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2019年06月12日
キャンプだからこそ！ダッチオーブンを使ってみては？
これから夏休みに向けてキャンプのハイシーズンに突入しますね。ベストシーズン、とは言い難いですが、矢長期のお休みが取れることとお子さんの夏休みも重なりますから、キャンプ場は賑わいます。
で、そのキャンプの楽しみの一つに食事があげられます。普段家庭で食べているものとはちょっと違うスタイルの食事が楽しめますからね。
キャンプクッキングならでは、といえばダッチオーブンを使用した調理。もちろんご家庭でダッチオーブンを使いこなすこともできます。
が、やはり普段の忙しい生活の中でダッチオーブンでじっくり調理というのはなかなか難しいですよね。共働き世帯では特にそうなります。
またダッチオーブンは重量もあり普段使いする場合はもっと軽くて取り回ししやすい調理器具が好まれるでしょう（もちろんダッチオーブンを普段使いされている人もいらっしゃいますが）。
なので、キャンプクッキングならでは、といってしまうわけです。非日常を味わうための料理とも言えそうです。
料理の幅も広がり、自宅ではまず作らないようなメニューにも挑戦できるのがダッチオーブン。この夏のキャンプでダッチオーブンデビューを狙うなら、早めに準備しておくといいですね。鋳鉄製のダッチオーブンではシーズニングという作業も必要ですから、キャンプ直前に入手では準備も慌しくなってしまいますよ。
ということで、この時期にゲットしては？
まず入門用にお得なセット、ロゴスの鋳鉄製ＳＬダッチオーブン１０インチディープにリッドリフター、レザーグローブのセットです。
こちらは汎用性の高い脚なしのキッチンダッチオーブン。ガスコンロはもちろんＩＨヒーターにも対応しますよ。深さのあるディープダッチなので幅広い調理に対応可能。４～５人くらいで使用するのがちょうどいい大きさですね。
鋳鉄製ですがシーズニングを済ませてあるのでお湯洗い程度で使用可能です。ただ鉄臭さなどを取るために一度野菜くずなどを油で炒めて慣らすとよりいいと思います。鋳鉄製ダッチオーブンならではの育てる楽しさも残されてますよ。繰り返し使用することで油が鍋肌になじみ、より黒いブラックポッドになっていくんです。そうなれば焦げ付くこともほとんどなくなり、使いやすいオーブンに仕上がりますよ。
鋳鉄ならではの注意点として、急激な温度変化や大きな衝撃はＮＧです。割れてしまう可能性がありますからね。クレンザーも使用できません。鋳鉄の肌にクレンザーの粒子が入り込んでしまいます。
使用後はささらやスクレーパーで漕げ等を剥がしてお湯で洗うようにしましょう。ひどく漕げつかせてしまった場合は水を張って沸騰させると焦げが浮いて剥がしやすくなりますよ。
洗った後はしっかり乾燥させて収納しましょう。
￥１１９８０（税込）
ダッチオーブンの王道、ロッジのロジック１０インチキッチンダッチオーブンです。
植物油を使用したシーズニング済みのダッチオーブンなので、購入後お湯で洗うだけで使用できますね。こちらも念のため野菜くずなどを炒めてから使用するといいですよ。
家庭用キッチンを意識したシリーズでこちらは両手なべタイプ。ダッチオーブンというよりココットに近い形状をしています。ガスコンロメインで使用するならこのタイプが使いやすいですね。焚き火で吊り下げて煮込むような使い方はできませんが、煮る・焼く・炒める・蒸す・揚げるとマルチに使用できますよ。
￥９７２０（税込） １８％割引
手ごろな価格の入門セットもあります。まずのこダッチオーブンで練習してからもう少しいいモノへステップアップというのも一つの手ですね。
とはいえ、上手に慣らしていけば長く使用できるダッチオーブンですよ。決して使い捨てではありません。またセット内容も充実してますね。
ダッチオーブンは鋳鉄製でシーズニングが必要です。
