2014年02月17日
シマノ サハラ登場!新エントリースピニングリール!

注目度は低いかもしれませんが、シマノから新しいエントリーモデルのスピニングリールが登場しています。
価格を抑えたモデルですが、入門用にオススメできますね。新しいシリーズ名の14SAHARA(サハラ)です。水筒じゃありませんよ。

ボディベースには13ナスキーが採用されてますね。スリムフィットボディと呼ばれるコンパクトなボディです。形状が特徴的で、このあたりは好みが分かれるところでしょうが、14ステラに近いコンセプトでリールの重心をリールフット側に集めたボディですね。13ナスキーは管理人も所有してますが、ロッドにセットすると不思議と重さを感じなくなるしキャストの時もブレにくい感じがします。リールフットとスプールの距離が近いので、手の小さな人でもフェザリングしやすいですよ。
ナスキーの兄弟モデルというと以前はエルフというのがありましたが、14サハラは13ナスキーに対してエルフのポジションになるようです。
14サハラ、ボディはナスキーを踏襲しますが、ギアはナスキーのXーSHIPに対して一つ前のスーパーSHIPです。コストダウン?とはいうものの、熟成されたスーパーSHIPはトラブルも少なく巻き上げ効率も悪くはありません。ハイエンドを求めないのなら今でもありだと思います。
13ナスキー、系譜の元祖は04ナビに遡るのか、シマノのリールでは少数派(というか低グレード用?)のS字クランク式ですね。シマノ=クロスギア(ウォームシャフト)と思いがちですが。クランク式は上死点・下死点でのトルク変動(カツン)が気になると言われますが、管理人はあまり気になりません。鈍いからでしょうか?ハンドルも滑らかに回せますし、あまりネガティブは感じないんですけどね。
で、同じボディを採用するサハラもウォームシャフトではなくクランクS字クランク式を採用しているはずです。巻き心地もおそらく、ナスキーに近いものじゃないでしょうか(実物に触ってませんので)。ナスキーではXーSHIPが採用されているので、ギアの口径が大きいのかもしれませんが、使い比べない限り不満は出ないでしょう。コストダウンされてますが、実用性は落としてませんよ。
ハンドルはナスキーのマシンカットアルミハンドルに対して、多分鋳造アルミ製になってるようです。同じ重さならマシンカットの方が強度を出せますが、その分コストもかかります。おそらくエアノスあたりと同じハンドルなんじゃないかと思いますが、ちょっと違う気もする。ナスキーとの重量差を見ると素材はアルミだと思うんですけどね。
ベアリングはナスキーの4から3へ減らされてます。ナスキーはSAーRBですがサハラは普通のベアリングのようです。減らされたベアリングはおそらく右側のメインギア支持のベアリングだと思います。旧アルテグラ系などと同じでしょう。
とはいうものの、リールの善し悪しが出やすいルアーフィッシングで使用するなら、この14サハラくらいがエントリーにオススメですね。サハラが登場したことで、エルフというネーミングは消えてしまうのかな。
先行発売として2500番クラスのボディを持つグレードが登場してます。
シマノ(SHIMANO)14サハラ 2500
定価¥8820(税込)のところ、¥6174(税込) 30%割引
シマノ(SHIMANO)14サハラ 2500S
定価¥8820(税込)のところ、¥6174(税込) 30%割引
シマノ(SHIMANO)14サハラ C3000
定価¥8820(税込)のところ、¥6174(税込) 30%割引
シマノ(SHIMANO)14サハラ C3000HG
定価¥8820(税込)のところ、¥6174(税込) 30%割引
シマノ(SHIMANO)14サハラ C3000SDH
定価¥9450(税込)のところ、¥6610(税込) 30%割引
2014/4/3追記
サイズラインナップが揃いましたね。
シマノ(SHIMANO)14サハラ 1000S
シマノ(SHIMANO)14サハラ 2000
シマノ(SHIMANO)14サハラ 2000HGS
シマノ(SHIMANO)14サハラ 4000HG
シマノ(SHIMANO)14サハラ C5000
価格は消費税が8%になったので、少し値上がりしました。本体価格は変わってないんですけどね。
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Posted by あごひげあざらし at 18:28
│リールの基礎知識