2014年01月21日
オフシーズンに!タックルのメンテナンスを!

今年は例年以上に寒波が元気だそうで、関東地方でも寒い日が続きます。
寒くなると魚よりも釣り人の方が活性が落ちちゃいますね。つい寒さを理由に釣りに行かない、そんな管理人です。
釣りに行く機会が少ないなら、この時期にタックルをしっかりメンテナンスする、というのもいいんじゃないでしょうか。本格的に分解整備するのもいいですし、そこまでしないまでも簡単な手入れで性能が長持ちするようになりますから。
まず、精密機械であるリール。ベアリングなどの回転パーツ、ギア類に油分を与えるだけで回転性能も回復しますし、サビを防止する効果もありますね。


基本的なメンテナンスならこういったセットである程度対応可能ですね。完全に分解してメンテナンスする人には物足りないかもしれませんが、バラさずに注油するならノズル付きのオイル・グリスは便利ですから。
出荷時に使用しているものとほぼ同じだそうなので、特別高性能なオイル類ということではありませんが十分な潤滑性能は持ってますよ。
グリスやオイルは「混ぜない」ことが基本だそうです。同じような用途の油脂でもメーカーや製品によって特性が違う事が有り、混ぜると悪影響が出たり、性能を発揮できない可能性があります。
ダイワのリールならダイワのオイル・グリスを、シマノのリールならシマノのオイル・グリスを、です。
ただし、バラして古い油脂類を脱脂してからメンテナンスするならその限りじゃありません。純正以外の油脂類を試してみるなら、脱脂してから使用しましょう。
パーツの油脂類を脱脂するならパーツクリーナーが使いやすいです。ブレーキクリーナーや車用のパーツクリーナーを使う人もいますけど、製品によってはリールの素材(樹脂や塗装)に影響する可能性もありますから、リール用がとりあえず安心。

480mlと容量も多く、たっぷり使えます。
リールのボディはもちろん、ロッドやタックルボックスなども汚れが溜まります。ロッド表面の汚れは濡れるとラインが滑りにくくなりますし、ガイドも同様です。ライントラブルの元にもなりかねませんからね。

エバーグリーンのクリーナーは環境に優しい食品成分を使用したタイプです。ちょっとコストパフォーマンスの低さが気になりますが(150mlですし)、安心感が高いです。
クリーナーで綺麗にしたあとは、コーティング剤を使用しておくと汚れがつきにくくなります。

フッ素樹脂の泡コーティング剤。ロッドのブランクはもちろん、クーラーボックスやタックルボックスなどの樹脂製品にも使用できます。

ウェアやタックルバッグのファスナーは、潮で錆びたり腐食したりします。それを防止するのがこのボナコート。
錆止め効果と滑りをよくする効果がありますね。また金属の接触面にも使用できるので、フィッシングプライヤーやラインカッターにも使用できますよ。

洗剤などを使用してもなかなか臭いの取れないクーラーボックスやバッカン。このニオイにシュッは光触媒の力で消臭します。スプレーしたあとは天日に当てればかなり臭いが軽減されますよ。便利です。
この他にもメンテナンスしたいアイテムは多数ありますが、今日はこんなところで。
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Posted by あごひげあざらし at 18:59
│リールの基礎知識