購入したら軽く全体を水洗いした後、ワックス成分を落とすためにお湯を沸かしましょう。たっぷり水を入れて沸騰させます。そうするとワックス成分が溶けてきますよ。火傷に気をつけてお湯を捨てて冷まします。
冷めたら全体に植物性オイルを塗って加熱。オーブンから煙が出るまで焼き付けるように熱します。このとき家庭用コンロやＩＨでは空焚き防止機能が働いてしまうので、カセットコンロなどを使用しましょう。冷めては塗りを３回ほど繰り返すとダッチオーブンの色が黒くなってきます。
黒くなったら野菜くずなどを味付けせずに炒めます。これで鉄臭さを取り除きます。横の面までこすり付けるようにしましょう。炒めた野菜は捨ててください。
これで使用可能になりますよ。また最初は油を馴染ませる意味で揚げ物などに使用するといいですよ。
付属品はフタの開閉に使用するリッドリフター、収納袋、レザーグローブ、レシピ集、３ＷＡＹスタンドです。３ＷＡＹスタンドはオーブンスタンドとしてのほかにグリルとしても機能しますよ。
￥６６０８（税込）
入門用にはちょっと敷居の高い価格帯ではありますが、そのメリットが大きいステンレスダッチオーブンです。
鋳鉄製ダッチオーブンとステンレス製ダッチオーブンの大きな違いはその材質。錆びにくく強度の高いステンレス鋼板をプレスして作るステンレスダッチオーブンは丈夫でメンテナンスも簡単なんです。
鋳鉄製のように油を馴染ませる必要はないので、シーズニングは不要です。しかも洗剤やクレンザーでガシガシ洗うことも可能ですよ。洗ったら乾かして収納するだけ、ととても簡単。
また鋼板をプレスして作るので大きな衝撃や急激な温度変化でも割れることがありません。
育てる、という楽しみはありませんが、実用性に優れダッチオーブン料理が楽しくなりますね。丈夫なので一度購入すればほぼ一生ものになりますよ。油がしみ出すことがないので、白飯の炊飯や豚汁などの和風料理もこなせますね。
ただし鋳鉄に比べ熱伝導率で劣るので、プレヒートの時間は長めに取る必要がありますね。全体に熱が回るまでの時間は長めです。余熱が必要な料理や炒め物の際は少し過熱時間を長くしてください。
こちらは収納ケース、レザーグローブも付属します。
￥２４８００（税込）
こちらは鉄製とはいえ、鉄板をプレスして作ったダッチオーブン、ユニフレームのＵＦダッチオーブンです。現在１０インチはナチュラムさんで欠品のようで、こちらは１２インチになります。丸鶏のローストなど大きな食材も入るダッチオーブンです。
使用する鋼板は黒皮鉄板と呼ばれる錆に強いものです。鉄の表面に酸化皮膜を形成することで錆びにくくしてるんですね。これは塗装ではないので剥がれませんよ。完全に錆びないわけではありませんが、きちんと油を馴染ませておけば赤錆は発生しにくいです。
急冷や衝撃でも割れにくく、洗剤やクレンザーで洗うこともできます。ただし使用後はよく乾かして全体に油を敷いて保管してください。
使用する前にシーズニングはしておきましょう。まず煙が出なくなるまでオーブンを加熱します。出荷時の表面処理を焼き切るんですね。煙が出なくなり全体の色がグレーっぽく変色したら火を止めて少し冷まします。油を多めに敷いて野菜くずを炒めます。これは鉄臭さをとる作業なので横面にも馴染ませてください。炒めたら全体に油を馴染ませて使用可能ですよ。
同じ鉄製でも鋳鉄より扱いやすいオーブンです。
￥１２９００（税込）
こちらはちょっと珍しいキャストアルミ製のダッチオーブン。アルミならではの軽さと錆びにくさを持ってます。
熱伝導率が高いので短時間でオーブン全体に熱が回りますよ。もちろんほかのダッチオーブンと同様に煮る、焼く、蒸す、揚げるなど万能です。
やはり一番のメリットはその軽さで、このＳサイズ（２４ｃｍ径）でも重さはわずかに１．４ｋｇです。５ｋｇクラスが一般的な鋳鉄やステンレスより圧倒的に軽量ですね。
￥９１８０（税込）
このほかのダッチオーブンはこちらに。
Posted by あごひげあざらし at 19:02
│キャンプ
