2018年04月21日
ペグやペグハンマーも大切!テント・タープに合わせて!

ワンポールテントやトンネルテントといった非自立式のテントが人気になってますね。ドームテントなどの自立式のテントと違い、非自立式のテント・タープはペグダウンと張り綱を取らないとテントの形を維持できません。なのでドームテント以上にペグが重要になるんですね。ペグがきちんと刺さっていなかったり、弱かったりすると張り綱をしっかり張れなかったり風で抜けたりしますよ。
また風をはらみやすいウィングタープ、風を受けやすい大型シェルターなどもペグに強度を要求しますね。そんな場合は高強度のペグを使用する方が安心。テントやタープに付属してくるプラスチックのペグは過信しないことですね。地面の質によってはしっかり刺さらなかったり折れたりしますよ。
その逆に軽さが身上のアルパインテントやコンパクトなツーリングテントではペグも軽さを求めますね。アルミやチタンといった軽い素材を使用したペグも登場しています。軽くて短くても抜けにくい形状が工夫されてますよ。
さらにペグの種類によって使用するペグハンマーも変わりますね。ということで、タイプに合わせてご紹介します。
負荷の大きい大型のテントやタープにオススメなのは高強度のペグですね。負荷が大きいほどその真価を発揮しますよ。また長いペグほど抜けにくいのでテント・タープが大きくなるほど長いペグが必要になります。一般的なファミリードームテントでは30cmクラスを高負荷の場所(ストームガードなど)に、テントフロアの固定に20cmクラスを使用することが多いですね。
高強度のペグといえば、まずは鍛造スチールのペグですね。
鍛造スチールペグの代表格、スノーピークのソリッドステークです。どんな地面でもガンガン打ち込めるとされてます。最高レベルの強度と耐久性を誇るペグの一つですね。重さがあるのは強度と引き換えで仕方ないことでしょう。ブラックの電着塗装は地面に置くと目立ちにくいので、置き忘れ防止に色を塗ったりテープを張ったりロープを結んだりと工夫するといいですね。
お手ごろ価格のアイテムがそろうハイランダーの頑丈ペグです。素材は鋳造ではないようですが、強度のあるスチールですね。ソリッドステークよりちょっと細身な印象でその分強度は劣るかもしれません。
ただ、18cm・29cmという長さ設定にブラック以外のカラーも用意されているのは魅力ですね。ホワイトやアイボリー、レッドと目立ちやすいカラーは置き忘れやつまずくのを防止してくれそうです。また8本セット、4本セットが用意されているのも親切ですね。テントフロアは18cm、張り綱は28cmという組合わせが良さそうです。
蛍光カラーの鍛造スチールペグは目立つので置き忘れも少なくなりますね。20cmで楕円形の断面を持つペグはテントフロアを固定したりツーリングテントに使用するのにオススメ。また蛍光塗装に加えて、鍛造ペグのヘッド部分などに付ける蓄光ステッカーが付属しますよ。4本セットになります。
こちらはステンレス製の頑丈なペグです。ピンペグのような形状ですがプレスして作られたペグは高い強度を誇りますよ。またスチールと違い錆の心配もないので耐久性も高いですね。そして鍛造スチールよりも軽量。無塗装のステンレスペグはきれいですよ。
20cmと30cmが用意されてます。用途に合わせて選んでください。
鍛造スチールなどの頑丈なペグを打ち込むにはハンマーにも強度が必要です。できれば金属製のヘッドのハンマーが似合いますね。
銅製のヘッドが変形することで打ち込む際の当たりがソフトです。またヘッドがペグに張り付くような感触で滑りにくく安全に打ち込めるハンマーですね。またスチール製のヘッドのハンマーとは打ち込む音が違います。打感と同じく音もソフトな感じです。銅のヘッドは交換可能ですよ。
テントファクトリーからも銅製ヘッドのハンマーが。ステンレス製ヘッドに銅製のヘッドを組み合わせてますよ。無塗装のステンレスは塗装落ちや錆の心配もありません。見た目も格好いいですね。そして価格もお手ごろでコストパフォーマンスにも優れてますよ。
軽さを重視したいアルパインテントや比較的風の影響の少ないコンパクトなテントであれば鍛造スチールなどのペグは重さが気になりますね。そこまでの強度も必要としないですし。ということで、アルミやステンレス板、チタンなどのペグもあります。
ステンレス板のVペグです。薄手の板ですがV字に曲げることで強度を確保してますね。またこの形状は抜けにくいともいわれてます。材質自体は硬度の高いものなので簡単には曲がりませんが、限界を超えればもちろん変形しますよ。ただ重ねて小さく収納でき、重量も1本50g程度と軽量です。約19cmの長さでツーリングテントなどに最適ですね。
アルミ合金の中でも強度に優れるジュラルミン製のペグです。形状はY型と呼ばれるもので矢羽のような形になりますね。この形状はさまざまな角度からの入力にも強い特徴があります。そのため薄手のアルミ板でも曲がりにくくできるんですね。また抜けにくいのも特徴です。長さは18cmほど、重量は1本13g程度と軽量ですね。アルパインテントやツーリングテントに適してます。またカラフルなのでよく目立ち失くしにくいのも魅力です。そして価格もお手ごろ。
コールマンからもアルミYペグはリリースされてます。重量も約15gと軽くそして丈夫ですよ。バックパッカーやサイクリストからも支持されてますね。
ジュラルミン製の高強度ペグもあります。鍛造で平打ちして仕上げられているのでアルミとはいえ硬度が高いですね。長さ20cmで直径約6mm、重量は1本17g程度と軽いです。アルミでもしっかり打ち込めるペグですよ。
こちらもアルミ製のスティックペグ。中空ではないので軽くても高強度です。角ばった形状のスティックペグは強く叩いて打ち込むことが出来ますよ。短く細いですが、角ばった形状は抜けにくくなります。1本10g程度と軽く仕上げてますね。こちらは4本セットです。
こちらはチタン製のYペグになります。超軽量のチタンペグは重量を1gでも削りたいアルピニストやバックパッカーに人気ですね。頼りなく感じるほど軽量ですが、強度は高いです。無理をさせなければ問題なく使用できますよ。長さは16cm弱で重量12gとなってます。ただし価格はお高めなのは加工の難しいチタンですから仕方ありませんね。
アルミやチタンのペグには軽量なハンマーやゴムハンマーがオススメです。ペグの変形を防ぎつつしっかり打ち込むことができます。
こちらはステンレス製ヘッドのハンマーです。MSR社のニードルステイクやグランドホグステイクなどアルミ製ペグ用ではありますが、もちろん他社製にも使用できますよ。アルミやステンレス、チタンに。重量は312gと見た目より重いです。
ラバーヘッドのハンマーはスチールペグにも使用できるほどですが、ソフトな打感でアルミやチタンにもオススメです。グリップエンドにはペグ抜き付きで便利ですね。
木槌も十分使用できます。こちらは片側にスチールを貼っているのでよりしっかり打ち込めますね。
最後に砂浜や雪の中で使用するならこういったペグを。
安っぽいプラペグですが、45.5cmと長さも十分ありしっかり固定できます。また樹脂なので万が一風で抜けたときも周囲にダメージを与えにくいですよ。もちろん雪中にも。
38cm、30cmも用意されてます。
ペグやペグハンマーも適材適所ですね。
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