2012年11月15日
冬には冬のシュラフが必要!ウィンターシュラフ!

11月も半ば。本日で秋の火災予防週間が終了するので、少し夜が楽になる管理人です。
冬でもキャンプ、もしくは車中泊という人も多くなったようですね。レジャーの幅が広がった、ってことかな。
冬のキャンプ・車中泊は防寒・寒さ対策が必須になりますね。個人的に最も大切だ、と思うのが寝具です。やっぱり寒くて眠れないというのは辛いですから、暖かく眠るためにはウィンターシュラフが欲しいですよね。さらにシュラフマットも厚みのある断熱性の高いものを使いたいところです。
で、冬キャンプ・車中泊にオススメなウィンターシュラフをご紹介しておきます。
ギアのコンパクト化をしたい、という人にはコンパクトに収納可能なダウンシュラフがオススメになりますね。圧縮することでコンパクトになるし、重量も化繊中綿を使用したシュラフより軽くなりますからね。

ナチュラムさん別注のナンガ センターZIPバッグです。ダウンのシュラフとしては珍しいセンターファスナーのマミーシュラフですね。このシリーズ、ナンガさんのサイトには掲載されてませんから、多分ナチュラムさんでしか購入できないモデルなんでしょう。
ダウンの封入量の異なる3シーズンモデル、ウィンターモデルもほかにありますが、この1000STDは高品質ダウンを大盛り1kgも封入した最も耐寒性の高いモデルになります。氷点下2桁に落ちるところでも使用可能な保温性を持ってますよ。
このセンタージップシリーズは、どちらかというとゆったりした作りが特徴です。タイトな作りの方が保温性能という点では優れますが、シュラフに不慣れな人だと窮屈に感じたり圧迫感を感じたりするようです。
センターZIPシリーズは足元などに余裕のある作りで圧迫感を減らす方向に設計されてます。その分保温性能ではロスが出ますが、寝やすさというアドバンテージを持ってますね。
ボックス構造を採用し、縫い目からのヒートロスを抑えた本格的ダウンシュラフとしては比較的リーズナブルな価格設定ですが機能は落としてませんね。
センターで開閉できる上に、足元だけを開けるということもできるので、車中泊で座った状態でも使用可能です。中心で開くことができるのでブランケットのように使うこともでき、使い回しも利きますね。
ダウンシュラフは、背中側が体重で押しつぶされるので背中が寒いと感じることがあります。ダウンシュラフには保温性能の高いシュラフマットを組み合わせてくださいね。
¥22800

ダウンの量が600gとなるモデルがこちら。同じくセンターファスナーです。
こちらは平地であれば冬でもいけるかな。氷点下に落ちるかどうかくらいの温度であれば問題なく使用できるウィンターモデルです。高地や寒冷地であれば3シーズンモデルと考えるのがベストでしょう。
¥20800

イスカのマミーシュラフは、上のセンターZIPよりも作りがタイトになります。それだけ保温性能、特に足元の保温性が高いモデルです。
ダウンプラス デナリは冬山に対応できる高い保温性を誇ります。イスカのウィンターシュラフとしては、最上位のダウンプラス スーパーデナリに次ぐ上位モデルで、マイナス10~15度でも使用可能です。寒さに強い人なら20度以下でも耐えられるでしょう。
ダウンを900g封入し、温まった空気が逃げやすい襟周り・縫い目もヒートロス対策をバッチリ施してありますよ。
ファスナーは右サイドに。ファスナー部は熱が逃げやすいポイントですが、サイドに配置することで体幹の温度を下げないように配慮しています。出入りや開閉は慣れが必要になりますね。特に左利きの人には使いにくいかもしれません。これもやっぱり慣れかな。それよりも暖かいことのほうが大切だったりしますからね。
定価¥34650のところ、¥31185 10%割引

ダウンのウィンターモデルとしては比較的リーズナブルなロゴスのダウンアリーバ-15。ネーミングのマイナス15は使用下限温度とされますが、寒さの感じ方には個人差があります。管理人的には氷点下2桁あこれじゃ厳しいかな、と。マイナス5~7くらいまででいっぱいいっぱいです(寒がりですし)。
とはいえ、平野部での冬キャンプ・車中泊なら十分な性能でしょう。足元の圧迫感が少ない形状で、足元、特にアキレス腱が楽なんですよね。
ダウンの量は表記されてませんが、約800g程度らしいです。
定価¥22000のところ、¥19799 10%割引
収納サイズにこだわらないのであれば、化繊中綿のシュラフがリーズナブルです。保温性の高いものはどうしても収納が大きくなりますが。化繊中綿のモデルは、背中が冷たくなりにくいですね。ダウンほどロフトを失わないからでしょう。

イスカの化繊中綿を使用したセンターファスナーモデルです。シリーズ最強の中綿1500gと大盛り。
ヒートロスの少ないドラフトチューブ・ボックス構造など作りがいいですね。センターファスナーなので椅子に座った状態でも使用可能。足元は暖かい上に汚れに強く、強度のあるクロスを使用してます。防災備蓄用品として保管するのもいいでしょう。
収納サイズの大きさは仕方ありませんし、重量もダウンに比べると重くなります。とはいえ、比較的リーズナブルに購入できるし、氷点下に下がる場所でも暖かく寝ることができるシュラフです。
定価¥15750のところ、¥14175 10%割引

初期のタスマンよりは小さくなったのでコンパクトと名乗りますが、化繊ウィンターシュラフの中で特別コンパクトというわけじゃありませんね。
とはいえ、上半身にゆとりを持たせた形状はシュラフに不慣れな人でもゆったり眠れるのが魅力です。圧迫感をうまく解消してます。首や肩周りにはチューブを配置してヒートロスにも対処してますね。
使用下限温度がマイナス18度となってますが、やはりこれも個人差で、マイナス10度前後を目安にするのがおすすめです。それ以上であればダウンジャケットなどを着たまま寝るといいと思います。
ウルトラマンを連想するカラーは個人的には好きなんですが、好みは分かれるかも。この価格でこれだけの性能なら価値は高いです。ファスナーはサイドにあります。
定価¥10815のところ、¥9780 9%割引

ドイターの人気商品、スターゲイザーです。こちらはその名前の通り、天体観測での使用も視野に入れてますね。そのため、椅子に座った状態でも使用できるようセンターファスナー、上下スライダーです。足元だけを開けて靴を履いたままでも使用可能です。
ドイツの製品だからか、ちょっとゆったりした作りになってますね。これも動きやすさを考えてかもしれません。
氷点下に落ちるくらいまでなら問題なく使用できるレベルの保温性を持ってます。
¥11550

コストパフォーマンスに優れるロゴスの化繊中綿モデル。やはり足元がゆったりした形状ですね。
カタログの氷点下15度まで耐えるには衣類もしっかり防寒するのが前提ですが、0度くらいであればかなり快適に使用できますね。それ以上となればフリースやダウンベストなどで保温したほうが安心です。またシュラフカバーやインナーシュラフを併用することでも保温性をアップさせられますよ。
自宅で丸洗い可能なメンテナンス性の高いモデル、いつでも清潔に使用したい人に人気ですね。
定価¥7700のところ、¥6929 10%割引
管理人としては、スペックは高い方がオススメですね。真冬であればシュラフが暑くて眠れないという状況はまずありません。寒くて眠れないより多少オーバースペックなシュラフのほうが安心できますから。
マミーシュラフはこちらにも
封筒型シュラフはこちらに
シュラフマットはこちらから
キャンプ用品ならこちらにも
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Posted by あごひげあざらし at 17:45
│キャンプ
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