キャンプ＆フィッシングの付録

以前もちょっとご紹介しましたシマノの新しいベイトリール、ニュースコーピオンＤＣがナチュラムさんに入荷してますね。前モデルから６年ぶりのフルモデルチェンジとなる１７スコーピオンＤＣ。まずは右ハンドルから入荷してますよ。


シマノ(SHIMANO)　１７　スコーピオンＤＣ　１００　右

シマノ(SHIMANO)　１７　スコーピオンＤＣ　１００ＨＧ　右

モデルベースはもちろん１６スコーピオン、だと思っていたのですが、どうも１７スコーピオンＤＣのベースは１４スコーピオンのようです。１６スコーピオンではボディ、スプールがコンパクト化されてます。それに対して１７スコーピンＤＣでは１４スコーピオンと同じボディサイズ、スプールサイズも１４スコーピオンに近いですからね。ギアケースの形状も同じなのでブレーキ、スプール、ハンドルといったパーツ以外はかなり共用されているはずです。

スプールは１４スコーピオンの３４ｍｍ径／２５ｍｍ幅から３４ｍｍ径／２２ｍｍ幅に変更されてますね。ただし、スプールエッジを厚めに仕上げて２２ｍｍ幅にしているのでスプールの実質の外形は同じです。フレームを共用するので内側の狭めたということですね。径／幅の数字上ではメタニウムＤＣと同じですが、スプールは別物です。
１４スコーピオンでは２０ｌｂクラスのナイロンラインが約１００ｍストックできます。１７スコーピオンＤＣではやや糸巻き量を少なくし、１４ｌｂクラスのナイロンラインを１００ｍストックできるスプールとなりましたね。日本のバスフィッシングシーンで需要の高いラインサイズにアジャストしてきてます。ソルトでも使用可能ですが、ニーズが高いのはバスフィッシングですね。

そして搭載されるブレーキはもちろんデジコン、ＤＣブレーキです。１７スコーピオンＤＣのブレーキシステムはメタニウムＤＣと同じＩ－ＤＣ５です。５段階の外部ダイヤルと３モードの内部ダイヤルを組み合わせたブレーキシステムで、調整しやすいのが特徴ですね。
内部の３つのモードは使用するラインの素材で合わせます。Ｎはナイロンライン、Ｆはフロロカーボンライン、ＰＥはもちろんＰＥラインです。使用するラインに合わせてしまえば、この内部ダイヤルを釣行中にいじることはまずありませんね。
外部ダイヤルは使用するルアーの特性に合わせて調整します。もっともブレーキパワーの弱い１は空気抵抗が少なく重めのルアーに。２は１０～２０ｇ程度のルアーに対応し、使用頻度が高いポジションです。３はミノーやクランクなど空気抵抗が大きく空気抵抗の大きめのルアーに対応します。４はノーシンカーやシャッドプラグなどベイトフィネスに近い使い方を可能にします。そしてＡはオートポジション。ダイヤル２～４間でカバーできるポジションで、ここに合わせてしまえばほぼノートラブルでほとんどのルアーに対応してしまいます。飛距離は犠牲になることもありますが、トラブルを気にせずキャストできるのは精神的に楽ですよね。

ＤＣブレーキ、特にこのＩ－ＤＣ５はユーザーフレンドリーな特性となってます。調整も簡単でバックラッシュが激減、キャストで神経を使うことがなくなるので、より釣りに集中できるようにもなりますよ。飛距離が落ちる、という評価もありますが絶対的な飛距離より正確さの方が重要という意見もあります。それにバックラッシュを恐れて加減しながらキャストするのなら、ＤＣブレーキの方が安定した飛距離を出せますし精神的にも楽ですよ。
ベイトリールに慣れている人はもちろんですが、ベイトリールに不慣れな人、初心者の人にもオススメです。エントリーモデルというには価格帯が上がってしまいますが、初めて使用するベイトリールにもオススメしたいですね。キャストに煩わされずに釣りができますよ。

レフトハンドルは４月発売予定、まずは右ハンドルから。
定価￥４０５００（税込）のところ、￥２８３５０（税込）　３０％割引

同じＩ－ＤＣ５を搭載した１５メタニウムＤＣもありますよ。


１５メタニウムＤＣ　右

１５メタニウムＤＣ　左

１５メタニウムＤＣ　ＨＧ　右

１５メタニウムＤＣ　ＨＧ　左

１５メタニウムＤＣ　ＸＧ　右

１５メタニウムＤＣ　ＸＧ　左


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