2018年05月17日
地ウィスキーというチョイスもありなのかな?

最近、酒ネタが多くて恐縮ですが。。。。
サントリーが「響17年」と「白州12年」の販売休止を発表しました。17年以上の長期熟成モルト原酒とグレーン原酒を使用する響、12年以上の長期熟成のモルト原酒を使用する白州。どちらも銘酒です。でもこの長期熟成酒を仕込んだころはウィスキーが売れなかった時代。バブルがはじけた後ですね。だから今のブームで足りなくなってしまったんですね。
バブルのころは管理人は貧乏な学生でしたから、高級なウィスキーにはなかなか縁がなくて。リザーブが出たころでしたかね。オールドで上等、ホワイトやレッド、トリスで十分、そんな時代でした。もっとも、まだお酒の味はよくわからない勢いだけの飲み方で、今から思うともったいない飲み方、してました。
ウィスキーは元々イギリス、スコットランドが本場ですが、ご存知のとおり日本の国産ウィスキーも高く評価されてます。サントリーやニッカがおなじみですね。でもそれ以外に地ウィスキーともいうべき小さな酒造メーカーの作るウィスキーがあります。規模は小さくてもまじめに作っている製品、そういった銘柄にも注目していいかもしれませんね。

戦後すぐにウィスキー製造を開始した東北の酒蔵、笹の川酒造のブレンデッドウイスキー山桜 黒ラベルです。こちらはおそらく、販売終了も近いかと。
1990年代に蒸留した原酒を一部使用したブレンデッドウィスキー、原酒は貴重なものなので無くなり次第、製造できなくなると思われます。購入するなら今のうち、ですね。
¥2160(税込)

地ウィスキーの西の雄とされるのが本坊酒造のマルスウィスキー。その歴史は古く、日本らしいウィスキーに仕上げられてますね。鹿児島と長野に蒸留所を構えます。
マルスウィスキー エクストラはノスタルジックな一升瓶に入った地ウィスキーです。日本のウィスキー文化黎明期を髣髴とさせる味わいですよ。
¥2345(税込)

同じく本坊酒造のブレンデッドウィスキー、ツインアルプスは「中央アルプス」と東方の「南アルプス」の2つのピークを指したネーミングですね。信州の蒸留所の位置に由来します。
¥1922(税込)

こちらはモルトウィスキー、モルテージ超百(コスモ)。タイプの異なる複数のモルト原酒をブレンドしたモルトウイスキーですね。シングルモルトのような強い個性よりもバランスを重視した味わいのようです。
¥4536(税込)

キンミヤ焼酎でおなじみの宮崎本店が作る地ウィスキーがこのサンピースウィスキー。キンミヤと同じく鈴鹿川の伏流水で仕込むウィスキー、戦後の混乱期に生まれた伝統の地ウィスキーです。こちらは600mlの小瓶サイズとなります。
¥972(税込)
サンピースウイスキー EXゴールド37°(三重) /宮崎本店
ノスタルジックな一升瓶も用意されてます。
¥2700(税込)

鳥取の名峰大山で作られているのが松井酒造のウィスキー。こちらはシングルモルトの倉吉。柔らかでバランスに優れた味わいだそうです。癖のないシングルモルトはお好きな飲み方でどうぞ。
¥3888(税込)
なお、サントリーの響、ジャパニーズハーモニーは購入可能ですよ。

¥5400(税込)
さらにサントリーでは山崎蒸留所で作る梅酒も登場してますね。

ウィスキーの仕込み樽を焙煎して梅酒の熟成を行った逸品です。
¥1264(税込)



Posted by あごひげあざらし at 12:42
│アウトドアグッズ