2018年02月28日
米を炊く!ライスクッカーは日本人のマストアイテム?
冬季五輪史上最多のメダル獲得数となりました今回の平昌オリンピック。新たなヒーロー、ヒロインが誕生しましたね。
特に今回は女性アスリートの活躍が注目されてました。その中で金メダルを2つも獲得した高木菜那選手。笑顔がかわいらしい方ながら、芯の強さもお持ちなんですね。オリンピアンとして想像を絶する努力をされてたそうです。で、トレーニング以外に食事制限なども当然行っていたわけで。オリンピック後は白いご飯を食べたい、とおっしゃってましたね。
多くの日本人にとって「白いご飯」はソウルフード、マストアイテム、しばらく食べないと無性に恋しくなる、そんな食べ物です。なので、お米を炊くための道具も多種多様、豊富なんですね。
というわけで、ご飯を炊く、飯ごう・ライスクッカーを色々とご紹介しておきます。

飯ごう、というと「へ」の字型の兵式飯ごうを思い浮かべる人も多いでしょう。あの形が美味しく炊ける秘訣だ、なんて思う人もいる、のかな?それはある意味、外れであり、当たりであり、といえますね。
兵式飯ごうは腰や背嚢にぶら下げて動くときに邪魔にならないようにあの形になったもの。人の腰のカーブや背嚢の丸みにフィットするように、ということですね。また炎の不安定な焚き火で炊く場合、底の面積が狭い飯ごうの方が対流を起こしやすくムラが出来にくい、という意味合いもあるそうです。
逆にガスなどのコンロ、バーナーを使用した際は炊き上がりの良さで兵式飯ごうよりもこういった丸い飯ごうの方が優れてます。丸い火口に対して丸い底の飯ごうの方が均等に熱が当たりますからきれいに対流するわけです。熱源にコンロやバーナーを使用する人にはこういった丸型の飯ごうがオススメです。
なお、中子(中ふた)も付いてます。この中子は計量カップや皿としてのほかに、気圧の低い高地では中子を入れて炊飯することで炊き上がりをふっくらさせる効果も。また炊飯時に蒸し器のようにすればご飯とおかずの同時調理も可能ですよ。意外とマルチに使えるんです。
ロゴスの丸型飯ごうは、直径約15cm、高さ約18cmで最大5合炊きと飯ごうとしては大型サイズ。ファミリーやグループユースにオススメですね。
¥2484(税込)

ご飯を炊くことに特化したユニフレームのfanライスクッカーDX。ただの鍋とは違います。最大で5合の炊飯が可能ですよ。
熱伝導率の高いアルミ製、厚み約2mmと肉厚に仕上げることで熱の周りを均等にしています。薄いとやはり熱ムラができやすいですからね。
ヘリを高くした形状は吹きこぼれを防ぐと共に、ノリのように蓋と本体をくっつけることで圧力の逃げを最小限に抑えますよ。
また蓋を軽くしすぎないことでも適度な圧力を掛けることに貢献させてますね。
実はこの蓋が炊き上がりを教えてくれるアイテムでもあります。蓋がカタカタしてきたら沸騰の合図。ここで火を弱めて水蒸気が出なくなるまで炊けば美味しく出来上がるんですよ。難しいと思われがちなナベ(ライスククッカー)での炊飯もこのクッカーなら簡単ですよ。人気が出るのも納得のアイテムです。
¥5400(税込)

おそらくコールマンジャパン主導で作られたんでしょう、コールマンのアルミライスクッカーです。これ、よくできてますよ。ご飯が大好きな日本人が作りました、という印象です(当たっているかはわかりませんけど)。
アルミは厚みが2.5mmと肉厚。なので熱が均等に周りムラになりにくいです。鍋底にステンレスを貼り付けているのはIH対応ということでなく強火で底を傷めないためのものだそうですね。
このライスクッカーには中蓋が採用され2重蓋となります。これはご飯の旨みを逃さないための工夫ですね。吹きこぼれるとノリ状になる水分、ここには多くの旨みも含まれてます。この吹きこぼれを適度に防ぐための2重蓋なんです。それでも吹きこぼれますが、それは高めに作られたヘリと外蓋の間で留まり、蓋と本体を接着。圧力と旨みを逃さずに炊き上げますよ。
サイズは直径19×高さ18cm、最大3合まで炊くことが出来ます。2~4人程度でジャストサイズといえますね。肉厚のアルミを使用しているため、このサイズにしては重く約920gとなってます。
また付属品も充実してますね。米研ぎに便利なザル、計量カップ、メッシュ収納ケースがセットになりますよ。
¥5227(税込) 12%割引

