2019年06月11日
大事なシュラフは休ませてあげないと!シュラフの保管
すっかり梅雨空の関東地方。でもこんな梅雨らしい梅雨も久しぶりかも。
そんな梅雨のシーズンですが、そろそろアウトドアグッズの夏物・冬物の入れ替えもしておかないといけませんね。まだ夜間は気温が下がりますが、真冬用のアイテムはもう休ませてあげないといけません。
休ませてあげたいアイテムの一つがシュラフですね。もう冬用シュラフの出番は終わりでしょうから、次の機会まで保管しないといけません。
ところで、シュラフの保管、どうしてますか?付属の収納バッグに入れたままでしょうか?もしそうなら止めた方が良いと思います。せっかくのシュラフの性能を落としてしまう可能性がありますよ。
長期間圧縮された状態で保管すると、シュラフの暖かさの肝であるロフト(膨らみ)が戻りにくくなってしまうんです。特に天然素材のダウンシュラフにはよくないですね。もちろん化繊中綿のシュラフもペラペラになりやすいです。
といいながら、先日我が家で発掘された化繊中綿の3シーズンシュラフ。
18年くらい圧縮された状態で放置されてましたから、お前が言うな!としかられそうですけどね。
とりあえず洗濯してみたらかなりきれいになりました。天日干ししたらロフトも多少は回復したようです。まだ初夏から初秋くらいの間なら使えるレベルではありますね。一応、2軍シュラフとしてキープします。
そんなわけで、しばらく使用する予定のないシュラフは休ませて上げるのが肝心です。それが長く使用するためのコツでもありますね。
なので、収納用の大きなバッグに入れて膨らんだ状態で保管してあげてください。
そんな保管用のバッグも販売されてますからね。

シュラフメーカー、ナンガのストレージバッグです。シュラフを保管するためのバッグですね。シュラフに付属してくる収納バッグよりも大きく、圧縮することなく収納できます。バッグのサイズは直径30cm×長さ60cmです。
材質は目の細かなメッシュ生地です。圧縮しないだけでなく通気性も高いのでムレや湿気などによるダウンの劣化を抑えることもできますよ。もちろんポリエステルでもカビが生えたりするのを防止できます。
ただしホコリなどは入りやすいので、ホコリの入りにくい場所に保管するか、サイズの大きいポリエステルやコットンの袋などに入れておくといいですね。できれば定期的に空気を入れ替えるようにするとよりいいですよ。
¥780(税込)

こちらもシュラフブランド、イスカのコットンストリージバッグ。同じくシュラフの保管用です。
材質は通気性を持った生成りのコットンクロスですね。収納したシュラフがムレにくいです。またホコリも入りにくいので保管場所もあまり神経質にならなくていいかも。
サイズは2サイズ用意されてます。
Lサイズは直径35cm×長さ76cmとゆったり。アルパイン仕様のウィンターダウンシュラフも余裕で飲み込みます。化繊中綿マミーシュラフもこれなら圧縮しません。
Sサイズは直径28cm×49cmでダウンなら3シーズン~サマーシュラフにちょうどいい大きさですね。
Lサイズは
¥1620(税込)
Sサイズは
¥1296(税込)

こちらはナイロンクロスにポリウレタン加工を施した収納バッグ。キャプテンスタッグのアトスシュラフ用収納バッグです。
コットンやメッシュに比べると湿気はこもりやすいですが、それでも一応透湿性を備えているのでPVCやビニールなどよりもいいでしょう。メッシュやコットンよりもホコリは入りにくいですね。
サイズは直径35cm×70cmとなってます。
¥1048(税込) 31%割引
で、一番上の画像。これが現在、あの発掘したシュラフの状況です。収納バッグ(もどき)に入れてます。使用しているのは100均で購入した洗濯ネット。通気性抜群、ホコリは入り放題のバッグです。でもゆったりと丸めることなく収納できますね。
これをでっかい紙袋に入れて、キャンプ用品置き場の上のほうに収納してます。上のほうに置くとまた使かわなくなる可能性が大きいですが、ほかに置くところがないので仕方ありません。
もう一つのマミーシュラフも同じく洗濯ネットに。ファミリー用の封筒型シュラフは元々の収納バッグが大きめで余裕があるのでそのままですけどね。あれ以上大きくしたら置き場所に困ります。
友人の中にはさらしで自作した収納袋を使用している人もいましたね。さらしは通気性も高いですからいい選択だと思います。
元も子もない話ですが、大きくてある程度の通気性を持った袋ならほとんど代用品になる、ということです。それこそ洗濯ネットはもっとも安価な手段でしょう。サイズも豊富にそろっているのでシュラフのサイズに合わせたチョイスもできます。見た目やデザインにこだわらなければ、洗濯ネット、オススメしておきます。
とにかく長期間使用しない場合はシュラフを圧縮せずに休ませてあげる、これが肝心ですね。お試しを。


