルナイロンと呼ばれるもので、シリコンコーティングで撥水性を持たせてます。さらにこのソロドームテントウルトラライトではフライシートの内側にポリウレタンコーティングも施されているので耐水圧3000mmと十分な防水性を持ってますね。
フライシートの形状はソロドーム1と同じで、ドアはフロントのみです。また両サイドにも同じく開閉式ベンチレーターを備えてます。シルナイロンは通気性が非常に乏しい素材なので、ベンチレーターは必須ですからね。
実物で確認していないのですが、テントの大きさがわずかに変わっているようで、フライサイズがソロドーム1の幅200×奥行き150×高さ110cmから約220×150×110cmに。フライシートの裾が若干長くなったようにも見えますね。スカートは装備していませんが、フロアからの風の巻き込みを緩和しているのかも。
そしてもっとも大きな違いがインナーテントですね。フルメッシュのソロドーム1からフルクローズ可能なナイロンシェルになってます。これで気温の下がるシーズンでも保温性が高くなりますね。
フロントドアパネルの上部半分ほどにメッシュパネルが採用されてます。こちらは開閉可能でメッシュ、クローズが可能です。
またテントサイドにもメッシュ窓が用意されてます。こちらは開閉できませんね。常にメッシュです。寒い季節は多少隙間風が気になるかもしれませんが、フルメッシュのソロドーム1よりは暖かいですね。逆に真夏に使用するならソロドーム1ほどの通気性は期待できません。
ポリエステルより通気性が劣るナイロン製(シルナイロンではない)インナー、常にメッシュ窓が開いている方が空気が淀まないですし、酸欠防止にもなります。
ポリエステルより薄手でも引裂き強度などは十分なレベルですが、薄い分尖ったものなどが当たると傷みやすいことは確かです。なのでナイロンフロアのソロドームテント ウルトラライトにはグランドシート必須ですよ。裂けてしまってからでは遅いですから。
ソロドーム1でも好評だった両サイドのメッシュポケットやルーフのギアハンモック、ギアフックは継承されてます。フロアサイズはソロでもミニマムな幅200×奥行き90で高さは100cm。成人男性が一人横になるとスペースはほぼ一杯でギアの収納もほとんど期待できません。前室スペースはシューズと小さなザック程度は置ける広さはあります。基本的に濡らしたくないもの以外の荷物は外になりますね。
また、シルナイロンは燃えやすい材質なので、前室での煮炊きなど火気は厳禁です。火を使用する場合はテントから離れて行ってください。
収納サイズはソロドーム1と同じ約380×150×150mm、収納バッグも付属します。コンプレッションもできるのでもう少し小さくなりそうです。
そして重量は、軽いと思っていたソロドーム1の1.8kgよりさらに軽量な約1.65kg。わずかですが軽量になりました。メッシュインナーより重さのかさむフルクロ-ズインナーでも軽くなっているのはナイロンシェルだからこそですね。
明るいホワイトにブルーのアクセントカラーはサイトで映えそうです。ただ、遮光性はあまり期待できない感じです。ここは好みが分かれるかもしれませんね。
¥17380(税込) 37%割引
ソロドーム1と基本的にフレーム構造が共通のソロドームテント ウルトラライト。もしもソロドーム1をお持ちなら組み合わせて更なる軽量化を目指すこともできそうです。ソロドーム1のフルメッシュインナーにソロドームテント ウルトラライトのシルナイロンフライを組み合わせれば1.65kgよりも軽くなるでしょう。
まぁ、やる人が現れるかはわかりませんけどね。。。。。
ソロドーム1もコスパに優れたソロテントです。

フルメッシュインナーは夏のキャンプにオススメ。またインナー単体で蚊帳代わりに使用するのもありですね。
¥11000(税込) 33%割引
ソロドームテント ウルトラライトとよく似た形状のテントはキャプテンスタッグからも発売されてます。

トレッカー ソロテントUV、形状はよく似ていますが、こちらはポリエステル幕。またフレーム構造もうお座型ではなくA型フレームのバリエーションになりますね。フレーム強度という点ではうお座型に劣りますが、設営・撤収がより簡単というメリットがありますよ。
インナーフロントドアは上1/3ほどに開閉式メッシュパネル、さらに両サイドに開閉式メッシュ窓が採用されてます。
フライシートの両サイドには開閉式ベンチレーターを備えてますよ。
インナーの広さはほんの少しトレッカーソロテントが広く、幅・奥行き共に10cmほど広いですね。重量は約2.2kg、収納サイズは39×18×18cmとソロドームテント ウルトラライトと同程度です。
¥18129(税込) 45%割引
ついでに、バンドックの2ポールテントも入荷しました。

どこかで見たような形状のテントですね。ただ、こちらはインナーテントが2つも付属するお得な仕様。フライ・インナー共にポリエステル幕です。テントアレンジが多彩にできる2ポールテントですね。
¥38280(税込) 30%割引