管理人も使用してますトランギア メスティン。日本では広くライスクッカー、四角い飯ごう的な認知をされてますが。北欧スウェーデン生まれのメスティンは元々はライスクッカーではありませんね。お米文化の国じゃないので地元のお国では湯沸しがメインだそうです。レトルトを湯せんしたりする程度らしいですよ。もったいない気がします。
メスティンはソロユースにぴったりの容量です。1~1.5合くらいの炊飯にジャストですね。あまり厚みのないアルミ製なので強い火力では簡単に焦げてしまいます。逆に熱量のあまり大きくない固形燃料や火当たりの柔らかいアルコールストーブがちょうどよく感じますね。ガスでも中火程度までで使用すれば焦げにくいです。時々火の当たる位置をずらしてあげるとより効果的。
元々がライスクッカーではないので、水量のマーキングなどはありません。その代わりハンドルの取り付け用リベットである程度の分量を推測できますよ。多少慣れは必要ですが、お米1合ならリベットの真ん中くらいの水量でだいたいOKですね。
とはいえ、そもそもがライスクッカーとして生まれていないメスティンをここに入れていいのか、ちょっと迷うところではありますが。
¥1728(税込)
ラージメスティンもありますよ。こちらは3合くらいまで炊くことが出来ます。
¥2700(税込)

メーカーが不思議といってしまう不思議。ユニフレームの不思議なめし袋です。手軽に失敗なくご飯を炊くことができる、とされてます。米を炊くというより茹でる感じだと思ってますが、まずくはありません。普通に食べられるご飯ができますね。
お米(できれば無洗米がオススメです)を1/2~2/3合入れて、付属の竹串で口を閉じたら約20分間沸騰したお湯に浸ける(茹でる)だけ。無洗米でない場合は少し長めに茹でると芯が残りにくいですね。もしくは茹でる前に水に浸しておくのもいいですよ。
不思議なめし袋のメリットはクッカーを汚さないので洗う手間がない、お米を研がないので水の使用量を抑えられる、失敗が少ない、といったところでしょうか。沸かしたお湯は食べ終わった食器洗いにも使えますし、汚いわけじゃないのでそのままスープやお茶に使ってもいいと思いますよ。
ただし袋は使い捨て、20袋入りで
¥1000(税込)

アウトドアではちょっと気を使わないといけない陶器製のキャプテンスタッグ 和膳亭 ご飯鍋。土鍋ご飯が人気ですが、このご飯鍋は土鍋ご飯と同じ。陶器ならではの遠赤外線効果でお米の芯からふっくら炊き上げることができるんです。
またコールマンのライスクッカー同様、中蓋式になっていて適度な圧力をかけてお米の旨みを逃がしません。美味しさはお墨付きですね。
陶器なので電子レンジに入れて温めることも可能。キャンプシーンはもちろんですが、自宅でも使いたくなるご飯鍋です。外蓋にはシャモジを置ける工夫も。こちらは3合炊きで
¥1780(税込) 45%割引
この他に2合炊き、1.5合炊きの2サイズが用意されてます。
和膳亭 ご飯鍋 2合
¥1580(税込) 48%割引
和膳亭 ご飯鍋 1.5合
¥1212(税込) 49%割引
キャンプで使用する人は多分いないと思いますが、炊飯器のハイエンドモデルともいわれるのがこちらの炊飯器。

画期的な蒸気で炊飯する炊飯器、バルミューダ The Gohanです。詳しい構造はメーカーサイトを参照、ということで。100°Cを超えない自然な加熱でお米の表面を傷つけず、香りとうまみを米粒の中に閉じ込めるのが特徴になってます。本当に美味しい、と高く評価されてる炊飯器ですね。炊飯のみで保温機能はありません。炊き上がり後1時間以内に食べきらない場合はおひつへ移し替えるか、冷凍保存が推奨されてますよ。毎日食べるご飯だからこそ、こだわりたい向きには大人気です。
お値段は意外とお安く(でもないけど)
¥44820(税込)
ご飯の国日本、ライスクッカーも多彩に用意されてますね。
フィッシングタックルならこちらにも
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