2012年03月16日
ニューアンタレス入荷しましたよ!

今年、ついにフルモデルチェンジを果たしたシマノベイトリールの最高峰、12アンタレス。ナチュラムさんに入荷しました!

なんと14年ぶりのフルモデルチェンジ。初代のアンタレスが登場してからそんなに経ったんですね。初期モデルが登場した時はあのボディの輝きとメチャクチャよく回るスプールに感動すると共に、あんまりよく回るんで、ブレーキを強めにセッティングしてたのを思い出します。そして、資金難で手放したことは情けない思い出ですね。。。。。。
それはさておき。3月リリースは右ハンドルモデルのみ。4月からレフトハンドルもリリースされます。
見た目は、一見するとあまり変わってないような印象ですが、よく見れば全くの別物に仕上がっているのがわかりますね。ギアケースの張り出しは大きくなっているし、ちょっと前傾したように(?)見えるのはスプールとラインワインダーの位置関係を見直したからでしょうか。
話題なのが新しいブレーキシステム、SVS∞(インフィニティ)ですね。スプールは初代アンタレス同様、マグネシウム製の超軽量スプールとなってますが、スプールに搭載されているブレーキは新構造となってます。
このシステム、シマノのサイトなどで見るといまいち理解できない管理人ですが、なんとなく昔某社で採用していたフライングアームブレーキに似てる?もちろん違いはあるんですが、遠心力でアームが開くという辺りに共通点が見られる気がしますね。
この新しいSVSインフィ二ティ、外ダイヤルでのブレーキ調整が可能になりました。既に他社では遠心ブレーキの外ダイヤル調整は登場しているので目新しくはありませんが、使いやすさは抜群です。サイドプレートを開ける必要がないのは、まめなブレーキ調整も苦になりませんからね。リグ交換・ルアーチェンジの際に最適なブレーキをチョイスできます。
簡単になってきたとはいえ、サイドプレートを開いてブレーキを調整するのはやっぱり面倒。管理人はルアーチェンジをしてもブレーキはいじらず、サミングとキャスコンの微調整だけで済ませてしまいますからね。本来ならブレーキを調整したほうが安全なのは重々承知してますが。。。。。
そんな無精な管理人は、外ダイヤル調整大歓迎です。
また、単純に外ダイヤル調整になっただけなく、ほぼ無段階ともいえるほど細かい微調整が可能になったのも朗報でしょう。特にハイレベルなアングラーさんほど、歓迎していると思います。ルアーの飛距離を最大限に引き出すことが可能になりますからね。
ダイヤルの位置はボディ下部に。パーミングしたまま指先で調整可能です。使いやすいかどうかは使ってないのでわかりませんが、サイドプレートにダイヤルがないのはスッキリしていて格好いいですね。このデザインはシマノらしいな、と思うのは管理人だけ?
変更されたのはブレーキだけじゃありません。ピニオンギアの両端をベアリングで支持する「X-SHIP」が採用されてます。ピニオンのブレがなく、安定した巻き上げが可能になってます。特に強い負荷がかかったシーンでこの効果を感じるでしょう。ボディ全体の強度アップと合わせて、巻きのフィーリングがほとんど変化しないようになってます。
余計なブレがないので、感度も高まりますね。リトリーブ中のわずかな変化も伝わりますよ。
ニューアンタレスに採用されるギアも独特ですね。非常に細かなピッチを持つマイクロモジュールギアというのが使用されます。ギアが細かくなれば、ギア感を感じさることがなく滑らかな巻き心地になりますね。
ただしギアピッチを細かくするということは、高い強度の素材を使用しないとギアの欠けや摩耗が起こります。また精度の高さも要求されますね。もちろんハイエンドベイトのアンタレスでは、その辺はキッチリと仕上げていることでしょう。
ボディフレームやスプールにはマグネシウム、ハンドルやノブも肉抜きによって軽量化されてます。軽さを追求したモデルではないものの、225gと軽くなりました。アンタレスARに比べ15gの軽量化ですね。
まだリリース直後ということで割引率も大きくはありませんが、待ってたよ!という人にはそれは関係ない?
あっ、もちろんこの12アンタレス、淡水専用となってますのでソルトでの使用は保証外になってます。
右ハンドルのノーマルギア比5.6:1のモデルは
定価57750のところ、¥46200 20%割引

こちらはハイギア7.4:1を搭載したHG。
定価¥57750のところ、¥46200 20%割引
旧モデルとなってしまったアンタレスもまだ併売中です。ARとDCシリーズですね。
シマノ(SHIMANO)アンタレスDC7LV(右)
シマノ(SHIMANO)アンタレスDC7LV(左)
シマノ(SHIMANO)アンタレスDC7 左
シマノ(SHIMANO)アンタレスDC 左
シマノ(SHIMANO)アンタレスDC7 右
シマノ(SHIMANO)アンタレスDC 右
シマノ(SHIMANO)アンタレスAR
シマノ(SHIMANO)アンタレスAR レフトハンドル


Posted by あごひげあざらし at 12:18
│リールの基礎知識
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