2012年01月11日
スノーピークのニューモデル!大人キャンプのススメ!

2012年モデルとしてスノーピークからニューモデルが登場してますが、今年の傾向としては脱ファミリー、という感じでしょうか。
子供たちも大きくなって、夫婦だけでキャンプを楽しむ、そんなニーズに合わせたモデルが登場してるんですよね。
居住スペースは大人2人でジャストサイズ、キャンプに慣れ親しんだ人が満足できる機能性を持った高品質なテントが登場してます。

かつて評価の高かったテント、エルフィールドがスペックアップして復活してます。PROの名を冠した高機能モデル、エルフィールドデュオ Proです。
インナーテントは2本のクロスポールと1本のサイドポールで自立します。クロスポールは2箇所のクロスポイントを持っているため、耐風性が高いだけじゃなく頭上スペースの余裕も持たせることができます。このため、圧迫感も少なくスペック以上に広く感じるはずです。
一見複雑そうなフレーム構造ですが、立ち上げは思った以上に簡単ですね。ルーフにあるスリーブにポールを通したら、あとはフックに引っ掛けていくだけ。吊り下げ式と中通し式を組み合わせたタイプです。
中通し式は、フライシートとインナーの隙間がしっかりとれていないと雨漏りする場合もありますが、エルフィールドデュオはその点はしっかりできてます。サイドポールも加わることでしっかり高さを稼いでますね。
中通しをしてしまえば、あとは所定の位置のフックをポールに掛けていくだけ。フック式は取り付けが簡単なのが特徴ですから。強風を受けた場合、フックポイントに強く力がかかるため、ポール破損しやすいともいわれますが、エルフィールドDUOの場合はサイドポールを加えたことで風に強くなってますから安心ですよ。
このテントは外観が特徴的。ポール形状を活かした前室ですね。テントの全面全体が前室になるのではなく、幅の約半分、ドア部分に前室が装備されます。幅は狭くなりますが、見た目のインパクトは大きいですね。正直なところ、幅奥行共に1m程度の前室のため、リビングのようには使えません。靴やギアの置き場として使用するのがちょうどいいでしょうね。
インナーテントには前後のドアに加え、サイドにも小さなドア(窓?)が装備されます。荷物の出し入れなどはサイドの小さなドアから行うことも可能で、その点ではかなり便利。またメッシュパネルも装備され、換気性能も優れてますね。前室の2箇所のベンチレーター、両サイドにもそれぞれ1つのベンチレーター。メッシュパネルの開閉とベンチレーターの開閉を組み合わせることで様々な対処ができますね。
インナーテントサイズが225cm×125cmあるため、大人2人でも十分使用できますよ。
¥59800
スノーピークの定番シリーズ、ランドブリーズからも3タイプの2人用テントが登場しましたね。まずは、広めの前室を持ったこちら。

こちらは実質、ランドブリーズHD2.5のマイナーチェンジモデルにあたるランドブリーズPro2.5です。
インナーテントのフレームワークなどはHDと共通で、インナーテントの材質やフライシートの構造が変更されてます。PROシリーズは遮光性・撥水性の高いフラシートとなります。
インナーテントの広さは幅220cm×奥行180cmと大人2人で余裕で使用できるサイズです。多少のラゲッジスペースも生まれますね。3本のポールを組み合わせたフレームワークによって、頭上が広々しているのが特徴です。圧迫感の少ない室内ですね
コンパクトテントの宿命、熱や湿気がこもりやすいという点には、ベンチレーターやメッシュパネルで上手に対処してます。フロントの大きなドアのメッシュパネルに加え、後方にも少し小さめのドアがありそちらにもメッシュが。さらにルーフにもメッシュパネルを装備しているため、換気性能は上々です。
ベンチレーターは前室側に大きめのものを、後室側にも少し小さなものが装着されてます。開閉することで結露防止にもなりますね。
ランドブリーズシリーズは、ソロモデルに代表されるように軽量コンパクトというのも特徴の一つ。このサイズのテントとしては十分軽量と言えるランドブリースPRO2.5は、重量約4.6kgに収まります。収納サイズも56×20×14cmです。
ちなみに現在ナチュラムさんのサイトでは、7.6kg・62×27×27cmとなってますね。これは間違いです。
前室は従来モデルよりもアレンジが多彩になってます。前室のサイドパネルを巻き上げることも可能になってますね。天候や条件に合わせてテントの快適性をアップできるのは魅力です。リビングとして使うには狭い空間ですが、このくらいの広さがあれば雨に振り込められてもストレスは少ないでしょう。
¥49800

ランドブリーズソロとは違うフレーム構造を持った2人用モデルがこのランドブリーズDUOです。前室などはないものの、大人2人が十分横になれるインナーテントを持ってます。
フレームにはY字ポールを使用し、軽量・コンパクトにまとめてますね。インナーテントの幅・奥行は十分ありますが、フレーム構造上頭上スペースはミニマムになります。ちょっと圧迫感があるかもしれません。
とはいえ、その分軽量ですからね、ニーズに合わせて使用すれば不満は出ないでしょう。
インナーにはフロントドアにメッシュパネルと、両サイドにもメッシュパネルを装備します。前室のベンチレーターと併用することで換気性能は十分確保されてますね。サイドパネルはかなり魅力ですよ。特に暑いシーズンでは重宝するでしょう。
前室・後室は共にミニマムなので、別途タープが欲しいところ。スペース的にはシューズスペース程度になりますからね。
少しなりとも使える前室が欲しい向きには、ラージフライモデルの方をおすすめします。こちらのモデルは軽さや小ささを優先する方向けですね。ソロユースでも使用できるモデルでもありますし、オプションのグランドシートを使用すればフライシートだけでも自立可能ですよ。
¥39800

こちらはランドブリーズDUO ラージフライ。ランドブリーズDUOに前室付きのフライシートの組み合わせです。
奥行約85cmの前室が付くだけで、ギアの収納スペースにも困らなくなりますね。
¥49800
旧モデルになりますが、ランドブリーズHD2.5もまだ購入可能なようです。

¥42800
大人キャンプにはこんなテントが似合うんでしょうね。
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Posted by あごひげあざらし at 14:39
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